職場で他人のモチベーションを下げる人の特徴

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モチベーションを下げる人が職場にいると、やる気がなくなります

「げっ、あの人いるのか」

たまたま職場で残業をしていて2人切りになると、非常に気まずいです。モチベーションを下げる人との会話もなく、ただ時計の「カチカチ」という音だけが部屋に流れています。

モチベーションを下げる人が、こちらに向かって言います。

「まだ仕事終わらないの?タイムカードは押したよね?」

「あ、これから押します」と言うと、相手は「はぁ」とため息。たった15分やろ!と思いながらも、タイムカードを押して仕事に取り掛かります。イライラでモチベーションは下がり、集中力も低下。職場にこういう人がいると、「よどんだ空気」になります。こういう空気は、「他の人にも伝染」し、職場全体のモチベーションが下がります。

若い人の離職率増加にもつながるので、実は結構厄介な存在なのです。
モチベーションを下げる人

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モチベーションを下げる人とは

モチベーションを下げる人とは「他人のやる気・向上心・情熱などを下げる人」です。物事を常に斜め45度から悲観的に見るタイプ。

そんな人が職場にいると、職場の空気は濁り、周りの人たちの気分はどんどん落ちていきます。

特に「上司がモチベーションを下げるタイプ」の場合は最悪

部下たちのモチベーションは、「かつお節を削るように」薄くはありますが、確実に削られていきます。一気に削られるというよりも、少しずつモチベーションを下げられる感覚です。

そして、ある日「もう辞めるか、こんな会社。あいつ(上司)クソやし」と退職代行に連絡をして、職場に行かなくなります。

実は会社にとっても、モチベーションを下げる人というのは、「厄介な存在」なのです。モチベーションを下げるだけでなく、有望な若手社員を退職させる可能性もあります。

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職場で他人のモチベーションを下げる人の特徴

職場で他人のモチベーションを下げる人の特徴は次の5つです。

  • 性格が暗い
  • コミュニケーションを取らない
  • 常に粗さがしをしている人
  • 何でも自分の手柄にする
  • サービス残業を強要する

性格が暗い

職場で他人のモチベーションを下げる人は、「圧倒的に性格が暗い」です。ベースとなる根本的な部分が暗くて、ジメジメしています。「あれ?だれか加湿器つけた?」と勘違いするぐらいジメジメしています。

この性格が暗いというのも、「学生までは、それはそれで別に良い」です。

社会に認められない、とか、どうして自分が誰かに合わせなければダメなんだ、とか「自分の内側」に意識が向くのは当然です。「何をするときも、自分の気持ちだけを考えて」行動していても問題ありません。

しかし、社会に出て自分がある程度の立場になったときに、「ずっと同じ感覚」ではダメなのです。「職場の上司の性格が暗い」と、確実に周りにも伝染します。

「人見知りなんだよね・・・俺。はぁ何か疲れる。人付き合いって疲れない?結局、表面だけの付き合いって意味ないし。20代の若い奴と話しなんてする気にも起こらないよ。話してても全然面白くないじゃん」

ねっちょりした暗さは、確実に職場で他人のモチベーションを下げます。

コミュニケーションを取らない

他人のモチベーションを下げる人は、「コミュニケーションを軽視している」傾向が強いです。「口は動かさずに手を動かせ」みたいな感覚です。

いやいや、全員があんたみたいなロボットのような人間じゃないんですよ。温かい赤い血が流れてるんです。

どんな仕事でも、コミュニケーションは非常に重要です。1人だけで完結する仕事はありません。ただの挨拶でも、にこやかに挨拶をされたら、こちらの気持ちも良いですよね。

そして職場でコミュニケーションを取るときは「基本的には上司から」です。それなのに、「全然自分から話さない人」もいます。これは確実に職場のモチベーションを下げます。

それにコミュニケーションを普段から取っていないと、「細かいミスや仕事上の気づき」が部下から報告されません。いくら「報・連・相」と会社の壁に張ったところで、報告しない部下にとって、そんなのは意味がありません。

紙に書いて壁に張っただけで効果が出るのであれば、私だって「ガッキーと食事に行きたい」と書きますよ。

「向こうから報告してくるだろう」と上司が「待ちの姿勢」ではなく、自分からガンガンコミュニケーションを取る必要があります。そのときに、軽く一言二言雑談を交えれば、自然と職場の雰囲気は良くなり、全体的なモチベーションもアップします。

モチベーションを下げる人は、「絶対に自分から喋らないマン」な人が多いです。「本当に何もしゃべらない人」もいます。いやいや、あんたはお地蔵さんだからそれで良いけど、ちょっとは周りのことも考えてくださいよということです。

常に粗さがしをしている人

他人のモチベーションを下げる人は、「常に粗さがし」をしています。他人の良い面を見るのではなく、「悪い面」ばかり見ています。

本当にいるんですよね、他人の悪い面しか見えない人。いや見ようとしない人。

もう目と言いますか、顔にいやらしい感じが出てます。第一印象、直感でいやだなー、怖いなー怖いなーと感じたら、それは恐らく正しいです。

ただ、たまに職場で誰かの悪口を言うのはアリですよ。何が何でも悪口や冗談がダメなわけではありません。

私も大人で、この記事を読んでいる人も大人だと思うので「悪口は絶対にダメ!」と綺麗な目をして誰かに言えないですよね。必要なのです、時には。

ただそういうのにも限度があり、「ずっと悪口や批判ばかり」していては、モチベーションは下がります。

「どうせこの人は、また誰かの悪口を言うんだろう」

となり、優しい人間の心を持っている多くの人は、「なんか疲れるわ」となります。何事にも批判的な精神を持つのは大切ですが、あまりに批判的過ぎると他人のモチベーションを下げます。

ましてや、こういう人が上司だったら部下は大変です。

常に粗さがしをされるので、「上司対策」もしなければいけません。報告するときも、「どうせあの妖怪文句つけたがり」は何かケチをつけてくるだろう。報告するのがメンドクサイ、と「文句ばかり言う上司との会話を想像するだけ」でモチベーションが下がります

何でも自分の手柄にする

職場での喜びと言えば、「出世や昇給」があります。社会人として働いていると、基本的には出世や昇給を目指して日々働いています。

出世して肩書が変わったり、昇給して給与明細の数字が上がると誰でもテンションが上がり、親や恋人や友人にも、それとなく「なんか、出世したみたいなんだよね。まぁ大したことじゃないんだけど」と自慢をしたくなります。

そんなときに、「自分の手柄を横取りされる」と大きくモチベーションが下がります。

要は、「正当な評価がされていない」わけです。これは職場で他人のモチベーションを下げる大きな要因です。

会社で働いていると、全員が良い人ではないので、「何でも自分の手柄にする人」もいます。そしてそんな人は責任を絶対取りません。

「はしごを外される」という言葉もありますが、これは社会人になると結構経験します。

「いや、あんたがやれって言ったからやったのに・・・」と。

ただはしごを外されるよりもモチベーションが下がるのが「手柄を取られる」ということです。自分の頑張りが他人に横取りされると、一気にやる気がなくなります

そのため、会社では「人事・昇給は非常に重要」です。働いている人たちのモチベーションを大きく左右することになります。「将来に対する期待」は、働くモチベーションに大きな影響を与えます。

サービス残業を強要する

職場での「大きな不満」のなかに、必ず入るのが「サービス残業」。サービス残業がある会社で働いている人の不満を聞くと、「真っ先にサービス残業に対する不満」が出てきます。

サービス残業とは、「自分の働きに対して、対価が支払われていない状態」なので、「え?今のこの時間って何か意味ある?」と感じるのです。

しかも自発的ではなく、上司から「意味の分からないサービス残業の指示」があれば、一気にモチベーションは下がります。

上司の立場からすると、「1時間ぐらいで終わるから、チャチャッとやってくれ!俺もやってきた」という感じですが、サービス残業を振られたほうからすると、「その1時間が非常に貴重」なのです。

ただ家に帰ってゆっくりとテレビやYouTubeを見るだけかもしれませんが、サービス残業の1時間と家でリラックスした状態の1時間は天と地ほどの差があります。

10年ぐらい前なら、「強引なサービス残業」も何とかなったかもしれませんが、今は無理です。「時間は厳守」しないと、特に若い20代の人は急激にモチベーションが下がります。

今は、「退社時間を過ぎてから帰りの準備をさせる」よりも、「退社時間になることには、帰りの準備が終わっている」ぐらいがちょうど良いかもしれません。

細かく言えば、実働時間が5分か10分ぐらいは短くなりますが、「サービス残業は1分もさせない」という「姿勢」を見せるのが大切です。このような姿勢を見せることで、「メリハリをつけて仕事をしよう!」とも言いやすくなります。

サービス残業を強要する上司から「メリハリをつけて仕事をしよう!」と言われても「はぁ?寝言は布団で言えや!」ぐらいしか相手に響きません。「他人の時間を消費する感覚が薄い」人も、職場では他人のモチベーションを大きく下げます。誰も望んでない自腹での無駄な飲み会を主催するとかが、それに当たります。

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