残業が好きな人の特徴~残業だけが生きがい~

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残業が好きな人は意外と多い

残業が好きな人

残業って普通はイヤなものですよね。9-17時までの契約で働いているのに、何故か「いつも」19時まで働いている。しかも、残業手当が出たらまだマシで、なかには残業手当が出ないブラック企業もあります。

そんな残業ですが、多くの人が「残業は絶対にイヤ」と考えているのに対して、残業は良い、いや「残業こそが生きがい」と考えている人もいます。20代など若い人の感覚では「それはさすがにないw盛りがヒドイww」と感じるかもしれませんが、世の中には実際にいます。しかも「意外と多い」ので厄介なのです。

残業手当が付くなら、まだ残業するのは理解できますよね。お金が欲しくて働いているんだな、と。しかし、そうじゃなくて残業手当がない会社でも「普通に残業をしている」地蔵みたいにデスクにピッタリ張り付いている人もいるのです。

日本における残業問題の構造は複雑で、入り組んでいます。

そもそも残業とは

それでは、最初に「残業」という言葉の意味を見ていきます。辞書から確認しましょう。

残業とは、規定の労働時間を超えて仕事をすることをいいます。
超過勤務、時間外労働ともいいます。出典コトバンク

要は最初、会社に入るときに聞いた労働時間を超えて働くことを残業といいます。またこの残業にも「法定労働時間」「法内労働時間」と呼ばれるものがあります。

法定労働時間は、法律により決められている労働時間です。「週に40時間まで」となっているので、「週に40時間を超えて働いている人」は、そこの会社の労働規定に関係なく「残業している」状態になっています。

法内労働時間はこの「週に40時間働いている人」の残業時間のことです。つまり、一日の労働時間が7時間の会社の場合、週5日で働くと合計35時間になります。35時間だと法で決めらている「40時間」に到達していません。法内労働時間はこの35から40までの残業時間のことをいいます。

微妙に違う意味合いが含まれていて、法内労働時間内の週に40時間に達していない労働には「割増手当を支払わなくても良い」ということになっています。

少しややこしいですが、「週に40時間を超えていたら」確実に残業していると考えてください。

残業が好きな上司がいると大変

残業 上司
残業が多い会社の特徴としては「残業が好きな上司がいる」というがあります。上司によって、本当にガラッと変わります。

以前、私の近くの部署では、「全く」残業がありませんでした。それは、そこのリーダーが「めちゃくちゃ早く帰る。朝の出社も業務開始時間ギリギリに来る」人だったからです。実はその前のリーダーもそんな雰囲気の人で、「残業なんて考えられない」という部署でした。

しかし、そのリーダーが変わって(左遷されて)、次に来たリーダーの人が「仕事大好き人間」だったのです。本当に「ワーカーホリック(仕事中毒)」で、仕事しか頭にない様子なのです。

例えば仕事が9-18時だとすると、朝の7時には完全にパソコンの前に座って黙々と仕事をしているのです。出社時間の「2時間前」には確実に出社しています。もちろん、休憩なんてほとんど取りません。トイレ休憩(早い)と、昼食休憩もそのリーダーは20分ぐらいで終わります。(全然噛んでない)退社する時間は「いつも終電」もしくはタクシー(自費)といった具合です。さらに、休日にも「勝手に」出社してきて仕事をしているのです。

一度、「休みってなに?」と冗談っぽく言っているのを聞きましたが、全然冗談に聞こえませんでした。むしろ怖かったです。

パソコンの前に座り、カタカタとキーボードを叩いています。しかも、当然ながら「タイムカードは定時でしっかりと打刻」しています。無償で労働時間外を働いています。

どうします?上司にこんな人がいたら。

出社時間ギリギリに来て、昼食休憩もしっかり1時間取り、定時になると「おつかれでーす」と帰れますか?

なかなか出来ませんよね。ただその上司も周りに残業を強要しているわけではありません。むしろ「周りの労働時間なんてあまり気にしていない」様子ですが、それでもその部署全体の残業時間は目に見えて増えていきました。

しかも、その人がその後、「順調に出世」していきました。すると、その後釜で来たリーダーも「同じくワーカーホリック」になって、ずっと働いています。私はなぜ、残業が長くなるかの理由の一端を見た気がしました。

残業の帰りにくい雰囲気は異常

残業 帰りにくい

周りが残業をしているなかで、「一人だけ帰る」のはなかなか難しいです。おそらく、そこの企業や部門では「残業が当たり前」になっている状態です。それを変えるにはかなりのパワーが必要です。

しかしそれでも、私は「帰ってもいい」と思っています。仕事もやるべきことを終わらせたら、サッサと帰ったほうがいいです。

ただ、残念ながら「出世」という観点からいえば、「少し厳しくなる」というのが現状です。上司からの心証が悪くなります。それでも、時代の流れ的にもう少しすれば「残業しない派」が多くなる気もするので、ちょうど今が過渡期かもしれません。

残業を減らす努力を20代のうちから始める

残業 減らす
それでも残業を減らす努力は必要です。基本的には管理する側が対応しなくてはいけないことですが、新人でもできることはあります。ただ単にグチだけ言ってても、何も変わりません。

まずは「将来絶対あぁいう風にならんとこな!」と同期やその3年上下ぐらいまでを取り込むことです。

つまり、現状は無理だけど、自分たちが管理する側になったときは「絶対に残業はしない」と決めることです。こうすることで、その世代の次からは「残業しない世代」が誕生していきます。

残業を抑える管理方法

若手の頑張りに期待することも良いのですが、それではやはり遅いでしょう。基本的には雇用環境の改善は管理する側にあります。なので、残業を抑える管理をしなければなりません。

これも「どの単位で残業を減らすか」ということですが、「まずは自分の周りから」で良いと思います。いきなり会社全体の「会社規則を変える!」と息込んでも、時間が掛かりすぎます。

自分がもし、ある程度の裁量を持っている立場だとしたら、自分のできる範囲だけでも「できるだけ残業はしない」という方針に変更しなければいけません。

一番良いのは「自分が率先して早く帰る」のが一番良いのですが、それが難しいなら「人事の査定に労働時間は入れない方針を取る」とハッキリと伝えましょう。そして、実際にそういった「労働時間に関係のない人事」をすれば、自然と残業は減っていきます。

残業手当が欲しくてたまらない人もいる(守銭奴)

残業が嫌な人もいると思いますが、なかにはワーカーホリックというよりかは、「残業手当目的」の守銭奴のような人もいます。この手の人達は仕事ができないだけでなく、会社にとっても「まさに残業手当みたいな余計な費用の人」なのですが、本当にいるんですよね。

「残業手当」だけが目当ての人。

普通の時間はネットサーフィンやおしゃべりをしているのですが、定時の前になると「急に忙しそうにする」のです。そして、残業をして周りの人数が少なくなると、またネットサーフィンやおしゃべりをして、自分が欲しい残業手当がついたと思ったら

「オツカレシター」と言って颯爽と帰ります。

こういう人達はもうほっておきましょう。色々、事情があってそうしているのだと思うのです。世知辛いです。

「残業させてくれない」むしろ残業する方法ってある?


残業をさせてくれない、と考えている人も僅かながらいます。むしろ残業したいんだ!と。

残業したいなら、やはりその理由を作らなくてはいけません。うーん、要はお金を増やしたいということだと思いますが、「それって本当に残業しなきゃダメなの?」とも感じます。

会社に黙って副業したらいいのでは?と。そのほうがまだ、時間を友好的に使っている感じはします。会社にバレずに副業をすることは

「グーグル先生に聞いたら、すべて教えてくれます」

今の時代、報酬の受け取り方法はいくらでもありますからね。現金じゃなく、仮想通貨やアマゾンギフト券など「現金と同じようなもの」で受けとることも可能です!

ただし、サラリーマンの人が年間で副業収入が20万円を超えたら確定申告は必要なので注意は必要ですね。

残業をしたくない絶対に!

逆に「残業なんか絶対1分たりともしたくない!」という人もいます。若い人に多いのではないでしょうか。30代以上になると、いい意味でも悪い意味でも「諦め」耐性が付いてるので「絶対にしたくない!」という人は少ないと思います。

しかし、20代、特に新入社員の人のなかには「え?残業って何ですか?食べれます?」と絶対にしたくない人もいます。

本来なら、もちろん20代の人の言い分が正しいのですが、社会には「グレーゾーン」のような所もあり、「絶対に残業したくない!」という姿勢だと、人間関係が上手くいかないことも多いです。

まあでも、私も20代のころは同じことを思ってましたし、20代はそういうものかもしれません。

ただ、「絶対にしたくない!」と思っていると、残業したときのストレスが半端じゃありません。なので、常態化している残業はダメですが、「たまに残業を頼まれる」程度なら、まあ世の中そういうものかなと思って、出来るだけストレスを感じないようにするほうが…と30代は考えてしまいます。

残業を断る行動は勇気と出世を諦める気持ちだけ!

「残業をしたくない!」と思っていても、実際に行動に移せる人は少ないです。だって周りは残ってますからね。そんななか、帰れるのは中々勇気はいると思います。

ただ、当然ながら帰ることは出来ます。おそらく、自分が考えているよりもよりも、結構あっさりと帰ることは出来るのではないでしょうか。

ただ、残念ながら「出世」という意味では少し厳しいです。どんなに仕事ができたとしても、たぶん「出世」は諦めたほうが良いです。

管理者の観点から言えば「勝手に働いてくれる人材」のほうが良いに決まっています。出世をするには、上司からの評価が良くないとできないので、かなり難易度は高くなってきます。たとえ、どんなに仕事ができても、ある一定のところから上にはなかなか行けません。

優秀なのに人で出世できない人は、この辺りの考え方が合わずに躓くこともあります

しかし、別に出世だけが人生ではありません。最後まで登り詰める人なんて極々わずかです。早めに出世は諦めて別の楽しみを見つけたほうが良い可能性もあります。

残業がなくならない理由

このように書くと「残業がなくならない理由」がよく分かります。つまり、「出世に不利」なのです。ここをどうにかしないと残業はなくならないです。

そうなると、出世をするための評価の中に「協調性」などのぼんやりとした評価基準をなくすと大丈夫のように思えます。数字のみ良い人が出世をしていくと良いのですが、「数字化しにくい仕事」も多くあるため、中々厳しいです。

人間として、気持ち的に「あいつは仕事が出来るけど、すぐ帰る。評価は3点(10点満点中)だな」と考えてしまうのも分かりますし、評価基準をどこにするかによって相当、変わってきます。

まとめ

残業とは、会社で働く上では「毎日」ついてくる問題です。それだけ身近な問題ですが、長く同じ会社に勤めていると「慣れていく」もので、最初は「残業はイヤ」と思っていたはずが、しっかりとした会社の歯車になると「残業しない奴はダメ」と意見が変わっていきます

なかには「残業が好き」な人もいますし、残業に対する考え方もそれぞれです。それでも、徐々に「残業がなくなっていく」方向に進むことは確実です。

いま、残業イヤと考えている若い人は、自分たちが管理する側に回ったときに「負の遺産」を止めることができます。パソコンやスマホでも頻繁にアップデートされていますが、働き方も常にアップデートが必要です。

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