女性部下から好意のサインと勘違い!セクハラで懲戒処分になった事例

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女性部下から「好意のサイン」がキターー!!!と有頂天になって早とちりすると、「セクハラされました」と訴えられることもあります。

特にネットで「女性と目が頻繁に合えば、それはもう好きと言ってるのと同じ!」と書かれている記事を見て、「なるほど!」と思っている人は、立派なセクハラ懲戒処分予備軍と言えます。

この記事では、実際に女性部下からの好意のサインを勘違いしてセクハラで懲戒処分された事例を元に考察します。
上司に嫌悪感を表すOL

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女性部下から「好意のサイン」と勘違いした45歳独身男が懲戒免職になった事例

先日、ツイッターでも話題になっていた「セクハラで紹介処分」を受けた匿名のブログ記事が下記になります。まず読んでみてください。

セクハラで懲戒処分を受けた。
会社の人事サイトにも名前が載って晒し者にされた。おかげで居場所がない。
おれはいま45歳独身、係長クラス。訴えてきた相手は26歳の非正規バイト社員だった。
おれがその子とLINEとかしてたんだけど、休日一緒に映画に行こうと声かけたところで訴えられた。
引用:セクハラで訴えられたけど俺だけが悪いのか?(Hatelabo)

要約すると、「45歳の独身係長が26歳の非正規の女部下を、映画に誘ったらセクハラ・パワハラで訴えられて懲戒処分を受けた」という内容です。

ブログを見てみると、「男上司は本当に気を付けなければいけない」という気持ちになります。

飲み会などで、「たまたま」LINEや連絡先の交換を女性部下とすることもあると思いますが、「こちらからは絶対に連絡をしない」ほうが良いです。

用事があったら向こうから連絡してきます。

そしてもっと重要なのが「20歳も年が離れたおっさんと話していても女性は面白くない」という認識を持つことです。下手したら父親と同じ年代で、完全におっさんなのです。

まずはこの点を強く認識したほうが良いです。

例えば、私はいま30代半ばで「サッカーゲーム」が大好きで、実際のサッカーも大好きです。

しかし、会社では「そのことを自分からは」しゃべりません。自分の同期や上司なら別ですが、後輩に向かって「コナミエフェクトひどいよな!」などとは言いません。

なぜなら、「部下からすると、上司と趣味・プライベートの話をしても面白くない」からです。特に女性部下ならなおさらです。「は?」みたいな感じになるのは請け合いです。

自分に考えて置き換えたら分かりますが、

45歳の係長が60歳の部長クラスの独身女性から、「休みに映画でもいかない?2人切りで」と言われたらどうでしょうか。

私の場合は「まぁ別にありと言えばありやな。いろいろと経験させていただこう」となりますが、多くの場合は「うっ・・・」となりますよね。

やっぱりプライベートや趣味の話でもそうですが「同世代と話す」ほうが圧倒的に面白いです。「何となく価値観を共有している」というのは「かなり大きい」です。

これは現在30代から50代ぐらいの男上司(特に独身)は肝に銘じなければいけません。

10歳や20歳も年下の女性が、こちらと話してくれるのは「仕事だから」です。

試しに仕事以外の「全くの人間力の勝負」で、20歳年下の女性と会って話をしてみてください。

「何も話すことがない」ですよ。何の話題をして女性を楽しませることができますか。

普段いかに職場の年下の女性部下が気を使ってくれているのかが分かります。有難い限りです。

聞くところによると本人曰く、無理やり話しかけられて辛かった、返事したくなかったけど上長だから断れなくて仕方なく返事してた、けどついに外出にまで誘われて我慢の限界だったと…。
そんな…って感じだったよ。ショックだった。
あの嬉しそうな返事も、会話の内容も、全部イヤイヤ我慢して返してたのか…って。
引用:セクハラで訴えられたけど俺だけが悪いのか?(Hatelabo)

女性部下からのLINEで、「こちらが嬉しくなるようなテンション高めの返事」は女性の「社交辞令で仕事の一環の対応」です。

そして「女性部下の我慢の限界」だったのが、「2人きりでの外出」の誘い。

このようなパターンは社会に出ると「まじでいっぱい」あります。

40代ぐらいのオジサンが、「大学生のバイトの女の子をご飯にしつこく誘って」、サイレント降格をされたりするのは、表に出てないだけで数えきれないほどあります。

今の40代ぐらいの人は「自分のことを若い」と考えていますが、若い人から見ると「完全にそこらへんにいるおっさんの1人」です。肌のつやや体型が若い人と違います。自分ではそこそこイケてると思っていても、どこにでもいる普通の、いや普通以下のちょっと痛めなオッサンです。

この自分と年下女性から認識されているギャップが、大きければ大きいほどセクハラ認定もされやすくなります。

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女性部下の好意のサインは慎重に見極める

女性部下から好意のサイン!ついに苦節40年、オレの時代が来たで!と思っても、「いやいやそれは社交辞令だよ」という場合が99%です。

すぐに有頂天になって、「慣れない香水をつけてみたり」「積極的にその女性部下に話しかけたり、鬼の連絡をする」のはちょっとやめたほうが良いです。

今は本当に「セクハラのラインがかなり下がってきている」と強く認識しましょう。

正直「プライベートで連絡を取り合うこと自体がセクハラ」になりそうだと考えています。

少し前は「ランチの誘いも危ないかも」と記事で書きましたが、「さらに厳しくなっている」印象です。

今回のような事例は「誰にでも起こりうる」現象です。現実問題として社内恋愛も多いですし、なかには同様のケースで成功している人も「稀に」います。

ただやはり基本的には「上司が自分の立場を利用して、若い女性とプライベートな連絡を取る」というのはセクハラでしょう。

最近ではネットでの婚活も流行っていますし、「できれば社外で恋人は見つけたほうが良い」というのが個人的な意見です。社内恋愛は楽しいですが、その分リスクも高いですよね。

【社内恋愛の楽しさとリスクの大きさは異常ではないだろうか▼】

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まとめ

40代の男上司が20歳も年下の女性部下に対して「プライベートで連絡を取ること」は非常に危険です。

「裁判所に出されても、ツイッターで晒されてもおかしくない内容」なら問題ありません。

例えば仕事でちょっと聞きたいことがあったから連絡するとか。

今後ますますこの流れは加速していくのが予想されるので、「プライベートなやり取り」はリスクが高いと認識しましょう

しかし、それでも「恋愛する気持ちは押えられない」のが人間です。このように書いている私も、恋愛にハマると、

「〇〇ちゃーん、好きだよぉぉ!!!」

とLINEを送って、年下の女性部下から「精神的苦痛を感じました。即刻解雇ならびに慰謝料を請求します」とセクハラで訴えられて処分されるかもしれません。恋愛ってそういうものですよね。

今回は「実際に2人切りの外出に誘ってセクハラ認定で処分された事例」について考察しましたが、これは男上司なら誰にでもあり得る現象です。

男性が注意しないといけないのは「女性のコミュニケーション能力の高さを、自分の中で勝手に『これは好意のサインだ!』と勘違いしない」ということに尽きます。

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