職場の雰囲気が悪いと「今すぐ辞めたい。マジで苦痛です」となることが多いです。
職場の雰囲気が暗くなる原因は「無能な上司の責任が大きい」です。無能ゆえに職場の雰囲気が悪くても何もしません。なぜなら無能だから。
職場の雰囲気が悪いと仕事をしていても楽しくないですよね。軽くチョコでも食べながら雑談して、同僚たちと「HAHAHA!!よく言うZE!!」と笑い合うことも大切です。
特に「周りの雰囲気に流されやすい人」は雰囲気が悪い職場で仕事をしていると「このギスギスした感じが嫌なんだよなぁ。空気感が張り付めてて・・・はぁ胃が痛くなってきた、辞めたい」と感じるのではないでしょうか。
辞めたいと頻繁に感じるようになり、「転職サイトで良いところあるかな」と真剣に検索するようになったら「けっこう重症」なので、何らかの対処をする必要があります。
当然ながら「You!直ぐ辞めちゃいなよ!そんな職場!」という無責任な話をこの記事では書いていません。辞める前に「しっかり対処することは可能」です。
職場の雰囲気が悪いときの対処法です。
職場の雰囲気を悪くしている原因をハッキリさせる
まず現在職場の雰囲気が悪いと感じている人は「原因をハッキリさせる」のが極めて重要です。
「何となく職場の雰囲気が悪いなぁ、そんな気がするんだよねたぶんだけど」ではダメです。何事にも「原因」があります。職場の雰囲気が悪くなっている原因を突き止めないと、改善しようがありません。
ただ職場の雰囲気が悪い時は「大体相場は決まっている」ものです。
それは「無能な上司が1枚噛んでいる」場合がほとんどです。現在「職場の雰囲気が悪い」と感じているのは自分1人だけではないですよね。恐らく他の人も何となく「雰囲気が悪い」と感じているのではないでしょうか。
そんなときに無能な上司が職場にいると「何にもしない」ので、職場の雰囲気は一向に改善されません。
空気が悪い職場にいると、徐々に「精神的にやられて」いきます。
例えば同僚同士が「エグイぐらい仲が悪い」場合。お互いにいがみ合っていて、何かあるとAさんが「Bさんってさぁ、いつも仕事してないよね。お地蔵さんって感じ。ププ」と言い、Bさんも「Aさんってさぁ、ちょっとズレてない?性格も顔も。ププ」と陰でバチバチでやり合っています。
こういうときは、上司が「表面に出てこないような感じで」対処する必要があります。悪い空気は地下の奥深くに埋めておくことで、地上の空気は何とか綺麗に保たれます。
あるいは「無能な上司が職場の雰囲気を悪くしている直接的な原因」となっている場合も多いです。
例えば自分と上司の相性が悪いときは最悪です。
事あるごとに上司から目を付けられて「キミさぁ、ちょっと社会人としての常識が欠けてるんじゃない?」などと常識が欠けている上司に言われると、それは職場の雰囲気が悪いと感じるのも当たり前です。
このように「職場の雰囲気が悪いことに直接自分が関わっているとき」が一番辛いですよね。
そんなときはついつい「はぁ辞めたい」と考えてしまいがちですが、直ぐに仕事を辞めると「辞め癖」が付くので、辞める前に前向きな行動を取ったほうが良いです。
職場の雰囲気が悪い時の改善法
職場の雰囲気が悪い時は「基本的には上司が対応しなければいけない」ことですが、無能な上司を頼りにするのは「台風のときに100均の小さな傘で外に出るようなもの」です。
自分自身でしっかりと改善する必要があります。
- 愚痴を言い合える同志を探す
- 出世をして自分が職場の空気を変える
- 社内で異動ができないか確認(相手も含めて)
- 辞める(戦略的撤退)
対処法は上記の4つです。一つずつ見ていきましょう。
愚痴を言い合える同志を探す
まずは職場で「同じような愚痴を言える仲間を見つける」ようにします。1人で問題を抱えるのはおすすめしません。確実に疲れます。
職場で「アイツマジで腹立つわ!息臭いし」「分かるわー、ボケッと立ってるだけで何も仕事せぇへんよな!」とお互いに愚痴を言い合える人がいるだけで随分変わってきます。
職場で孤立すると本当にシンドイです。孤立無援の状態でずっと働き続けるのはさすがに辛すぎます。
職場以外で愚痴を言うのも良いのですが、やはり職場で見つけたほうが「温度感」が違ってきます。職場以外の人に「〇〇さんっていう人がいて・・・」と言うのと「あの禿げが・・・」と言うことで伝わるのとでは全く「分かり合ってる感」が違います。
「職場の雰囲気の悪い空気感を共有してくれる人」がいるだけで、心持がだいぶラクになります。
出世をして自分が職場の空気を変える
一番前向きなのが、この「自分が出世して職場の雰囲気変えたる!」という改善法です。
「職場の雰囲気が悪いなぁ、やだなぁ、怖いなぁ」と感じている人は「普通の平社員」の場合が多いです。自分に職場の雰囲気を変えられるだけの権限がない状態です。
もし自分が職場のリーダーで職場の雰囲気が悪いと感じたら「いや、お前が変えろよ。それも仕事やで」となるだけです。
実際に小さなグループや部署の上司が変わるだけでも随分、職場の雰囲気は良くなります。
例えば現在「職場の雰囲気が悪すぎてやってられん!」と感じている人は、「自分が出世したときの反面教師」として現状を観察するようにしましょう。そして自分が出世したときには「こういう雰囲気の職場にはしないぞ!」と考えるのが一番正攻法の対処法です。
そのため「職場の雰囲気を変えることができるぐらい出世する」ように頑張ることです。逆パワハラとか怖いし、管理職になっても良いことないし・・・と後ろ向きなことを考えているヒマはありません。
職場の雰囲気が悪いと「仕事の成果も悪い」ことが多いので、「この状況は逆にチャンス」と考えることもできます。自分が出世して職場の雰囲気を良くすることで、仕事も上手く回る可能性が高いです。
少なくとも職場の雰囲気が良くなることで「離職率が下がる」ので、管理職としての評価を高めることもできます。
社内で異動ができないか確認(相手も含めて)
職場の雰囲気が悪いと感じている人のなかには「もう無理。辞めたい」という人もいますよね。
そんな人は「よしじゃあ辞めるわ、お疲れ」と直ぐに退職願を出すのではなく、まずは「社内で異動できないか」確認してみましょう。
自分が異動できるかどうかだけでなく、「職場の雰囲気を悪くしているやつ」を異動できないかどうかも確認するようにしてください。心の底から、「この会社は辞めたくないのですが、〇〇さんが本当に無理なんです。他にも被害に遭っている人は大勢いると思いますよ」と言えば、大概は対処してくれます。
また細かなことですが、雰囲気を悪くしている人と「同じ部屋で席が近くて嫌」という場合だと「どうしても席を変えてほしい」と頼んでみるのもありです。
とにかく「物理的に離れるようにする」のが重要です。
部署などが異動できなくても「席が変わるだけでストレスが解消される」こともあります。今までは「常に視界に薄っすら嫌いな奴が入っている状態」だったのが、物陰に隠れて視界に入らなくなるだけでも随分変わります。
会社を辞めるのは体力が必要なので、まずは会社内で出来ることを一つずつしていきましょう。
辞める(戦略的撤退)
「どうしても無理!」という場合もあります。職場の雰囲気が悪すぎて「会社に行くのめっちゃ嫌やわ・・・」となったときは「戦略的撤退(辞める)」も極めて重要です。
究極的なことを言えば「仕事なんていくらでもある」わけなので、会社に行くのが嫌で身体の調子も悪くなってきたらもう会社に行く意味がありません。
また辞めるときは「後ろ向き」に考えるのではなく「これは次に立て直すための一時徹底だ」と前向きに考えるほうが自分の為になります。
職場が変われば180度自分の気持ちが変わることもあります。
「辞める!」と決意をしたのであれば、自分自身でその決断を尊重してまた新たな職場で頑張れば良いだけのことです。変に卑屈になったり、自分自身を攻める必要もありません。