承認欲求の強い人が職場にいるときの対処法【解決】

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承認欲求とは


承認欲求の定義とは「誰かから認められたいという欲求」です。つまり「他人からできるだけ良く見られたい!」という欲求ですよね。

承認欲求自体は、誰しもが持っています。ただここで問題なのは「承認欲求が強すぎる人がいる場合」。自分の身の回りに承認欲求が異常に強い人がいる場合が大変なのです

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職場の承認欲求が強い人への対処法

職場に承認欲求の塊のような人がいる場合


出典:RyanMcGuire(pixabay)

これはやっかいです。みなさんも一度は職場の飲み会などで経験したことがないでしょうか。

「おれ、昔ちょっと悪いときがあってさ…へへ」みたいな武勇伝を聞かされたことが。

さらには

「俺の知り合いの社長が今度・・・」など、自分には関係のない偉い人の名前を出してきたり。

 

自分が社長でもないのに「社長を知っているマウント」を取りにきます。「だから何?あなたは社長でもなく、ただのサラリーマンでしょ」と正論を言いたいところですが、さすがに言えません。スネ夫みたいな子供が「親が金持ちなんだ」と友達に自慢するようなものです。

何故、その人がこういう自慢をするのかというと、「会社では全然仕事が出来てなくて、出世もしてないけど、本当はポテンシャルは凄いんだよ」と暗にいや、陽にはっきりと伝えているのです。

 

この手の話は社会人ならマナーと言いますか、「へぇ、すごいですね~」と相槌を打つのがマナーとなっています。相手のあふれ出ている「承認欲求」を満たしてあげないとダメなのです。社会人は大変です。

ただ、こういうのも飲み会の席だけならまだ我慢できるギリギリのラインですが、これを職場にも持ち込んでくる

ストロングスタイルの承認欲求くれくれ人」もいます。

この承認欲求を強く求める人は「若い人」に多い気がします。おっさんになってくると、あまり周りがどうとか気にならなくなってくるのです。それにおっさんは「承認欲求を満たしてあげる側」になります。

若いうちは理不尽な目に遭うことも多いので、仕方ない部分もあります。それに、「頑張れば認めてくれるだろう」という淡い気持ちがあるのかもしれません。

学校の時のように「テストの点数が良かったらいい」というわけではないのです。仕事の場合だと「あえて満点はとらずに平均点ぐらいを取る」ほうが認められる場合もあります。仕事が出来過ぎると、サラリーマンの場合、周りから嫉妬されることもあるのです。

長い目で見ると、早い時期からあまりにも飛ばし過ぎると周りに警戒されて出世に不利になります。

 

それに、若い人は自分の理想が自分の器よりも、かなり大きめのサイズを想定しているように思えます。そして、自分がしている仕事が上司や他人から評価されないと、「いやいや俺、こんなにやってんねんけど!」と思うのです。

それだけではなく、自分のせいじゃないのに上司の責任を取らされたり、急にはしごを外されたりといろいろあります。もっというと、承認欲求が強すぎるのは、子供のころの環境も大きく影響します。

ただ上司の立場からすると、若手がやっている仕事は「そんな仕事ぐらい何にも言われんくてもしっかりやってくれ」という風に考えます。若いころ、俺は自分でやったけどね、と。今、自分がしている仕事と比べると責任も軽くて簡単な仕事を若手はしているので、それをほめる、つまり「承認してあげる」ということは、上司側からすると「意識しいないと」できないことなのです。

上司側は「それぐらいはやって当然」と考えています。承認も何も「黙ってやれ」と。「やって当たり前」と思っています。上司は「自分に都合よく過去の仕事を美化する」ことがあります。ただ部下の承認欲求を満たさないと仕事は上手く回りません。

 

職場で部下の承認欲求を満たしてあげる方法としては、「小さい仕事でも継続的に褒める」ということです。例えば、部下が仕事を休んだ時に「いやー、昨日は○○君がいなかったから全然仕事が回らなかったよ」と一言いうと、20代ぐらいの人は「そっすかー!」と嬉しそうに答えると思います。そうか、自分がいないとダメなんだな!全く!たまには仕事してくれよ!とやる気を出します。

あとは女性の部下の場合も同様のことが言えるでしょう。かなり細かいことですが、お茶を持ってきてくれたり、お菓子をもらった時などは「あぁ、そこ置いといて」ではなく、「ありがとー、ちょうどピッタシ欲しかったところ」などと言って、継続的に小さいことを感謝する作業が必要です。

部下が仕事で大きい成果を上げているときは、「自己評価」もグングン上がっているので、特に褒めたりする必要はありません。バランスが取れています。それが満たされないような小さい成果を「褒める」ということが必要になります。

 

仮に、ゾッとすることですが、おっさん上司が承認欲求くれくれだった場合は、20代の若い人に比べてもっと簡単です。というか単純に考えます。

上司が承認欲求モンスターだったら

上司がこの承認欲求を強く欲しているタイプの人の場合は、なぜそういう風になっているのかを考えるのかが大切です。おそらく、「出世していない人」や「普通に仕事ができない人」である可能性が高いです。

 

それにもかかわらず、自己評価は高い。「もっと俺は評価されるべきだ!」と真剣に考えています。他人から良い評価をされたい、と考えるのは誰もがそうですよね。しかし、それは非常にあいまいな部分が大きいです。上司は自分自身の評価と他人からの評価が合っていないと感じています。

このようにバランスが悪いのです。このバランスを保つためには「自己評価を下げる」か「他人からの評価を上げる」しかありません。自己評価を下げるということは、おっさんの年齢では難しいのです。いや逆に「どうせ俺なんて」と言っているおっさんのほうが問題です。

おっさんになってくると、このバランスを保つ要素の一つ「他人からの評価」つまり「他人からどう見られているか」ということをあまり気にならなくなるのです。居酒屋でもおしぼりでゴシゴシと顔を拭きます。

おっさんは「自分だけのやりがい、生きがい」のようなものを勝手に見つけるのだと思います。その結果として頑固おやじが完成します。頑固おやじで承認欲求が強い人もいますよね。そんな人の対処は意外と簡単です。

承認欲求が強いおっさんの対処方法としては、「自己評価を上げてもらえるように説得する」か「無理やりにでも褒めて他人からの評価を上げる(ように見せかける)」という意外にありません。前者のほうの説得はかなり難しいため、後者の「無理やり褒める」のがいいでしょう。

褒めるのは「何でもいい」です。外見や服装(時計)だったり、仕事中にネットサーフィンしている様であったり、本当に何でも良いです。むしろ「仕事をしていない」という事をほめてもいいかもしれないぐらいです。

 

このように書くと、「何で私があんな奴をほめないといけないんですかッ!」ということを言われそうですが、こういうときのために先人から伝わる言葉があります。

馬鹿と鋏(はさみ)は使いよう

 

このことを意識していれば、大丈夫です。

 

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