息を吸うように「嘘をつく」人の特徴【対処法】

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嘘をつく人は、なぜそんなに自然体なのか

「その話、なんかおかしくない?」
「前と言ってることが違うけど・・・」

一緒にいて、何度もそんな違和感を覚える人がいます。
それも、「必死に嘘を隠している」タイプではありません。
堂々と、そして自然体で嘘をつく――まるで息を吸うように嘘をつく人

こうした人の嘘は、見破るのが難しいうえに、本人が「嘘をついている」という自覚を持っていないことすらあります。

今回は、「ナチュラルな嘘つき」の特徴と対処法をご紹介します!
嘘をつく人

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嘘が無意識の習慣になっている

嘘をつく心理について、臨床心理士で虚言癖の研究も行う三田村千景氏は次のように述べています。

「日常的に嘘をつく人の多くは、自己肯定感が低く、ありのままの自分を受け入れてもらえるという感覚が極端に乏しい。 そのため、自分を守るため、あるいは理想の自分を演出するために、嘘を“無意識の習慣”として使ってしまうのです」 (参照:三田村千景 臨床心理士・心理カウンセラー

つまり、彼らにとって嘘とは「悪意」ではなく「自己防衛」であり、「虚飾」ではなく「必要な演出」なのです。
それだけに、指摘しても本人にとってはピンと来ないことが多く、「なぜ怒られるのか分からない」という反応になりがちです。

「嘘に現実の思考が飲み込まれている状態」なのです。

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息を吸うように嘘をつく人の特徴

まず真っ先に挙げられるのが、「話の整合性がないのに本人が堂々としている」ということです。
昨日と言っていることが違う、同じ話なのにちょっとずつ細部が変わっている。(私じゃなきゃ見逃しちゃうね)仮に、その違ってる部分を指摘しても、本人はまったく動じず、「そんなこと言ったっけ?あなたが勘違いしてるんじゃない?いつものように」というムカつく顔をしてきます。

ただ、ここに“悪意”は見えにくく、周囲は戸惑います。専門家の意見にもありましたが、実際は記憶と事実のすり替えが頻繁に行われているのです。

次に、「自分を大きく見せる発言が多い」という特徴があります。

仕事での成果、過去の経験、人間関係や収入。

「知り合いの社長が…」「前職はGAFAMで働いてて…」「実は先祖は皇族とちょっと関係あるみたいで…」

いや、さすがに無理あるやろ!ということでも涼しい顔をしながら当然のように言ってきます。

これは「話を面白くしたい」というより、自分の価値を上げないと不安で仕方がないという内面の不安定から来ているものです。

さらに、「その場その場で都合のいいことを言う」傾向も強いです。
その場の空気を優先し、誰とでもうまくやろうとするあまり、自分の発言をコントロールできなくなっている状態です。

しかも、本人は「嘘をついた」という感覚がありません。
あとで矛盾を指摘されても「なんでそんな細かいことを覚えてるの?あなたは本当に暇なんだね」と逆ギレするケースすらあります。

また、こうした人は自分の言動に責任を持たないという点でも共通しています。
「そんなつもりじゃなかった」「勘違いしてただけ」といった逃げ道を常に用意しており、
問題が大きくなったときには“記憶違い”や“相手の誤解にする”ことでうやむやにしようとします。

そして、極めつけは「他人の信用を使って、自分を正当化する」行動です。
「○○さんもそう言ってた」「みんな言ってる、本当にみんなだよ」など、
自分の言葉を権威づけするために、存在しない“支持者”を捏造することもあります。

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嘘をつかれる側がどんどん消耗していく理由

日常的に嘘をつく人と接していると、こちらがどんどん疲れていきます。
それは単に「嘘を見抜こうとするから」ではありません。
消耗する原因は、「何を信じていいのか分からない」という混乱のなかで、常に気を張り続けなければいけない点にあります。

特に厄介なのは、こうした一つ一つの嘘が“些細なこと”に見えるということです。
大きな嘘ではない。すぐに問題にならない。けれど、後になって整合性が取れなくなる。
その結果、事実と記憶のズレが蓄積し、「自分の記憶が間違っているのかもしれない」という自己否定に陥ることすらあります。

嘘をつく側に悪気がなくても、受け取る側は「裏切られた感覚」や「信用できない不安」にじわじわと追い詰められていきます。
そして、最終的には「この人と話すと疲れる」「何もかも疑わないといけない」という精神状態になり、距離を取らざるを得なくなるのです。

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嘘に振り回されないためには

まず知っておくべきなのは、嘘をつく人の“根本構造”はそう簡単には変わらないということです。
嘘というのは、その人の性格や人生観、自己認識の中に深く染み込んでいるものです。
そのため、「誠実に伝えればきっと分かってくれる」といった期待を持つほど、こちらが消耗します。

また、息を吸うように嘘をつく人は、話術や表情の演出が上手いことも多く、
表面的には「感じのいい人」として通っている場合もあります。
そのギャップがまた信頼と疑念の間でこちらを揺さぶり、精神的な疲労を倍増させるのです。

そこで重要になるのが、「事実と感情を分けて判断する」意識です。
“いい人っぽい” “魅力がある” という印象に流されず、
「言っていることは本当に正確か?」「行動と発言は一致しているか?」と意識するのが大切です。

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嘘をつく人への対処法

息を吸うように嘘をつく人への実践的な対処法をご紹介します。

まず一つ目は、「いちいち正そうとしない」ことです。
小さな嘘のたびに、「前と言ってることが違うよ」と指摘しても、相手は認めません。
むしろ逆ギレされたり、「そんなことで目くじら立てなくてもいいじゃん。その時と今とでは状況も違うし、キミには分からないと思うけど」となる可能性もあります。

嘘を見抜いたとしても、“あえて何も言わない”という選択肢を持っておくことも必要です。
自分の中で「嘘に飲み込まれてるタイプだ」と割り切ることで、無駄なエネルギーの消費を防げます。

二つ目は、「記録を残す」ということです。
これは特に職場などの関係性において有効です。
言った・言わないのトラブルを避けるために、口頭でのやり取りは必ずメールやチャットなどで再確認し、履歴を残しておきましょう。
そうすることで、後になって話をひっくり返されたときにも、自分の立場を守る材料になります。

三つ目は、「遠慮しない」ことです。
長く一緒にいたから、共通の知り合いが多いから、そんな理由で付き合い続けると、こちらが削られていきます。
信用できない相手と深い関係を続けることは、精神衛生上もリスクが大きいです。

「嘘を許す=器が大きい」ではありません。
「嘘を見抜いたうえで自分を守る」のが現実的な対応す。

そして最後に、もっとも重要なことは、“誠実さや信頼できる人かどうかを基準に人と関わる”という覚悟です。
一見すると「華やかに見えたり」「面白そうに見えたり」しても「一緒にいて疲れないか」「言葉に嘘がないか」を大切にしましょう。

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まとめ

息を吸うように嘘をつく人は、決してレアな存在ではありません。どこにでもいます。そして、特別な悪意を持っているわけでもないのです。
だからこそ、関係を続けてしまいやすく、傷も深くなります。

「何を言ったか」よりも、「その人が何をしてきたか」を見極めるようにします。

最もダメなのが、嘘をつかれたときに、「騙された自分が悪い」と超解釈することです。真面目で優しい人ほど「私にも何か原因があるんじゃ…」と感じてしまいがちですが、相手が120%悪いです。

世の中には、平気で嘘をついて、もはや嘘と現実の違いが分かっていない人もいますが、信頼できる人もいます。嘘つきと関わっているよりも「信頼できる人と関わる」時間を長くしたほうが、自分にとって有益であることは言うまでもありません。

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