仕事で怒られた時の対処法~その反省はほぼ意味がない~

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仕事で怒られると「はぁ、しんど・・・。そんな怒らんでもええやん。早く帰ってママに電話しよう」とやる気をなくす人も多いですよね。

人によっては「夢にまで見る」ぐらいストレスを感じる場合もあります。たまりませんね、夢の残業手当をもらわないとやってられません。

仕事をしていて「ミスをしない人」なんていません。そしてミスをすると、怒られます。恐らく、これからも怒られることはあるでしょう。そんなとき、メンタルを立て直すのは結構重要。仕事で怒られた時の対処法です。
職場で怒られているサラリーマン

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仕事で怒られて落ち込む人は多い

特に若い人は、仕事にかかわらず「怒られたら落ち込む」という人は多いのではないでしょうか。これは学生時代の環境にもよります

例えば学生時代、親からも部活の先輩や顧問からも怒られなかった人は、仕事やバイト先で急に変なおっさんに怒られると、「怒ったね!親父にも怒られことがないのに!」と驚くかもしれません。

また現在50代以上の人は、「がっつり怒ることができる世代」です。

私と同じような「30代後半以下の世代」とは、どこか雰囲気が違います。我々30代後半以下の世代は良いか悪いかは別として「まぁまぁ。失敗したの?次はダメだよ」という感じの人が多いです。

20代の人たちは、仕事にいる50代以上の人たちの「自分たちの感覚とはまるで違う人たちの思考」についていけない場合が多いです。

そして、真面目な人ほど「なんで、こんな怒るんだ・・・」とどんどん萎縮していき、「仕事、辞めたいなぁ」と青い空を見上げて田舎のお母さんの顔を思い浮かべるようになります。

しかし、そんなイチイチ落ち込んでいてはいけません

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仕事で怒られた時の対処法

それでは仕事で怒られた時の対処法を見ていきましょう。たった今、怒られたばかりほやほやの状態を前提として解説していきます「上から順番」に対処法を実践してください。

  1. 原因を整理する
  2. やるだけのことはやったか?
  3. 怒ってきた相手の目的はなんだろう
  4. 「本当の反省」は全く必要ない

具体的に一つずつ見ていきましょう。

原因を正確に把握する

怒られたということは、「原因」があるはずです。理由もなく理不尽に怒られている場合は、「アイツは頭おかしい」で済みます。それ以上、その怒られたことに悩む必要はありません。我々とは、見えている世界が違うのです。

怒られて落ち込む人は、「怒られたと結果」に意識が向きすぎています。

そのため、まずは「原因」を整理しましょう。非常に基本的なことですが、まずは「怒られた原因を正確に把握する」のが最初にすべきことです。

ただ、ここまでは誰もがするのではないでしょうか?え?なんで私が怒られたん?ふざけんなよと原因を突き止めるのは基本です。

やるだけのことはやったか?

怒られた原因が分かったら、次は「やるだけのことはやったか?」と自分に問いかけます。

例えば、会社に寝坊して怒られても「いや、でもスマホでタイマーもしてたし、前の日も早めに寝たし。まぁやるだけのことはやったよな」となる場合もあれば、「前の日にゲームやり過ぎて2時間しか寝てなかったからな、これはゲームが悪い」となる場合もあります。

つまり失敗をして怒られた時も「自分の行動に意識を向ける」のが重要です。相手から「お前は会社を何だと思ってるんだ!?」と怒られて、その言葉や相手の顔色に意識を向けるよりも、「自分に意識を向ける」ほうが意味があります。

仕事で怒られた時だけに限りませんが、「周りの環境によって流される」のではなく、「自分で能動的に行動する」ほうが自分にとっては大切です。

相手に怒られたから落ち込むのではなく、「自分にとって寝坊は社会人としてあり得ないから落ち込む」ほうが、同じ落ち込むのでも意味合いが全く違います。

怒ってきた相手の目的はなんだろう

ここまできて、ようやく相手に意識を向けます。ただし、あくまでも「理性的に批判的な思考を持って」です。ビクビクした感じの意識の向け方ではありません。

「そもそも、このおっさんが怒った目的はなんだろう?単細胞なのかな?」

怒った先の目的があるのかないのか、ここを見極めることは非常に重要です。

とはいえ、仕事で怒られる「9割以上が些細なこと」です。「怒っても、怒らなくても」結果は変わりません。

例えば、プレゼン用の資料を間違えたとして、「怒っても資料は正しい物に変わらない」です。怒った分だけ、少しずつ資料が正しくなっていくことはありません。

相手が怒っているのは「その場の勢い」であることがほとんどです。本能的に、「何かムカつく」のです。

「そういえば、キミ、1年前のプロジェクトの件覚えてる?1回プレゼンの資料間違えたよね?いや『は?』じゃない、反省しろコノヤロー!!」とはなりません。

相手が怒っているのは「その場のノリ」みたいなものです。そして怒った相手が求めているのは「反省」です。

自分が怒って、「相手に反省してもらいたい」のが目的となっています。

怒っている人ってよく言いませんか?「反省しとるんかキミは!」と。先生とかも「反省して廊下に立ってなさい!」と言います。

それでは「反省」とは何なのでしょうか。

「本当の反省」は全く必要ない

上記のように考えていくと、怒られた時の対処法は「反省をする」ということに尽きます。正確に言えば「反省しているように振る舞う」のです。

相手がめちゃくちゃ怒っているときに、胸の内ポケットからタバコを出しておもむろに火をつけ、ゆっくりと煙を吐き出し、相手を馬鹿にしたような嘲笑した目で見ながら「なんすか?笑」と言ってはダメなのです。

相手がめちゃくちゃ怒っているときは、「あぁぁぁ!すみません!す、直ぐに確認します!!」と普段よりも大きな声で早口でしゃべり、バタバタと忙しそうにします

そして、「あぁ、やっちゃったなぁ・・・くそっ!!」と怒っている人に聞こえるか聞こえないかぐらいの音量で独り言をブツブツ言えば完璧です。

その後、一通りこなしてから、怒られた人に「すみませんでした!」と言って、さらにその夜、ダメ押しで会社内のメールかLINEで「きょうはすみませんでした!本当に恥ずかしい失敗をしたと猛省しています。引き続きよろしくお願いいたします!」と送れば、なおよしです。

このように対処すると、次に同じような失敗をしたとしても、怒られ方が緩くなっている可能性さえあります。いや、そもそも「怒られない」可能性もあります。

ここで重要なのは、「外見だけ反省しているように振る舞う」という点です。

怒られたときに「ズーン」と背景から音が聞こえそうなぐらい「心の中から本当に反省」をしなくても良いのです。

学生時代の「失敗したら反省しなさい!」という「教える側に非常に有利な意味不明の理論」は捨てるべきです。

社会人になると、反省している暇はありません。失敗をしたら、「同じ失敗を繰り返さないように対処(改善)する」のが最も重要です。

反省じゃなくて、「改善するほうに意識をすべて向ける」と怒られた時の心持ちも変わってきます。もっと言えば、怒られた時は「クククっ、これはチャンスだ。逆境に強いことをこの馬鹿な上司たちに分からせるで!!」ぐらいポジティブなほうが良い結果が出ます。

怒られた時に、真面目に反省すると、「思考停止」に陥りやすいです。そもそも「反省」って意味がよく分かりませんよね。期間や程度など明確な基準がありません。もはや宗教とも言えます。「反省しなさい!」の部分を「祈りなさい!」に変えても同じような感じになります。

しかも、こちらが真面目に反省しても相手が許してくれない場合もありますし。この状況からも分かるように、自分の感情を相手の感情に委ねていては、いつまでたってもコーラを飲んでフーっと落ち着くことができません。

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おわりに

仕事で怒られた時は、どうしても「はぁどうして私はダメなんだ・・・」となりがちです。しかし社会人になり仕事をしていると、誰でもミスをして怒られることはあります。

そのときにイチイチ真面目に落ち込んでいては精神的に良くありません。

怒られている最中は、「怒っている相手の目的はどこにあるのか?」を考えるようにします。そして、ほとんどの場合で、「反省しているフリ」が非常に効果的。そして、「マイナスからプラスに持って行ったる!」ぐらいポジティブに対処できれば、何も不安になることもありません。

まぁ心配しなくても、おっさん・おばちゃんになると、誰かに怒られても「いや、知らんがな」と自然になります。

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