ああ言えばこう言う人の特徴【対処法】「屁理屈がエグい」

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ああ言えばこう言う人に悩まされている人は多いです。「この人は口から産まれてきたのかな?」と思うぐらいペラペラと薄っぺらいことを喋ってきます。

そして、絶対に謝りません。

ああ言えばこう言う人は、「論破することに命をかけている」ので、何か指摘されても「いや・・・」とか「でもそれは・・・」など、必ず「否定」から入ります。一言「うん、そうだね」とか「あぁごめん!」と言えば済む問題でも命をかけて屁理屈を言ってくる、ああ言えばこう言う人の特徴と対処法です。
ああ言えばこう言う人

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「ああ言えばこう言う人」は何故うざいのか

まずは「ああ言えばこう言う」の意味を辞書で確認しましょう。

何か言われたら必ず何かを言って返し、反論または回避するさま。素直に聞き入れないさま。
引用:weblio

上記に引用したように、ああ言えばこう言うとは、「何か言われても絶対に認めない」という意味です。ポイントは「必ず」言い返してくるというところ。

毎回のようにああ言えばこう言ってくるので、イライラするのです。一度ぐらいのああ言えばこう言うなら、誰も怒りません。ああ言えばこう言うは何度も続くのです。

そして「うざいから無視しとこ」とこちらが何も対処をしなかったら、どんどんと調子づいていき、ああ言えばこう言うが止まらなくなります。

気が付いたときには「なんかずっとああ言えばこう言っていないか?」という状態です。ああ言えばこう言う妖怪になる前に何かしらの対処が必要で、その前には特徴をつかんでおく必要があります。

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ああ言えばこう言う人の特徴

ああ言えばこう言う人の特徴は、次の4つです

  • 最初から謝る気が一切ない
  • 口だけは上手い
  • 何でも論破したがる
  • 承認欲求の塊

最初から謝る気が一切ない

ああ言えばこう言う人の場合、「最初から一切謝る気がない」です。心理状態として、「絶対に謝らない」というのが一番大きなウエイトを占めています。

誰かから何か言われたときに、「自分の非を認めるのではなく、言い訳や相手の落ち度」を探します。まさにクレーマーのようなイメージですが、ああ言えばこう言う人は最初の入り口から普通の思考回路と違います。

普通は誰かから何かを指摘されたら、「あっ、自分のミスかも・・・」と自分に落ち度はなかったかを心配します。しかしああ言えばこう言う人は、「まず言い訳」を考えます。そして言い訳が一通り終わると、「そういえば、あなたにも責任はあるんじゃないですか?」と反撃までしてきます

ああ言えばこう言う人全員に共通しているのが、「謝る気持ちがない」ということです。千と千尋の神隠しでは、千尋は「名前」を取られましたが、ああ言えばこう言う人は「謝る」という言葉を取られて、謝るという概念そのものがないのかもしれません。怖いですね。

口だけは上手い

ああ言えばこう言う人は、「口から直ぐにペラペラと言葉が出てくる」という特徴があります。内容的には非常に薄いものですが、「出てくるスピードが速い」ので、ああ言えばこう言う人のペースで話し合いをすると、何故か詰められてしまいます。

ああ言えばこう言う人は「口だけは上手い」のです。

それは、ああ言えばこう言う人の考え方として「大体の計算式」があります。何も頭がいいわけではなく、どんな話題でも、「ある種の計算式」があり、その計算式に合わせて物事をペラペラと話します。最後は「自分は悪くない」という解答に向かって、話しだします。

典型的なもので言えば「極論」や「論点ずらし」です。そして、極論を言って「こちらが『はい』としか言えないことを質問してくる」のが定番の方法。

例えば、会社で「95%の確率で成功する新プロジェクト」があったとします。

Aくん「この方法で行けば、ほぼ成功すると思われます」

ああ言えばこう言う上司「ほぼ、ってことは100%ではない?」

Aくん「社会情勢によっては100%成功するわけではありません。しかしほぼhy・・・」

ああ言えばこう言う上司「そこを100%にするのがキミの仕事じゃないか。失敗する確率があるんだろ?失敗したらキミが責任取れる問題じゃないんだ。どうなんだ、失敗する確率はあるのか」

Aくん「・・・失敗する確率はあります。たd・・・」

ああ言えばこう言う上司「じゃあダメだ。そんな一か八かの状態ではスタートできない」

Aくん「・・・」

大体このような形で、ああ言えばこう言う人は極端な意見が大好物です。100%成功する仕事なんてないのに、イチャもんをつけています。

もし、ああ言えばこう言う人が何やら強引に極論や論点ずらしを言ってきてたら「キターーーーーー!!!」と思いましょう。よくある手を使ってきやがったなと。

何でも論破したがる

ああ言えばこう言う人は、「何でもかんでも論破をしようとする」特徴もあります。とにかく「自分が勝った状態で終わろう」とするのです。

生活感のある例えでいうと、旦那が勝手に奥さんのヨーグルトを食べたとき。

奥さん「私のヨーグルト食べたでしょ」

ああ言えばこう言う旦那「いや、A子もこの前俺のプリン食べたじゃん」

奥さん「それは3個入りのプリンで、2人で分けて食べたやつやん」

ああ言えばこう言う旦那「そのプリン、A子が2つ食べたから、きょうのヨーグルトでおあいこだね。そんなことより、きょうは仕事で疲れてるんだよね、家にずっと居るA子と違ってさ」

奥さん「何そのシステム?っていうかヨーグルトは1個のやつで値段も違うから。あと家事と育児やってるから」

ああ言えばこう言う旦那「はいはい、じゃあ食べたヨーグルトとプリンの差額払うよ。50円ぐらい?計算して。ちなみにきょうのお弁当に入ってた鮭、ちょっと焦げすぎかな」

奥さんは怒りで呼吸が苦しくなります。

ちょっとしたことですが、ああ言えばこう言う人は直ぐに論破をしようとします。最初のちょっとした「ヨーグルトを食べた」というところで、「あっごめん!」と言えばいいだけなのに、最後はお弁当のおかずにまでいちゃもんをつけてきます。

承認欲求の塊

ああ言えばこう言う人は、「承認欲求が非常に強い」です。妥協をすることができません。また、「ここは負けておくか」とか、「あえて負ける」こともできません。実はこのスキル、社会人になると結構重要です。

ああ言えばこう言う人は、「常に自分が正しいと『思われたい』」のです。この承認欲求が強すぎるので、誰かに謝ったり、自分の間違いを素直に認めることができなくなります。

間違いを認めることは、承認欲求が強すぎるとなかなかできません。

簡単に言えば「恰好悪い」のです。

そして周りの人たちに対して、「凄い人」と思われたいと強く願っているので、何か間違いを指摘されても直ぐに反論してきます。

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ああ言えばこう言う人の対処法

自分のターンで終わる

まず一番現実的で、身近な人だけでなく職場などでも使える方法です。それが「相手に反論される前に、自分のターンで終わらせる」方法です。

そのためには、自分が相手に何かを指摘したときに、「言ってから直ぐに席を立つ」か「相手にイエスかノーで答えさせる」のが効果的です。

相手の「ああ言えばこう言う」技が出る前に封じ込めます。

特に「相手にイエスかノーしか言わせないようにする」のは、上手く決まればかなり「やったった感」が出ます。

相手が言ってくるであろうことまで予測して、自分のターンで終わらせるのでまさに「完勝」です。

ああ言えばこう言うの対処法で一番先に考えたいのが、「相手にああだこうだ言わせない」ことです。

相手にイエスかノーか言わせるのが難しそうだったら、強引に自分が言うだけ言って勝手に席を離れましょう。物理的に距離を取ると、相手から反論されることはありません。

心から説得する

次は自分の身近にいる人(家族や恋人、友人)が、常にああ言えばこう言う人だった場合の対処法です。これからも一緒に過ごす時間が長い人の場合は、「正面から伝える」ようにしましょう。

それも、「できるだけ早い段階」が良いです。

心から説得すれば思いは伝わります。止めてほしいと。いちいち反論してきて、ドヤ顔するのは本当に気持ち悪いと。気持ち悪いまでは言う必要はないですが、「悲しい」と伝えれば分かってくれるのではないでしょうか。

特に家族や恋人の場合は、心から説得すれば、相手も分かってくれます。せめてワンターンぐらいはいいけど、ツーターン目からは本当にキツイとこちらも妥協点を伝えると、相手も折れやすいです。

ああ言えばこう言う×2

最後は「バチバチにやったんで!」という人は、向こう以上の「ああ言えばこう言う」を繰り出します。

ただ「会社では意外とこの対処法を実践している人も多い」のではないでしょうか。

まさに「犬猿の仲」と言われる人が会社にいると、このように「お互いが言い分を言い合って、全く前に進まない」こともあります。

「何もこちらが折れることはない!」と強気に対処するのもアリ。それに会社の場合だと、「強く言ったもん勝ち」のところもあります。

そのため相手からああだこうだ言われっぱなしだと、「仕事ができない人」に見られるので、しっかりと言い返すことも重要です。

ただこの対処法を取ると、そのうち「お互いに口も利かなくなる」パターンいなることが多いです。仲が悪くなって、お互いに顔を見るだけでもバツが悪い雰囲気になります。

また家族や身近な人にこの対処法を取ると、「直ぐに仲が悪くなる」ので、身近な人へはおすすめしない対処法です。

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ああ言えばこう言う性格を直したい

この記事を読んでいる人のなかには、「普通にしてるつもりだったけど、急に友達から『お前って常にああ言えばこう言うよな』と言われた。できればこういう性格を直したい」という人もいるかもしれません。

まずああ言えばこう言うという性格を直したい!と認識している時点で、そこまでああ言えばこう言う病は重症ではありません。

右の本格派のああ言えばこう言う人は、もし「その性格を直してほしい」と誰かに言われても「私に直してほしいと言う前に、あなたは自分の性格が完璧だと思ってるんですか?」と直ぐに言い返してきます。

性格を直すためには、「この場面は言い返さないほうがスムーズに進むんじゃないか?」と自分の気持ちだけでなく、周りの人たちにも配慮するようにしましょう。そして、「まぁ、ちょっと自分が妥協したらこの場はスムーズに行くな」と感じたら、変に言い返さずに「グヌヌ・・・」と我慢をするのです。

沈黙は金なり、という言葉もあるのですべてに言い返す必要なんてありません。

ただ、何でもかんでも「グヌヌ・・・」と我慢していてはダメなので、「自分の中で基準を作る」のは非常に大切です。そのため、まずは「自分が大切にしている価値観」を把握するのが、ああ言えばこう言う性格を直す第一歩となります。

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