「今の仕事は時間の無駄」。まるで自分の成長につながっていない。上司もクソやし。
時間の無駄と思いながら仕事をしていると、「地獄のように時間が長く感じ」ますよね。時計の針が全然進みません。自分の人生を無駄にしてるんじゃないか?早く仕事を辞めたいと感じている時の対処法です。
仕事辞めたいとずっと考えながら働くのは「時間の無駄」
仕事を辞めたいと、「たまに」考えるのは誰でもありますよね。日曜日の夕方になってサザエさんを見ていると「明日は仕事に行きたくないなぁ。そういやこの気持ちは小学校からあんま変わらんな」と感じます。
しかし、毎日、いや毎分のように「自分の仕事は時間の無駄。本当に辞めたい。あぁ神様!」とお祈りをしてたら、重症です。
結構限界に近付いている精神状態かもしれません。
そして仕事中もずっと、何の仕事をしていても「こんなの時間の無駄だ。はぁ何も意味がない、諸行無常だよ」と感じていたら、「その思いは本物」です。
さらに「時間の無駄だ…」と嫌々仕事をしていると、「本当に時間の無駄」と感じます。
「病は気から」という言葉がありますが、まさに「時間の無駄と思っているから時間の無駄になる」わけです。
このような精神状態だと、当然ながら「早く仕事を辞めたい」という結論になりますよね。
しかし、「スパッと仕事を辞める」ことができないのも会社員の辛さです。そんなに甘くありません。
時間の無駄と感じながらも仕事は辞めれない
現在、「時間の無駄だなぁ、はぁ」とため息をつきながらも仕事をしている人でも、「辞めたいけど辞められない」と考えているのはないでしょうか。
そんな簡単に「スパッと辞められない」のが仕事ですよね。
YouTubeなどでは、有名人が「仕事なんてすぐに辞めたらいい!」と簡単に言いますが、それは「あんたは金持ちやからや」となります。誰だってお金があれば、すぐに辞めてYouTubeで「嫌々働くのって本当に人生を無駄にしてますよ、知ってます?人生って一度切りなんですよ」としたり顔で言います。
「時間の無駄だから辞めよう」と思っていても、いざ仕事を辞めようと真剣に考えると「今後の生活やキャリア」が気になります。「せっかくこの会社に入ったし、どうせ辞めたところで今より良い会社に入れるか分からないし・・・」といった感じです。
転職したところで、「次の会社入ると一年生からなので、給料面や待遇面も下がることが多い」です。
そのため、「前の会社のほうが良かったかも・・・。これは失敗だね」となることもあります。
さらに辞めようと思っても、「上司に何となく言いづらい」こともあるのではないでしょうか。普通ならスパッと「あ、ぼく明日辞めますんで。有給の処理もしっかりしといてや!」と退職届を出せば終わります。
しかし「なんか言いづらい」のです。
職場の人間関係もありますし、上司に辞めたいと言ったのに強引に引き止められるかもしれません。
ただいつまでも、「この働いている時間は、自分にとって何の意味もなさない」ともやもやしながら働いているときは、「早めの対処」が必要になります。
「時間の無駄すぎる…」仕事辞めたい時の対処法
「時間の無駄だから仕事を辞めたい」という時の対処法は次の5つです。上から順番に対処する流れとなっています。
- 今の仕事に先があるか考える
- 辞めても次の仕事は見つかるか
- 次の仕事の候補と今の仕事を比較
- 辞めたことを後悔しない(辞めた場合)
- どうせ働くなら好きになる(続ける場合)
①今の仕事に先があるか考える
仕事が時間の無駄で早く辞めたいと考えている人は、いったん立ち止まって「この仕事を続けて先はあるのか?」を冷静に分析しましょう。
例えば、あと10年、20年仕事を続けて「出世はできるか」「給料は増えるか」「待遇は良くなるか」というのをじっくりと考えましょう。
仕事を続けるときに、「将来への希望」は重要ですよね。
お先真っ黒な状態で、モチベーション高く働き続けることはできません。
やっぱり将来の自分を想像したときに、「今より出世もしていて、給料もUP。そして待遇も良くなっているかも」と思えたら、自然とやる気は出てきますよね。
「今の仕事は時間の無駄」と思っている人も、まずは冷静に「本当に時間の無駄かどうか」を分析するようにしましょう。
②辞めて次の仕事は見つかるか
次はかなり現実的です。今の仕事を辞めたいと思っていても、「次の仕事が見つかるか」は分かりません。例えば年齢的に「転職が厳しい」場合もありますよね。
年齢が上がってきて、希望の仕事が見つからない場合もあります。
また若い人のなかには、「資格や経験がないから次の仕事が見つからない」可能性もあります。
「こんな仕事は私にとって時間の無駄以外の何ものでもない。アディオス!」と直ぐに辞めてしまうと、「なかなか次の仕事が見つからない、アディオスしなきゃよかった」となりかねません。
そのため辞める時は「転職市場での自分の価値」を前もって知っておく必要があります。
自分の「客観的な価値」を知ってから、現実的に転職活動をするか、現在の仕事を頑張るか決める必要があります。
③次の仕事の候補と今の仕事を比較
次の仕事が見つかった場合、「今の仕事」と徹底的に比較をしましょう。チェックポイントは次の通りです。
- 自分のやりたい仕事か
- 給料面
- 待遇面(手当・残業等)
最低限、上記の3つはしっかりとチェックしましょう。現在の仕事が「時間の無駄」と感じている場合は「やりがいがない」のではないでしょうか。
そのため、次の仕事では「やりがいを重視」して選んでいる可能性が高いです。
しかし、「給料面」や「待遇面(手当・残業のありなし)」も非常に重要です。いくらやりがいがあっても「毎日3時間の残業がある」場合もありますし、給料が鬼のように安い場合もあります。
今は「とにかくつまらない仕事を辞めたい!」と感じているかもしれませんが、やはり給料や待遇も重要です。
「どの程度までなら妥協できるか」を徹底的に検証しましょう。
④辞めたことを後悔しない【辞めた場合】
今の仕事が「本当に心の底から時間の無駄」と真剣に思っている人は、「できるだけ早く辞めたほうが良い」です。
そんな人は、恐らく「今の仕事を辞めることになる」と思うのですが、そのときは「強い意志」を持ちましょう。
もし次の仕事でも、「あれ?自分の想像と違うんですけど・・・おかしいなぁあはは」となったときでも「はぁ、前の仕事って今から思えばそこまで悪くなかったかも」と後悔するのはNGです。
このような恋愛でいうところの「前付き合っていた彼女・彼氏のほうが良かったかも理論」は何も良いことがありません。
こういった思考は「常に過去と比べてしまって、無駄にネガティブになる」ので、「辞めたことを後悔しない」のは重要です。
「あんなつまらない仕事を辞めた判断は正しかった。俺という人材を無駄にしやがって!」と思えるぐらい、次の転職先では「無理やりにでも」仕事を充実させるようにしましょう。
⑤どうせ働くなら好きになる【続ける場合】
仕事を辞めたいと思っていても、なかなか簡単にはいきません。結局、時間の無駄だ、仕事があほらしいと文句を言いながらも続ける人も多いのではないでしょうか。
やっぱり仕事とは、なんだかんだ文句を言いながらも続けていくものですよね。
そしてどうせ続けることになるなら、「時間の無駄だと思わずに『いまの仕事を好きになったほうが良い』」です。合理的に考えると。
いやだなー、無駄だなー、怖いなーと思いながら仕事をしていると、どんな仕事をしていても「辞めたい」と思うようになります。
仕事が時間の無駄だと思うのも、気持ちの部分が大きいです。昔からよく言われていますが、「どんな仕事も一緒」なのです。
仕事を辞めずに頑張ろうと考えている人は、「どうしたら時間の無駄にならないか?仕事を面白くできるか?」というのを考えながら仕事をしたほうがポジティブですよね。
大体、どの仕事をしても上手く行ってないときは「こんなの時間の無駄だよ」と感じます。そのため、辞めないと決めたんだったらできるだけ楽しく働いたほうが自分にとってプラスに働きますよね。
まとめ
「はぁこんな仕事、ぼくにとっては時間の無駄だよ」と思いながら働いている人は多いです。そんな人は、「辞めたいな、この仕事。本当につまらないし」と呪文のように唱えながら仕事をしています。
ただ辞めるにしても、「最低でも次の仕事先を見つけた上で」辞めたほうが良いですよね。そして辞めた後は、後ろを振り向くことなく次の仕事にベストを尽くす。
仮に今の時間の無駄と感じる仕事を続けることになったとしても、なるべく「どうやったらこの時間を楽しく過ごせるか」を考えながら働いたほうが、良いです。
今の仕事を辞めるにしても、辞めなかったにしてもどうせ働くことになるので、自分をだましだましでもポジティブに仕事をするほうが良いと思っています。
【仕事を辞める前に忘れずにやっておきたいことは▼】
【職場で孤立すると仕事を続けるのは厳しくなりますよね▼】