細かい人っていますよね。「どうしてそんなにそんなに誰も気にしない細かなところに目が行くと感心すると同時に、「かなりうざい」ですよね。うっせーと。
ちょっとはその細かい性格を自分自身に向けろよと。
細かい人の特徴と対処法です。
どうして細かいことが気になるのだろう
細かい人の言動を見ていると、「どうしてそんなに細かいんだろう」と不思議に思いますよね。子供のころからの育ってきた環境でしょうか。
細かい親からの躾で、彼・彼女のような細かい2世が出来上がったのか。あるいは後天的に、何かキッカケがあり大人になってから細かい人になったのでしょうか。
例えば、電車に乗るときにちょっとでも割り込みをされると「鬼のような形相」で割り込んできた人をにらみつける人がいます。そして電車に乗ると
「あの人、常識ないわね。強引に私の前にきて、この私がいるのに・・・!!」とトークが止まりません。徐々にヒートアップしていき、電車内でめちゃくちゃ大きな声で話しています。
車両の奥まで聞こえるような大きな声なので、周りの視線も痛いです。
こういうときに「どうしてこの人は、自分がされた細かいことは気にするのに、公共のマナーは気にならないんだろう」と普通思いますよね。
私の常識はあなたの非常識。細かい人の特徴を見ていきましょう。
細かい人の特徴
細かい人には「共通点」があります。今まで何人もの「細かい人」いや「細かすぎる嫌な奴」を見てきましたが、そこまで大きな差異はないのです。
つまり「大体同じカテゴリーに分類可能」です。同じタンスの引き出しにしまうことができます。
顔に細かい感じが出てる
細かい人って、何となく顔を見るだけで「この人細かそうだな・・・」って思いませんか?顔がネチッコイと言いますか、独特の「目」をしています。
疑っているような、何か粗を探しているような目をしています。
例えば、戦場カメラマンの渡部陽一の目を見てください。どう見ても「細かくない性格」の目をしています。
[映画]誰も戦場という狂気から逃れられない…戦場カメラマン渡部陽一が明かす惨状 http://t.co/d9lSigwp4z pic.twitter.com/zioslRFMkI
— シネマトゥデイ (@cinematoday) 2015年2月13日
細かい人は、今までずっと細かなミクロなことが気になっていたので、顔にもそのみみっちさが出てしまっているのです。
そのため「直観的に」誰かの顔を見たときに細かそうだなー、やだなー、怖いなーと思ったら、「細かい人用の対応」をするようにしましょう。対応を失敗すると、ずっとネチネチ説教されることになります。
変なところが気になる
細かい人は、変なところが異常に気になる性質を持っています。普通だったら「そこまで気にならない」ことでも、止まりません。車と細かい人は急には止まれません。
例えば、会社の昼休みに外に昼食に出ると、細かい人からスマホに連絡がきます。「PCの電源つけっぱなし」と。そして「分かりました。切ってもらっといていいですか?すみません」と送ると
「そんなことできません!それは私の仕事ではありませんっ!!!」と細かな人はメールでもすごい剣幕で怒ります。
確かにPCの電源を切ってから昼食に出たほうが良いです。ただ「そこまで気になりますか?他人のPCの電源が付いていることに」。その人が会社の電気代を支払っているわけでもありません。
もっと言えば「もうちょっと待てばスリープ機能で自動的にスリープ状態になる」のです。そして一度でもこのような出来事があったら「ずっと」監視されます。
「席を立つときにPCの電源を切っているかどうかを」。怖いですねー。
細かな人は独自のマイルールが強すぎるという面も強いです。
一度自分が変だと思ったら言わずにいられない
我々が誰かに対して「細かいなぁ」と気づくのは、「誰かが細かなことを言葉に発する」からですよね。
つまり細かなことに気づいていたとしても「言葉に発しない限り」誰も細かな人になりません。恐らく、「細かなことに気づいている人」って意外と多いのではないでしょうか。しかし
「まぁいっか」と大抵の人は口には出せずにそのまま流します。「細かなこと」なので。
細かな人は「流す」ことができないのです。口に出して言わずにはいられません。
この「口に出すか出さないか」は大きな違いです。特に職場や恋愛・結婚の場面では、「長い時間お互い一緒に過ごす」ので、細かなことをいちいち言われると、言われたほうはストレスがたまります。
また言っている細かな人もイライラしています。イライラ×2ということになります。
世の中の中心はいつだって自分だ
細かな人が、細かいことを恥ずかしげもなく言えるのは「世の中は自分中心に周っているいる」と感じているためです。
普通細かなことを言うときは「こんな細かなことを言って大丈夫かな?」と逡巡するものです。
ただ細かな人は、こういった人の機微に関わる部分について非常に大雑把なので「脊髄反射的に」細かなことを直ぐに言います。我慢ができません、というか我慢という概念がありません。
そのため細かな人が誰かのルールに合わせることはないです。誰かに合わせるとということは、自分が間違っているということになるため、受け入れられません。
そんなことをしたら、自分が世界の中心ではなくなってしまいます。
大雑把な人はだらしなくて嫌い
細かな人と対局にいるのが「大雑把な人」です。細かな人と大雑把な人の相性は極めて悪いです。
多様性とは?という問題を考えさせられてしまいます。
大雑把な人はとにかく「細かなことが気にならない」のです。そして細かな人は細かいことが気になる。こんなの合うわけがありませんよね。
そのため職場でもしばしば「細かな人」VS「大雑把な人」でもめることがあります。
例えば、大雑把な人が仕事中に「ちょっと一服してくるわ~」と言いながらタバコ休憩に向かいます。すると細かな人はその動きを、誰よりも早くキャッチ。
細かな人は大雑把な人がタバコ休憩している時間を計っています。その後、大雑把な人がタバコ休憩から戻ると、細かな人は自分の周辺にファブリーズをこれでもかというぐらいシュッシュと振りかけています。
おぉこえーとそれ以外の人たちは見てみないフリ。大雑把な人も「まただよ」みたいな顔。
そこから細かな人はタバコ休憩の時間を「時給に換算して」上司に報告します。「大雑把さんがタバコ休憩をしている間も『私たち』は働いています」と。
「これって不公平ですよね?」と上司に詰め寄ります
上司もうーんと困っています。このように細かな人は大雑把な人と終わりなき戦いを繰り広げることになります。
直ぐにイライラする
細かな人の「沸点の低さ」は異常です。ちょっとでも細かなことに気づくと
「瞬間湯沸かし器」のように直ぐに怒り出します。
もう止められません。イライラするというのは、「自分の考えと違うから」ですよね。
それを態度にハッキリ表すということは「相当強い怒りの感情」を持っているのが分かります。普通は誰かが間違ったことをしたとしても、「何でそんなことをしたんだろう」と少し考えます。
しかい細かな人は瞬間湯沸かし器なので、直ぐにカチーンと来て
「おかしーやろーっ!!」と怒りだします。イライラしやすい人は、自分の考えていることと「寸分違わず一緒」じゃないとダメなので、かなり細かい人ともいえます。
私はあなたの為を思って言っていることを理解して
そして細かい人は「明らかに自分がイライラしないために言っている」のに「あなたの為の思って注意してる」などと、自分の立場を勝手に正しい側に強引に変えようとします。
無責任な綺麗事を言う人に多いです。
勝手にイライラしてるだけなのに、細かいことを言ったことに対して「感謝してほしい」と思っているのです。たまりませんね。
病気の可能性も
このように細かい、いや細かすぎる人の場合「病気の」可能性はないでしょうか。細かすぎる人の場合は、何か気になったら言わずにはいられません。
現実と「折り合い」をつけるのが下手なため、何らかの病気と医者に命名される可能性は高いです。
試しに、普段どのようなことが気になってイライラするのかありのまま医者に伝えると、
「分かりました。それではお薬を処方しますので、また2週間後に来てください」と言われるのではないでしょうか。
細かい人の対処法
それでは細かい人の対処法です。細かい人と職場や学校で同じ環境にいる場合、何か対応をする必要があります。いつまでもネチネチと言われる筋合いはありません。
あきらめる
まず最初にオススメする対処法は「あきらめる」ということです。本当なら「あきらめないで!」と言いたいところですが、細かい人のことは「あきらめたほうが良い」です。
細かい人に対処するために、こちらが細かい行動や言動を注意すると「こっちが疲れる」のです。わざわざ細かい人に合わせてこちらが疲れるなんて馬鹿馬鹿しいです。
相手は細かいことを気にするのが大好きなので、手に負えません。
となると、一番最初に考えられる対処法としては「やれやれ」とカフェオレでも飲んで細かい人の戯れ言は聞き流すほかありません。
近寄らない
細かい人と仲良くするのをあきらめたら「徐々に距離を取る」ようにしてください。いきなり離れるのではなく、あくまでも「大人としての振る舞い」をします。
細かいことを言われても「なるほどぉ」と適当な相槌を打ち、一歩ずつ離れたほうが安全です。
できれば物理的にも離れたほうが良いですが、それが無理なら最低限の会話しかしないなど、普段の生活のなかで細かい人との関わりを最低限に抑えます。
近寄らなければ、相手からも細かいことを言われることもありません。
後は忍耐勝負です。相手が細かいことを言う対象を自分から他人へと移るのを待つしかありません。自分に対して細かいことを言わなければ、細かい人のことはそこまで気にならないですよね。
自分が細かいことを言われなくなったら、後は別の人が対応すべき問題です。優しい人は、次にネチネチ言われている人に対処法を教えてあげましょう。その後、またカフェオレでも飲んで「耐えたなぁ」と引き続き近寄らないようにします。