部下から逆パワハラを受けた時の対処法3つ「オドオドしない」「嫌味をユーモアで返す」「気にしない」

上司が部下に逆パワハラされ仕事を辞めたいと感じるケースがある


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会社という組織にいると、いろいろな人が在籍していることが分かります。信頼できる上司や出世争いをしている同僚、または仕事がやりやすい部下など様々な人がいます。そして中には全く気が合わない人や、生理的に受け付けない人もいるでしょう。こういう人が自分の上司である場合は比較的多いです。そういった場合は、同僚同士で上司の悪口を肴に酒を飲んだりすことでストレス発散できます。まあ、仕方ないか、、、と半ば諦めることも出来ます。

しかし、逆の場合はどうでしょう。上司が部下に対して「逆パワハラ」をされている場合。部下が言う事をきかないのは当たり前、馬鹿にされたり無視をされたりしたら・・・。

これはプライドの問題として、上司から受けるパワハラよりキツイときがあります。また、誰かに相談もしにくいと思います。自分の友人や同僚、家族に

「いやー、部下からの逆パワハラがきつくてさー」と言える人はそんなにいないでしょう。

実はこういったことは、最近、増えてきているようです。珍しいことではありません。それも、比較的若い世代、20代といった人たちが多いようです。何事も合理的に考えすぎる人たち。別に上司だろうと「関係ない」という考えで、これは離職率の高さなども関係しています。

それに対して、本来は上司という立場なので、その文字通り「パワハラ」でガツンと対応をしたら済むのですが、そうできない人もいます。そして、そういう人は往々として「グッとこらえて」しまう傾向にあるように感じます。

そのまま亀のごとくグッと耐えることが出来たり、自分ひとりでその状況を改善することが出来る場合はいいのですが、「もうどうしようもない。仕事を辞めたい」というところまで追いつめられてしまう場合もあります。そうならないためにも、こういうことは「出来るだけ早い段階で対処」することが大事です。

程度の差こそあれ、社会人になり、出世していくと誰でも一度ぐらいは経験するこの部下からの「逆パワハラ」の対処法3つです。

①オドオドしない

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仮にですが、今、部下から逆パワハラを受けている人は、「他の職場に行ったとしても、逆パワハラを受ける心配はないですか?」ということです。たまたま、今の職場環境が悪くて逆パワハラを受けているのでしょうか。

こういう不安というのは態度に出ます。そういうのを気にしすぎることによって、逆に態度に出てしまうのです。

そして、逆パワハラをする部下は敏感にそういうのをかぎ分けるのです。

あの人は大丈夫そうだ。馬鹿にしよう」と。まさにハイエナのように。

そして、徐々に馬鹿にされたり無視されたりするようになっていくのです。このような時は、むしろ堂々としていればいいのです。

少し不幸な場合があるとすれば、「明らかに自分より部下のほうが能力がある」というときです。もう周りにいる人たちもそのことに気づいていて、「なぜ、あの人があのポジションに?」という状態です。さらに、その優秀な部下がガンガンに逆パワハラをしてくるとき。

この状況の時は「部下が正論を言っている」場合も多いのですが・・・。

しかしこういうときも、オドオドしないで堂々とした方がいいです。能力なんていうのは、どれが良くてどれが悪いというのは、人生という多きな物差しで見ると、一概に分かりにくいです。仕事のなかの一つのことが優秀でも、他の所ではまるでダメということもよくあります。表立って上司に逆パワハラをする部下も、おそらく人望はそんなにないです。人の文句ばかり言っている人には誰もついていこうとは思いません。

さらに、職場では自分のほうが立場が上というのを意識しましょう。堂々とする、ということは「ゆったりとする」ということでもあるので、「意識的にゆっくりと行動や発言をする」ということです。これだけでも随分と違ってきます。態度から人は性格も変わってきます。あとは「ゆっくり大きな声で話す」のが良いです。

部下からすると、自分が嫌味を言っても相手が堂々としていると「いじめ甲斐」がないのです。部下が何か言っているな、ぐらいの感覚で対応しましょう。

②嫌味はユーモアで返す

どこの世界でも「笑い」というのは重要だと感じます。周りが見えていて、余裕がないと言えないですから。部下からの度を越した突き上げなどを食らった場合でも、それに対して真剣に、唇をプルプル震わせながら感情的に反論してもダメでしょう。正論で論破しようとするのはダメです。一歩引いて、それに対して「うまいこと」返すのを考えてみると良いと思います。

部下の方もドヤ顔で逆パワハラ発言や態度をしてきます。それに対して、余裕のあるユーモアで返すと、相手にはクリティカルヒットします。逆に相手の唇がプルプルと震えてきます。

もしかしたら、周りにいる同僚から「ちょっと、だれか○○さんに座布団一枚持ってきて」と言われるかもしれません。

逆パワハラでも、パワハラでもそうですが、正面からがっぷり四つで取り組むよりかは、かわしながら対応したほうがいいです。かまっていると、余計に向こうが調子づくこともあります。

③気にしない

これが出来たら苦労しない、ということなのですが、最終的にはコレが一番です。周りにもいないですか?部下から「かなり激しい逆パワハラ」を受けているのに平然としている人。もしくは、逆パワハラを受けている人にすれば、「よく出来るなー」と思う「普通にパワハラをしている人」。

そういう上司を見て、貴方はどう感じるでしょうか?おそらく「何とも感じていない」のではないでしょうか。つまり、そういうことなのです。客観的にみたら、いま貴方がされている部下からの突き上げも、周りから見たら大したことではないのです。もっと言えば、その逆パワハラをしている部下も「何とも感じていない」可能性が高いです。そうなると、そのことで敏感になっているのは「貴方だけ」ということもあり得ます。

いちいち部下からの逆パワハラに対して「キーッ!」とハンカチをくわえていては身が持ちません。ストレスは一番身体によくないです。そういったことに体力を使うよりかは、一生懸命仕事に取り組んだほうがいいです。そういった姿勢は、その文句を言ってくる部下も、その周りの人たちも見ています。

そうすることによって、徐々に部下からのパワハラもなくなっていくと思います。一生懸命働いている人に対して逆パワハラをし続けることは、その逆パワハラをしている人の評価を落とすことになります。

「考えすぎ」の場合もある

もっといえば、「その程度のことって普通じゃない?逆パワハラと過剰に反応してるだけじゃ・・・」ということはないでしょうか。例えば「自分だけ飲み会に誘われずに後輩たちは全員参加したようだ」とか。

これは私も経験しています。しかし、しょうがないです。後輩たちも、上司や先輩がいないほうが気楽にお酒も飲めるのではないでしょうか。この「自分だけ飲み会に誘われない」ことも、私は「まあ、そっちのほうが良いだろう」と考えています。これを「え、、、俺だけ呼ばれてないけど、、、同僚なんだからみんなで一緒に、、、いじめじゃないかコレは。。。」などと深刻に考えすぎると「落ちて」いきます。部下たちだけでこういったガス抜きというのは大切です。

あとは「言い返された」や「無視された」です。「言い返された」というのは、貴方の指示の出し方が悪かったのかもしれません。体育会系の部下なら「適当にやっといて」だけでも十分なのですが、IT系の場合だと、出来るだけ合理的な説明を欲しがる人も多いでしょう。また、若い20代の人に指示を出すときは、しっかりと伝えることによって「言い返される」ということは少なくなります。「普通に考えたらそうするしかないよね?」と持ち込むわけです。言い返されても、過敏に反応してもいけません。

「無視された」というのは、意外とよくある光景ではないでしょうか。上司が部下に「あの資料だけど、今週中に仕上げておいてよ」と言って、無視されたりすことは比較的よくあることだと思います。これも部下のほうからすると「そんなん分かってるわッ!」という「返事に値しない質問」だったから無視しているかもしれません。

そうではなく、「完全に無視」されている場合は、それはそれでいいじゃないですか。静かな環境で仕事に打ちこむことが出来ます。仕事のやり取りも「メール」にすることによって、お互いに喋ることもなく、また文字に残すことも出来るので無理に話すこともないです。

それでも、「どうしても話したい」という場合は、上司のほうから話かけましょう。変な意地を張って「向こうから喋ってくるまでは絶対に喋んないんだからねッ!」と考えるのは学生で卒業です。戦略的妥協が必要なわけです。相手に少しだけ花をもたせてあげるぐらいの気持ちです。

ここで変に「あのさ、昨日のドラマ観た?」と無理して話すのではなく、「仕事の業務連絡」から話していくほうがスムーズに行きます。最初は相手に無視されたとしても「業務連絡」なので、ずっと続けていくといつか雪解けすると思います。とにかくコミュニケーションを取り続けるということが大切です。また、厚生労働省職場でのいじめ・いやがらせなどに関するWGでも、こういった職場でのパワハラについては話し合われています。

この中で「企業の側がその深刻さに気付いていない」という指摘があります。つまり、企業側にも貴方が逆パワハラをされている環境を整える責任があるのです。

今の時代、「人間関係なんて本人同士の問題」と放置することが出来ないです。企業のほうにも、人間関係を整えることが求められていて、そういう判例も出ているということです。

こういったことも冷静に考えないといけません。度が過ぎた逆パワハラというのは企業的にも軽視できないのです。企業のほうにも責任を問えるようにするには「逆パワハラされた事実」を客観的に集めて会社側に報告し対応してもらうのが現実的な対応法です。やはり、ICレコーダーなどで「証拠」を抑えておくことは実際に方コックするときには非常に重要だということです。

ただ、現実的には会社に報告するとなると「かなり気まずい」と思うので、退職する前に報告することになると思いますが、それでも「世直し」としてやるべきことはやる、というスタンスも全然アリです。

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