仕事が覚えられない人の特徴【対処法】~何度も同じミスをする~

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仕事を部下に教えていると「異常に物覚えが良い部下」もいます。1つ教えると、勝手に「ということは次は2をしたらいいですか?」と先回りしてドンドン仕事を覚えていきます。こちらも、「お、おう。まぁよしなに頼むわ」と何とか先輩としての威厳を保つ感じです。

ただ逆に「全く仕事が覚えられない人」もいます。ただ本人は一生懸命な様子です。

最初は周りも「まぁ新人だから!」と優しくしてくれるのですが、何度も同じミスをして仕事を覚えていないと

「キミはあれか、仕事を覚える気はないんか?」といきなり怒られます。こうなると、どんどん周りの対応はキツくなってきます。

ただ怒られても「知らんがな」と思える人は良いのですが、若い人たちは怒られると「ズーン」と音が聞こえるように落ち込んでしまいます。この世の終わりみたいな顔をしているのです。

そのような人に向けて、仕事が覚えられない人の特徴と対処法についてお伝えします。

仕事を覚えられない人

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仕事が覚えられない人の特徴

まずは「仕事ができる人」について考えてみましょう。仕事ができる人というのは「仕事を覚えるのが早い」という意味ですよね。このような人は「何の仕事をしても」それなりに仕事をこなすことができます。

上司から言われた仕事をそつなくこなし、どんどん新しい仕事に挑戦していきます。

それに比べて、仕事が覚えられない人は「いつも同じようなところ」で間違えています。同じようなところでつまづくので、仕事ができる人とどんどん差がついていきます。

仕事が覚えられない人は次のような特徴があります

  • 記憶力・応用力が低い
  • 自分の能力を過信している

記憶力・応用力が低い

仕事が覚えられない人はまず、単純に記憶力が低いです。仕事を覚えるというのは、勉強と同じようにある程度の「反復練習」で誰でもできるようになります

少しズバッと言えば「学力と仕事を覚える速度は比例する」傾向にあります。

ただ完全に比例するわけでもありません。学力がなくても「仕事上の要領をつかむ」のが上手い人も大勢います。

それが「応用力」です。勉強ができる人でも、「やたら一つのことにこだわり過ぎる人」も、仕事の覚えが悪いです。また仕事のなかには、「コミュニケーション能力」も含まれてくるので、この部分は「学歴は全く関係がない」です。

自分の能力を過信している

自分のことを「何でもできるマン」というスーパーマンの生まれ変わりと信じてやまない人もなかなか仕事が覚えられません。自分の中で確固とした考えがあり、自分の考えと違う行動や仕事の仕方、または仕事の目的などを理解しようとしないのです。

いやいやこっちのやり方のほうがいいんじゃないですか?という考えを持っていて、そのやり方が明後日の方向を向いている場合が多いのです。

「あなたの考えはそうかもしれないけど、私の考えは違う」というパターンです。教えるほうからすると、「うっせー」しか感想が出てこないやつです。

よく会社では、「真っ白なキャンパスのような素直な新人に入ってほしい」と言われますよね。これは、教えるほうからすると「非常にありがたい」のです。こちらの言うことを、「とりあえず吸収してくれる」ので。

それが自分の能力を過信している人は、メモを取ったりしません。一回話を聞いただけですべてを覚えられる人は、滅多にいません。普通は5分もすると忘れるのですが、自分の能力を過信している人は、なぜか復習をしないので仕事を覚えるのが最終的には遅くなります。

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仕事が覚えられないと悩んでいる人は新入社員が多い

仕事に追われる新入社員
仕事が覚えられないと悩んでいるのは「新入社員」が多いです。実は上司のなかでも「新しい仕事については物覚えが悪い人」は結構な割り合いでいます。しかし年齢を重ねると

「いやー、もう年だからなかなか覚えられないよ、てへへ」となんとなくごまかせます。しかし新入社員の場合は「テヘヘ」では許してもらえないのです。だから若い人たちは悩みます。

さらに年齢を重ねると「教え方が悪いな。結局何が言いたいのかさっぱり分からん」と他人のせいにする技術も身に着けてくるので、多少物覚えが悪くてもそんなに気にならないのです。

しかし若い人の場合はそうはいかないですよね。何らかの対処が必要になります。

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【解決】仕事が覚えられない人に向けて対処法5つ

それでは仕事が覚えられない人に向けて対処法を5つご紹介します。一つずつ解決していけば、必ず仕事は覚えられるようになります

どの部分を覚えていないか理解する

まずは「覚えていないこと」を細分化しましょう。覚えていない部分について、さまざまな角度から検証する必要があります。例えば、A⇒B⇒Cの順番で進める仕事で

「Bの仕事を飛ばしてCの仕事から進めていた」場合。

このようなときに、漠然と「仕事が覚えられない・・・」となってはいけません。「どうしてあのとき自分はBを飛ばしたんだろう?」と自分がミスをした時点に思いを巡らせましょう。

失敗したときは「なぜ」忘れたのか、「いつまで」覚えていたのかというように「覚えられない理由」を検証するのが第一段階です。

自分用のマニュアルを作る

次は自分のためだけにマニュアルを作るのがオススメ。このときのマニュアルの作り方としては

「初めてその仕事を取り組む人が、そのマニュアルを見るだけで作業ができる」ように詳しく分かりやすくまとめる必要があります。

もっといえば「中学生でもそのマニュアルを見れば作業できる」ようにまとめます。最近ではスマホで画像や動画も撮れるので十分に活用しましょう。

具体的に「映像(画像)」で覚えるのは抜群の効果があるので、映像(画像)付きでまとめることができたら最高です。

勝手な解釈をしない(妄想禁止)

次は、自分なりの勝手な解釈はしないようにします。仕事を覚えられない人のなかには「こうだと思ってました」と明後日の考え方をしている人もいます

例えば「関西地方の直近10年の人口推移が分かる資料を準備しといて」と伝えると、なぜか全く資料が出来上がらない。あまりにも遅いので「資料できた?」と聞いたら「今は東京の分を作成しています!」と。

「いや関西だけでいいよ」と指摘すると

「関東も必要かなと思いまして」との返答。いや誰も言ってない。

仕事を覚えられない人は、勝手に自分オリジナルの解釈をしていることが多いです。勝手に妄想をして、自分の中で「こうに違いない!先回りして、驚かせてやろう」となるわけです。

まずは素直に言われた通りに仕事を進めて、慣れてきたときに自分の考え方を上司に伝えるようにしましょう。

別の人(上司・先輩)に教えてもらう

物事には相性というのがあります。これは仕事そのものに対して「合っていない」ことも考えられます。また仕事の内容ではなく「教える側」に原因がある場合もあります。

単純にいえば「教えている側に責任がある」のです。

別の人に教えてもらうと「スッと仕事の内容が理解できる」こともあります。このとき「なるべく自分の考え方に近そうな人」に教えてもらうようにしましょう

そもそも考え方の違う人に教えてもらっても「全く入ってこない」場合もあります。また会社に入れば分かりますが、「尊敬できて、他人に物事を教えるのも上手い人はレアキャラ」です。

そのため、「あまり上司に期待しすぎる」のも自分のためになりません。

あきらめない

最後は非常に単純な対処法ですが「絶対にあきらめない」という気持ちです。仕事が覚えられないと悩むのは「最初のうちだけ」です。

しばらくすると必ず慣れます。

最初は「めっちゃ覚えること多いやん・・・。無理ぽ」と悲観的になっても、何回もこなしていくうちに身体に染みついてきます。

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まとめ:仕事が覚えられなくても焦る必要はなし

仕事が覚えられないと悩んでいる人は特に新人に多いですが、「焦っても何も解決しない」です。焦るとかえって別の失敗をしてしまいます。

仕事が覚えられなくても「昨日より一つは確実に覚えている」状態にすれば良いわけです。

つまり「同じ失敗さえしなければ良い」のです。一つずつ問題をクリアしていけば、自然と仕事にも慣れてくるので焦ってすべてを一度に覚えようと焦る必要は全くありません。

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