家に帰るとダラダラしてしまう時ってありますよね。そして、「寝る前」になって急に思い出したように
「あっ、きょうも何もしてない・・・。こんな感じでいいのかな」と落ち込みます。
そして、「よし!明日こそは家の片付けして、勉強もやるで!」と思っていても、また気づいたときにはベッドの上。このような生活は「強い中毒性」があり、ダラダラすることが当たり前となり、気付けば無気力になります。帰宅後のダラダラしてしまう時の対処法です。
家に帰るとだらだらしてしまう…抜け出せない惰性の日々!
学校や仕事が終わって家に帰ると、「急に心身ともにガッツリ休憩モード」になります。長い時間座ったり立ち仕事をしていたせいで、脚もむくんでるしちょっと眠たいです。
そして、「いつものように」家に帰ると直ぐにパソコンやテレビの電源をつけます。さらにそこからシャワーを浴びると、「もう勉強や部屋の片づけをする気持ちじゃない」のです。無性にアイスが食べたくなります。
パソコンの前で、「いつもネットサーフィンしているサイトをチェック(ぜひこのサイトもブックマークしてほしい)」したり、スマホではSNSで有名人や友人の投稿を惰性のままにチェック。
さらに時事ネタから芸能ネタまでトレンドニュースを確認すると、「ちょっとお腹が空いたなぁ」と夜ご飯。
ご飯も食べ終わると、お腹も満腹で動けません。
ちょっと油もの食べ過ぎたかな?とネットで「油もの 食べすぎ」と検索。あれこれしてる間に、「抑えようもない眠気」がやって来ます。
「ちょっとベッドで横になろかな」
スマホを充電しながらまた、ベッドでネットサーフィン。そろそろ眠るか・・・という時になって「ハタ」と気づきます。
あれ?きょう一日これで終わるけどいいのこれ?
昨日もこんな感じだったし、これからずっと人生こんな感じで終わるの?ヤバない?となるわけです。
だがしかし!
もうこの時点で「眠たい」のです。ここから勉強したり本を読むことは、「理論的に考えて不可能」となります。まぶたがどうしても重い。そして、電気を消して目を閉じながらこう思います。
「明日からがんばろう」
家に帰るとダラダラしてしまう時の対処法6選
それでは家に帰るとダラダラしてしまう時の対処法です。次の6つを試してください。
- カフェインを取る
- 直ぐに取りかかる
- 運動をする
- テレビやパソコン・スマホを見ない
- しっかり寝て、朝活に切り替える
- 帰宅前にカフェに行く
カフェインを取る
家に帰って「ダラダラしてしまう時」に最も簡単な対処法としては、「カフェインを取る」ということです。
カフェインの効能としては、眠気覚ましなどの興奮作用や尿の排出を促す利尿作用などが広く知られていますが、このほかにも「自律神経の働きを高める」 「集中力を高め作業能力を向上させる」 「運動能力を向上させる」など、様々な効果が明らかになっています。
引用:カフェイン(全日本コーヒー協会)
カフェインを取ると、上記に引用したように、「眠気覚まし」や「集中力を高めてくれる」働きがあります。コーヒーや紅茶を飲んでカフェインを取るのも良いですし、カフェイン入りのタブレットやガムでも良いですよね。
「ダラダラしなくなる成分の物を意識的に取る」のも大切です。目をバキバキにしてがんばりましょう。
帰宅してシャワーを浴びて、直ぐに大盛りのパスタを食べたりすると誰だって眠たくなります。
ダラダラしてしまうのを、一気に立て直す対処法としてカフェインは効果的です。
直ぐに取りかかる
家に帰ってダラダラしてしまうのは、「家に帰るなり音速のスピードでダラダラしている」からです。ダラダラするまで無駄な動きがありません。
そうではなく、帰宅すると「直ぐに」自分がやりたいことに取りかかります。
1つ目のスイッチはBody(身体)。身体は脳の支配下にあると思われがちですが、本当は逆で、カラダが主導権を握っています。
~(中略)~
脳は進化の歴史では新参者なのです。「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」、「やる気が出たからやる」のではなく「やるからやる気が出る」のです。
引用:池谷裕二が指南!やる気が出る「脳」のだまし方(PRESIDENT Online)
上記は東京大学の教授・池谷裕二氏の言葉ですが、「まずは身体を動かす」ことでやる気が出ると書かれています。
家に帰宅してダラダラしてしまう人は「やる気になってから始めよう」と考えているのではないでしょうか。
この考え方が「むしろ逆」。
家に帰って、「やる気ないなぁ。ベッドで横になりたいなぁ。アイスも食べたいなぁ」と思っていても、歯を食いしばってグッと我慢し、自分のやりたいことに取り組みます。すると徐々にやる気が出てきます。
部屋着に着替えたりせず、「むしろ帰ってきた服装のまま」自分のやりたいことに取り込みます。
勉強をする時も、「メンドクサイなぁ」と思いながらも「取り合えず本を開く」ことが重要なのです。
あの世界の宮崎駿も「あー面倒臭いなぁ。面倒臭ぇぞ」とぶつぶつ言いながら仕事をしています。(※参考動画⇒宮崎駿監督 「面倒くさい」)
正直、上記2つの「カフェインを取る」「直ぐに取りかかる」対処法で「かなりの効果」があります。
簡単に言えば「コーヒーを飲んで、直ぐに取りかかりましょう」ということです。
運動をする
家に帰るとダラダラしてしまう人は、もしかしたら「自律神経が乱れている」かもしれません。
運動すると自律神経の交感神経が活性化されて優位になり、意欲的でポジティブな思考になるといわれています。
~(中略)~
脳の情報伝達のバランスを整えるセロトニンが増えると心が落ち着いてさわやかな気分になり、集中力も高まります。不安感や抑うつ感なども改善されます。
引用:新しい季節は運動で気軽にリフレッシュ!(サワイ健康推進課)
自律神経は上記に引用したように自律神経の乱れは、「運動でセロトニンを増やす」ことで改善されます。そしてセロトニンが増えると結果的に「集中力が高まりやすくなる」ので、帰宅すると無気力になる人は「運動不足」の可能性もあります。
これは実際に私も普段から運動をしていますが、効果を実感しています。
最近は社会情勢でジムで運動ができていない期間もあり、その時は「どこか集中力が切れている感覚」がありました。
そういえば最近全く運動をしていない・・・という人は、ダラダラする前に運動をすると、集中力が高まりやすくなるかもしれません。
テレビやパソコン・スマホを見ない
家に帰るとダラダラしてしまう時に、「一番不要なもの」として、テレビ・パソコンやスマホ(ネットサーフィンなど)があります。
「気づいたらスマホを見ている」という人は注意しましょう。
勉強や仕事以外の「娯楽(ネットサーフィン)のためのパソコン」は不要ですよね。
こういうのは悪い意味で習慣化されている可能性があります。
家に帰宅したら、「即効でパソコンの電源をつける」とか「取り合えずBGM代わりにテレビをつける」とか。
惰性で何となく見てるテレビやパソコンからは「何も生まれない」です。
テレビ・パソコン・スマホを見ないと決めると、「自分だけの時間」を作れるようになります。
パソコンやスマホをいじったり、ゲームをするときは「時間を厳守」するようにしてください。あと5分だけ、とかあともう一戦ということを考えだしたら強制的にコンセントから引き抜き、窓からパソコンを放り投げるぐらいの覚悟が必要です。
家に帰って「ネットを遮断する」だけでも、自分の時間はかなり作れます。
しっかり寝て、朝活に切り替える
仕事から家に帰ると、どうしてもダラダラしてしまう時もあります。また体質的に夜よりも「朝のほうが強い」という人もいるのではないでしょうか。
そんな人は思い切って、早く寝て「朝活」をしましょう。
朝中心の生活に変えれば、ダラダラすることも減ります。
仕事から帰ると、「一日の疲れがたまっている状態」なので、「ちょっと休みたい」と感じることもあります。
しかし7時間ぐらいしっかり寝た後なら、心身ともにリフレッシュした状態で活動ができるのではないでしょうか。
帰宅前にカフェに行く
家に帰るとダラダラしてしまう人のなかには、「家だと全く集中ができない」という人もいます。
実はこのタイプの人って意外と多いのではないでしょうか。
「外だと集中できる」という人。
帰宅すると無気力状態になるのが分かっているなら、「家に帰るまでにやりたいことを済ませる」のが良いですよね。
本を読みたい人はカフェに行ったら良いですし、勉強をしたい人は自習室に行くのもありです。
カフェ代や自習室代は「必要経費」として考えます。
「どうしても家だとダラダラしてしまう」と分かっている人は、家に帰るまでにやることを済ませるようにしましょう。
ちなみにお笑い芸人オードリーの若林さんもネタ作りのときは、自宅ではなくカフェで集中しているということです。(※参考:オードリー若林正恭 カフェの丸テーブルに「何がいいの?」(ライブドアニュース))
まとめ
家に帰るとダラダラしてしまう人は、「とにかく身体を動かす」ようにしてください。
「気分が乗って来たら行動するのではなく、まずやる」
これを意識して、コーヒーでもグイっと飲み、宮崎駿を意識して「面倒くせぇなあ」と言いながら取り組むと、集中力は徐々に高まっていきます。
ただなかには積み重なるダラダラによって「自律神経が乱れている」人もいます。そんな人は適度に運動をして、セロトニンを増やすほうが近道かもしれません。
帰宅してダラダラして、寝る前になったら何もしてなさ過ぎて焦るという負のループから抜け出して、「きょうもやりきったなぁ」とグッスリ眠れるようにしてください!
【家でダラダラどころか仕事にも行きたくない人は▼】
【仕事で要領が悪い人はこちら▼】