「どうもアイツとは合わない。顔もムカつくし」と仕事中に感じる人もいるのではないでしょうか。
「扱いにくい人」が職場にいると、ストレスが溜まりますよね。
本当は「言われたら、ちゃっちゃと動かんかい!」と扱いにくい人にズバッと言いたいところですが、現実は「グヌヌ・・・」と自分の考えを押さえ込んでしまいます。
ただ、扱いにくい人を放っておくと、「どんどん扱いにくくなる」ので注意が必要です。対処法を考察します。
仕事で扱いにくい人とは「フィーリングが合わない」
仕事で扱いにくい人とは、「フィーリングが合わない人」です。
何となく「自分と根本的な部分」で合いません。これ結構重要です。
例えば、自分は空気を読む性格で、何事も穏便に済ますタイプ。ただ、扱いにくい人は全く逆の場合。
扱いにくい人は、全く空気を読まずにとにかく喧嘩腰。何をするときも、自分に対して反抗的な態度を取ってきます。立場的には「自分が先輩・上司」で相手が「後輩・部下」のことが多いです。
さらに、現在では「年上の部下」もいますよね。そんなときはさらに厄介です。年上の部下は変にプライドが高く、自分の言うことを素直に受け入れません。
「あぁ、コイツが出世してない理由が分かるわ」と感じるぐらいです。年上で部下ということは出世をしていないので、整合性は取れています。
扱いにくい人がいると、自分のやりたいように仕事が進みません。
そして、扱いにくい人は、「こっちを馬鹿にしているような態度を取る」傾向があります。
このようなときに、「無視」をしていたら危険です。まさに相手の思うつぼ。扱いにくい人は、社内政治が得意なので、知らない間に「なぜか自分が孤立する」場合もあります。
仕事で、「扱いにくい人がいる」と悩んでいる人は、真面目で繊細なタイプが多く、「扱いにくい人」はガサツでぐいぐいいくタイプが多いです。
恐らく、誰しもが職場に1人ぐらいは「コイツは本当に扱いづらい。顔もムカつくし」という人がいますよね。
「扱いづらい」なので、立場的には、「上司から部下」に感じることが多いですが、同僚や取引先にも「扱いにくい人」がいるかもしれません。そんなときに、「はぁ、アイツは扱いにくいなぁ・・・つらい」とため息をついているだけでは、何も解決しません。
仕事で扱いにくい人の対処法
仕事で扱いにくい人の対処法としては、次の2つがあります。
- できるだけ穏便に対処(軽く手のひらで転がす)
- 相手に自分の立場を分からせる
具体的に一つずつ見ていきましょう。
できるだけ穏便に対処(軽く手のひらで転がす)
まず最も現実的な対処法。「穏便に行きましょう」というパターンです。現在、「あの人は扱いにくい」と悩んでいる人が急に人が変わったように、「オタク、何言うてますの?冗談は顔だけにしてや!」と言えるはずがありません。それが出来たら誰も苦労しません。
そのため、「上手に手のひらで転がす」のをイメージしましょう。
「扱いにくいなぁ」と感じるのは、「その人と意見が違うから」です。そのため、こちらか「相手の意見に合わせていく」のがベスト。そして、「徐々に自分がやりたいように持っていく」のです。
最初の「相手の意見に合わせる」ときに、「何で私がそんな馬鹿げたことをしないとダメなのか」と感じるのも理解できます。しかし、「誰だって妥協が必要」です。
肉を切らせて骨を断つ、の精神で、「表面上だけでも上手くする」のは人間関係において「極めて重要」です。本当の反撃は後からでも十分間に合います。
「扱いにくい」ということは、「自分が扱っている立場」です。「自分のほうが立場が上」というのを、しっかりと噛みしめたほうが良いです。
「あんな奴より、私のほうが会社に評価されてるんだ。ここは私の素晴らしい戦略的妥協を見せつけるチャンスだ」と考えれば、イライラすることなく対処できます。
そして、相手が扱いやすい感じになってきたら「私はまた、一つ上のステージに上がってしまった。自分の能力が怖い」とコーラを飲みながら悦に入れば良いのです。
相手に自分の立場を分からせる
次は、「いやいや、がっつり行くでしょ!」という人向けの対処法です。扱いにくい人がいたら、「ガンガンに行くパターン」です。
まずは、「どちらが立場が上なのか」をハッキリさせましょう。
何も扱いにくい人と、肩を組んで仲良く仕事をする必要もありません。
こちら発信でガンガンに行くと「完全にパワハラになる」ので注意が必要ですが、「相手から嫌がらせを受けている」と感じたら、毅然とした態度で対処すべきです。
こちらの「がっつり正面から対処する」のは、できるだけ早めが良いです。
「話し合えば、どんな相手でも分かり合える」と言いたいところですが、そんな綺麗事で済んでいたら、とっくに世の中は平和になっているハズです。
残念ながら、「どんな職場でも失礼な人はいますし、扱いにくい人」もいます。そのときに、「自分は何もしてないのに」相手から執拗に絡まれると感じるときは、もういい大人なので、「やったるで!」と気合を入れるのもアリです。
ただこのようにバチバチにやり合うと、「どちらかが辞職する」か「異動させられる」ので、正直強くはおすすめしません。
ただし、「自分のプライドに関わる問題だ!」と感じたときは、徹底的に戦ってみるのも正当な対処法です。そんなときは、正攻法で、後から誰に見られても恥ずかしくないやり方で戦うのがサムライだと感じます。できれば、ですが。
そしてそのほうが、後々、振り返ったときに「自分は正しいことをした」と心の底から思えるようになります。これは、結構重要です。