後から文句を言う人の心理【対処法】~だから言ったよね?がウザい~

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後から文句を言う人は、いつも物事が完全に終わってから「本領発揮」します。

「やっぱり失敗したか…。まいったなぁ、だから言ったよね?」

後から文句を言う人は、自分が圧倒的に有利な立場になってから文句を言います。「いや、分かってたんやったら先に言えよ!」と思うのですが、こちら側は「不利な立場」であることは確かです。

このような「だから言ったよね?」と鬼の首を取ったように嬉々とした表情で後から文句を言う人は、どのような心理なのか考察します。実はこのタイプの人は「かなり厄介な人」なので早めに対処する必要があります。

後から文句を言ってる人

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後から文句を言う人の「だから言ったよね?」がキツ過ぎる

後から文句を言う人は、「だから言ったよね?」とすべての物事が終わってから文句を言ってきます。

「すべて終わってから」というのがポイントで、物事が現在進行形で進んでいるときは「お前は貝にでもなりたいんか」というぐらい何も言いません。もしくわ「どっちとも取れる」ような抽象的なことを独り言のように主張します。

時間というのは現在から未来への一方通行です。

「あのときこうすれば良かった」とは「後から考えれば」誰でも分かるのですが、「その時」の状況では「どうしようもないこと」が多いです。

それなのに「したり顔で後から文句を言う」のは少し、いやかなりズレてます。

こういう「思考」は勉強ができるできないではなく、「合理的思考プラス思いやり」が必要です。思いやりがないと「相手の都合も考えずに文句ばかり」言います。困りますよね。

確かに「文句を言いたい」気持ちは分かるのですが、「それを言ったからといって物事は何も変わらない」です。むしろ「人間関係が悪化するだけ」でマイナスの効果も大きいです。

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後から文句を言う人の心理とは

後から文句を言う人の心理は次の3つです。

  • 趣味が粗探し
  • 何がなんでもマウントを取りたい
  • 責任を取りたくない

それでは、具体的に一つずつ見ていきましょう。

趣味が粗探し

後から文句を言う人は「粗探しが単純に好きな人」が多いです。世の中には良い人もいますが、残念ながら性格が悪い人もいます。

性格が悪い人のなかには「相手を困らせるのが好きな人」もいます。特に理由があるわけではなく、「何となく好き」という人もいるのです。

後出しじゃんけんで圧倒的に有利な立場から「ネチネチ文句を言う」のが生きがいレベルになっている心理状態です。

後から文句を言うのは「誰でもできる」ことですよね。「結果が出てる」ので、その結果が「悪い時」だけ文句を言えばいいのです。こういう人は「自分の期待とは反対の結果が出た時は普通に無視」してきます。

ん?何か言った?みたいな。

そして、趣味レベルで後から文句を言う人は「とにかく重箱の隅をほじくり回して」きます。

「下手すると重箱の外までほじくってくる」ので、細かくてどうでもいいことばかりにイチャモンを付けてきます。後から文句を言う人は「後から文句を言うための材料探し」を日々ねちっこいを目をしながら探していて、そういうことに関しては「目がいい」です。

後から文句を言うためにはまず「文句をつける材料を探す」のが重要なので、趣味レベルで他人の言動をチェックしまくっています。

何がなんでもマウントを取りたい

なぜ「後から文句を言う」のかと言えば、「相手より上の立場にいきたい!」という心理状態です。そうじゃないとわざわざ後から文句を言いません。

「次はこうしよう」とか「まぁしょうがないよ」という感じになるハズです。

それなのに「終わってること」にわざわざ文句を言うのは「ただ単にマウントを取りたいだけ」です。それも「何が何でも絶対にマウントを取ってやる!」という意思を感じます。

こういう後から文句を言う人は、「その文句を言った内容」もずっと覚えています。そのため、もしその文句を言っている人が失敗を指摘されても、「あんただってこの前失敗してたじゃん。それなのによく人を批判できるよね、怖いわー」と言ってきます。

「失敗してもなおマウントを取ろうとする」のです。粘りが水戸納豆を超えてます。こういう「マウント至上主義」的な考えを後から文句を言う人は持っています。気を付けましょう。

責任を取りたくない

後から文句を言う人が「先に意見を言わない」理由は「責任を絶対に取りたくないから」です。

こちらが「後から文句を言われている」と感じるのは「いや、文句言うんやったら先に言えよ!」と思ってるからですよね。

後から文句を言う人は「この辺りの責任回避能力だけは異常に高い」ので、ひらりひらりと交わしてきます。

例えば、職場で「A案とB案のどちらがいいか」という話し合い。

後から文句を言う人「どちらも一長一短ですね。良い所もありますが、リスクも排除できないのでは?」

同僚「それでは何か別の案はありますか?」

後から文句を言う人「そういう話じゃないですよね?論点をずらさないでください」

同僚「いえ、そういうわけでは…」

後から文句を言う人「私は『どちらもリスクはある』と思いますね。ただ『条件が整えば』どちらも必ずしも失敗するというわけではないですが」

このように後から文句を言う人は「よく分からないこと」を平然と言います。「明確に」反対もせず賛成もしてません。それなのに、A案とB案のどちらかが失敗すると

「だから言ったよね?私はずっとリスクが高すぎると思ってたんですよ、私からそのように上司に報告しておきます」

このように「妙に生き生きとしながら」嬉しそうに文句を言ってきます。

後から文句を言う人は「明確な立場を取らない」です。最初は「曖昧なこと」を言ってはぐらかし、結論が出てから明確な立場を取ります。世の中には「責任を絶対に取りたくない人」はいます。

しかもこういう人って「建設的な議論をしない」ので、役に立ちません。

後から文句を言う人は「安全地帯」に自分がいることを確信してから、後からネチネチと文句を言います。

さらにもっと悪質なのは、「他人にやらせてから」文句を言うパターン。「じゃあとりあえずやってみて」と他人にやらせてから「はぁ、全然やり方が違うんだよねぇ。普通に考えたら分からない?」と些細なことを注意してきます。

こうなると、怒りで三半規管がやられて耳がずっとキーンと鳴るようになります。耳は繊細な部位なので注意が必要ですね。

「やってみて」と言いながら「後から文句を言う」のは高等テクニックで、「マウントを取る」のと「責任回避」を同時にしています。これを使ってくる人は「後から文句を言う人」のなかでも危険度レベルは最高レベルで高いので、細心の注意を払う必要があります。

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後から文句を言う人の対処法

後から文句を言う人の対処法です。この問題は「スルー」はよくありません。後から文句を言うというのは「中毒性と常習性」があります。自分はリスクを一切取らず、「結果だけで見て意見を言う」のは非常に気持ちが良いのです。大体この手の人は「性格の悪さ」が顔にも出てるので、全体の雰囲気と表情で大体わかります。人間、年を重ねるにつれて「思考」が顔に出てきます。

そして、こういう「性格が悪い人」にはスルーは意味がありません。後から文句を言う人にはしっかりと対処する必要があります。ここでは「事前にできること」と「後から文句を言われたときにできること」に分けてご紹介します。

先手を打っておく

後から文句を言う人の対処法として、「先手を打っておく」のは非常に重要です。

「一回目」の「だから言ったよな?」は仕方ありません。他人のオーラが見えますぐらいの直感が鋭い人じゃない限り、普通は難しいです。しかし、一度でも「だから言ったよね?」と後から文句を言われたら、「次からは言われないように予防線」を張りまくります。

まずは直ぐに相手に意見を聞くようにしましょう。

それも「ふわふわした意見」ではダメで、「相手にも当事者になってもらう」のが重要です。相手を当事者に巻き込むと、「だから言ったよな?」と後から言われることはありません。

「いや、あなたも一緒に決めましたよね?もしかして覚えてないんですか?ちょっと問題ですね…」と言えます。

最初のうちは「どんな些細なこと」でも、相手に聞いたほうがいいです。これは特に「職場」では非常に効果的です。

後から文句を言ってくるタイプの上司にはどんどん責任をなすりつけていきましょう。それが部下の仕事です。

そして相手から「それぐらい自分で判断しろよ!」とめちゃくちゃ怒られてから、「うっす」と返事をして自分のやりたいように仕事をします。この一連のプロセスを経ることで、

「いや、〇〇さんから『自分で判断しろ』と言われたので…」と言うことができます。

後から文句を言ってくる人に対しては、このように「先手を打って言い返すことができる」ようにしましょう。この手の人とは摩擦は避けられず、お腹に力を入れて「やるぞ!」と頑張るほかありません。

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冷静に「相手のおかしい点」を指摘する(事後対応)

次は「後から文句を言われたとき」の対処法です。後から文句を言ってくる人に対して「何とか一矢報いたい!『だから言ったよな?』がムカつく!」と感じている向けです。

確かに立場的には「かなり不利」ですが、なんとかドローには持ち込みたいですよね。

そんなときは「相手のおかしい点」を冷静に指摘します。

「確かに、『今の段階で結果論』だけで判断すると、あなたの言ってることも分からなくはないです。ただ『あのとき』の判断としては至極妥当なものですよ、皆言ってます」

このように、「『結果論』で後から文句言うなよ!私の判断は間違ってへんで!」というのを遠回しに伝えます。『結果論』という部分を強調するといいでしょう。

そして重要な点ですが、こういうのを指摘するときは「冷静に」指摘する必要があります。いくら相手の「だから言ったよな感」がムカつくからといって、「怒りに任せてプルプル唇を震わせながら早口で感情的に」言うのはやめたほうがいいです。

なぜなら「そういう顔を真っ赤にさせながら必死で言い訳してる姿」は、後から文句を言う人の「大好物」だからです。その様子を見るだけでご飯三杯はいけるのです。何も相手を喜ばせる必要はありません。

「そんな『結果論』で鬼の首を取ったように言わないでくださいよ~、そんなマウントばっかり取られたら何もできませんわ(ニチャー)」と嫌味の一つ言ってもいいでしょう。「ヤバい!」と焦ってるときほど、「ゆっくりした動作」で冷静に対応します。

そしてこのように「お前は『指摘する方法』が間違っている」と伝えることで「次」が言われにくくなります。

なぜならまた同じような感じで、後から文句を言ってきたら「また結果論ですか…。ちょっとアレですね…、まぁ言いたいことは分かりました。では、今後はすべてご自分で判断してください。あとちょっと息が臭いですよ」と言えるからです。

ここまで強く言えなくても、例えば私生活で自分の身近な人が「後から文句を言うタイプ」の場合、「いかに後から文句を言うことが合理的じゃないか」を指摘します。

「今文句言って何か変わる?」「あなたは無関係?」「その文句の目的はなに?」「お?喧嘩売ってんのか?やったんぞ」

このように冷静に指摘します。真面目な人だと「相手の後出しじゃんけんの指摘」をそのまま聞いてしまうこともあります。その対応は、日本の学校教育的には「正しく感じる」のですが、社会に出るとそれだと自分が生きにくいです。「相手の後出しじゃんけんを助長させるだけ」なので、こちら側に何一つメリットがありません。

ただし、後から文句を言う人の「人格を否定」するのではなく「あくまでも手法がおかしい」と冷静に指摘しましょう。

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