女性部下に対する接し方 3つのNGワードを言わない【対処法】

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実は女性の部下との接し方に悩んでいる上司は多い

例えば、女性が多い職場に男上司が入るとします。その時の男の立ち位置というのは本当に肩身が狭いです。こういった状況を友人に話すと

「うらやましいなー」

などとノー天気に言われることも多いです。

しかし、実際は全然うらやましいことなんてありません。すごく気を使います。逆に、女性の部下だろうが全く気を使わない人もいますが、そういう人はもれなくめちゃくちゃ嫌われています

嫌われると女性の部下たちから陰口や批判はもちろんのこと、「分かりやすく反抗的な行動を取られる」原因にもなります。そんな批判や反抗的な態度も気にしないよ、という人もいいのですが、それだと職場では「管理ができない」という評価につながります。

また、おそらく、女の上司も男の部下のほうが扱いやすいと感じている人は多いのではないかと思います。

男の場合だと、基本的に「ある程度理不尽なこと」であろうが、グヌヌ・・・と吞み込んで、「これは仕事だ」と割り切る男が多いです。しかし、女の部下の場合は違います。普通に言い返されるときもあります。特に嫌われているときは、相手がオジサンでも容赦ありません。

おっさんちょっと涙目なってるやん、と傍目から見てかわいそうになる時もありますが、女性の舌鋒は鋭いです。

自分が涙目にならないためにも、女性に言ってはいけないNGワードを押さえておきましょう。特に、ある一定の年齢に達している女性には、本当にダメです。

女性に対するNGワード

 


出典:Anemone123(pixabay)

 

女性に対するNGワードは下記の3つです。

  • 年齢
  • 容姿
  • 結婚

上記3つのワードは、本当に気を付けないといけません。テレビのバラエティー番組などでは、まさにこの3つのことを取り上げて女性芸人をイジることもありますが、あれはプロレスです。女性芸人も言われることを分かっていて、番組の台本を読んで、お金をもらって、仕事としてイジられています。心構えが違います。

それを我々の実際の社会に持ち込んでしまうと、プロレスでは済みません。また、そのNGワードを使って芸人のように誰もが笑えるトークができるわけでもありません。特におじさんが調子に乗って女性部下に対して上記の3つのことを言うのは「傍目に見てもキツイ」です。

 

できるだけ「危ない橋」は渡らないほうが良いでしょう。

 

年齢についての話題の対処法

まず、女性が20代半ばぐらいまでならこの話題をしても全く問題はありません。雑談をしていて、カラオケなどの話題になるとジェネレーションギャップが生まれるので「25ぐらいだっけ?若いから分からないよね」という風に言っても、誰も気にしないと思います。

ただ、女性の年齢が30代より上になると、コレは駄目です。

「○○さん30代だっけ?若い子の歌なんて知らないよね?あはは!」

などと言うともう大変です。

基本的には「向こうから年齢の話題」をしてくるまではこちらからはしないほうがいいです。特に独身女性に対しては絶対にNG。結婚している人の場合だと「もしかしたら」大丈夫、、、いや限りなく無理っぽいですが、独身女性に比べたらまだ大丈夫です。

さらに言えば、向こうから少し自虐的に年齢の話題をしてきたとしても、曖昧な返事をするのがベスト。「女性の市場価値って30代超えると急激に下がるらしいよー」と30代を越えている独身女性が独り言のように呟いたとしても、聞こえないフリをしましょう。どこに地雷があるか分かりません。

対処法としては、ヒューマン対ヒューマンとして接するのです。少し分かりにくい表現ですが、年齢とかはもう忘れます。年齢という言葉・概念・数字そのものを忘れます。仕事をする上で、年齢を気にする必要はありません。最近は中途入社の人も増えてきているので、年上なのに部下という状態も頻繁にあります。

いちいち年齢を気にしている場合でもないです。

この年齢に対する女性の敏感さは、男からすると分かりにくい感覚ですが、女性のなかには年齢の話題をすると「本当にガチで怒る」人もいます。なるべく平和な状態にしましょう。専守防衛です。

また、やむを得ず、向こうから飲み会などの席で年齢の話題を振られたりしたときは

「え!38歳だったんですか!?いや、ずっと29歳ぐらいかと思ってました・・・えぇーそうなんですねー、ゴクリ」と主演男優賞ばりの驚きの演技を見せつけて大体5歳から10歳下を言います。たまに、向こうから直球の

「何才ぐらいに見えますか?」と言われることもありますが、まずは「いやー、うーん、どうだろう」ととぼけた顔をしながら逃げ回り具体的な年齢を数値化しません。この会話のローリターンハイリスクぶりは異常なので、間違ってもコナン君ばりの推理力を発揮して「35歳と見ました。いや目じりのシワの感じからいうと36歳かな?真実はいつも一つ!」と言ってはいけません。そんなことを言おうもんなら、後日

「○○さんから38歳って言われた」と少し盛られた状態で蒸し返されます。しかも、ずっと。

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この年齢というのは、50代とか60代になると男でも若く見られたら喜びます。相手がおっさんでも、「若いですねー。やっぱり気持ちが若いからですかね」などと言うと、おっさんも嫌な気持ちにはなりません。おっさんでも嬉しそうなので、女性の場合だとなおさらだと思います。

なるべく仕事中などは年齢の話をするのは避けたほうが良いです。

容姿の話題の対処法

次は「容姿」に関することです。女の部下の容姿が「お相撲さんのよう」だとしても、その点については何も言いません。社会人としてのマナーです。これは逆の場合も同様です。モデルのような綺麗な部下が入ってきたとしても、男の上司の場合「○○ちゃんはかわいいね!アナウンサーみたいだよ!」などと言った日には

「セクハラ上司」「可愛い子だけに優しい真正のクズ」というレッテルがついてまわります。

太ってるねー、とか細いねーなどと言った身体的特徴をズバッと言うのもマズいです。背が高い低いなども言わないほうがいいでしょう。

あとは「平等に接する」ということでしょうか。お相撲さんだろうがモデルだろうが、女の部下の容姿によって男の上司が接し方を変えたりしてはいけません。

いや逆に、モデルのほうに少し冷たいぐらいでちょうどいいかもしれません。男としては、どうしてもモデルに気に入られたいという気持ちがあります。しかし、現実的に考えると「出世」のほうが「モテる」ことより重要なのです。松下幸之助の本でも「本能は理性で抑える」という名言が書かれていました。※参考:松下幸之助の名言

刹那的な煩悩は唇をぐっと噛んで押し殺し、「部長の席をジッと見る」ことで心を落ち着けましょう。そもそも、モデルに優しくしたところで、何かが始まるわけではありません。誰もが島耕作にはなれません。諦めましょう。

会社では、こういう対処・振る舞いは「周りに見せるもの」なので、女性部下の容姿に関係なくなるべく平等に接する必要があります。

未婚女性に対する結婚の話題の対処法

女の部下に対するNGワードで一番大きいのがコレです。特に30代後半以上の未婚女性。もうこの結婚の話題は「サンクチュアリー(聖域)」です。晩婚化がささやかれる昨今、結婚をしていない30代後半の未婚女性は増加しています。結果として、そういう女性を部下に持つ上司も増えているのが現状です。

対処を少しでも間違えると大変なことになります。

聞いた話なのですが、飲み会で50代ぐらいのオジサンが酔っ払って

「40歳超えて結婚してない女はロクなもんじゃない!」

と機嫌良く、大きな声で自分の部下たちに言いました。それを運の悪いことに50代の未婚女性が聞いてしまいました。まさに赤鬼のような顔になり、すぐさま席を立ち店を出て、そこから数年間冷戦状態へ突入したということもあったようです。冷戦というか、一方的に口撃され始め、そのオジサンもすごく後悔をしていたようです。

ただ、これもその未婚女性が美人だったら、まだ何とかなります。それに彼氏がいるような場合も。問題は「そうじゃない」未婚女性です。

404 NOT FOUND | エッジニュース

男の上司からすると「ほんの冗談」のつもりで、結婚しないことをイジりたい気持ちも分かりますが、向こうにとっては未婚は冗談になりません、遺恨になります。

センシティブに考えすぎだよ、ぐらいでちょうどいいです。

「何で結婚しないの?」「今までチャンスなかったの?」「ずっと結婚しないの?」

このような質問を聞いてみたいという野次馬根性は分かりますが、知ったところで何にもなりません。なので、ヒューマン対ヒューマンとして、結婚制度なんてこの世には存在していないんだという気持ちで対処しましょう。

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上司は残念ながら選べない。有名な話でイチローも仰木監督に出会うまでは「振り子打法とかふざけすぎ」という理由で2軍生活を送っていた。世界最高のイチローですら上司がダメだと2軍選手。これは事実である。

既婚者の場合は、未婚女性の前でやたらと「うちのワイフがさぁ」とか「子供が可愛いざかりでさぁ」と言うのも、できれば控えたほうが良いです。

いや、もう家では肩身狭くてトホホだよ(苦笑)ぐらいがちょうどいいバランスです。

まとめ

今回は「男上司の女部下への対応法」を書きました。男上司からしたら「冗談」で言ったことも、相手からしたら非常に不愉快に感じてしまうこともあります。

今回は、女性部下に嫌われたら・・・ということについて書きましたが、逆に女性部下から好かれると、「かなり強力な味方」になってくれます。こちらがミスをしても「○○さんならしょうがないか・・・」という「理屈じゃない」考え方で強力な援軍になってくれることも多いです。

お互いが気持ち良く仕事が出来るような環境づくりが上司には求められています。

 

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