嫌味を言う人の心理【対処法】「下衆の勘繰り」「心が歪んでいる」「他人を信用できない」

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何かあると直ぐに「嫌味を言う人」って憎たらしいすよね。

「何でコイツは人の心の柔らかい部分をグリグリとつま先で踏みつけるような嫌なことを言うんだ・・・顔にも性格の悪さが出てるし」と嫌味を言う人に対して感じます。

そして当然ながら「いつまでも嫌味を言われ続けるわけにはいかない」ですよね。嫌味を言う人に対してもしっかりスマートに対処するのが大人というものです。

嫌味を言う人の心理と対処法です。
嫌味を言っている人

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嫌味を言う人の心理は

嫌味を言う人って不思議ですよね。何であんなに「息をするように嫌味なことを言える」のでしょうか。

何もわざわざ嫌味なことを言わないでも「建設的なことを言えば良い」のです。

もしかすると「嫌味なことを1日に10個以上言わないとダメな呪い」をかけられているのかもしれません。そう考えないと「辻褄が合わない」ことが多すぎるのです。

「思いやり」とか「誠実さ」を小さじのスプーン1杯分も持っていない人が嫌味を言い続けます。

嫌味を言う人の心理は次の3つです。

  • 下衆の勘繰り
  • 心が歪んでいる(修復不可)
  • 他人を信用できない

それでは一つずつ見ていきましょう。

下衆の勘繰り

嫌味を言うということは「自分がそういう風に思っているから」に他なりません。

いわゆる「下衆の勘繰り」です。

下衆の勘繰り(げすのかんぐり)とは、品性が無く心の卑しい者が何事においても余計な邪推を巡らせて、そこに相手の悪意や敵意を疑う引用:Wikipedia

嫌味を言う人の顔を思い浮かべてください。「そこに品性はあるでしょうか?」「ない」ですよね、答えは簡単です。

例えば、嫌味な上司からお願いされていた仕事を忘れてたとき。

嫌味な上司:「あれ?Aくん、この前頼んでた資料まだ?」

Aくん:「あっすみません!忘れてました。これからすg・・・」

嫌味な上司:「キミさぁ、最近可愛い彼女ができたからって気が緩んでるんじゃない?そっちの手ばかり早いんじゃどうしようもないよ。あれ?でもBさんからお願いされてた仕事は終わってたよね?私の仕事だけ都合良く忘れてたってこと?もしかして人を見て手を抜いているの?」

Aくん:「・・・」

嫌味な上司:「そうやって仕事を遅らせて私に迷惑かけないでくださいよ。もしかしてBさんからわざと仕事遅らせるよに言われたんじゃない?あぁ次からは別の人に頼むから、早くその仕事だけ終わらせてください」

このように嫌味を言う人は「勝手に変な想像をして」嫌味なことを連発してきます。

嫌味なことを言う人は「自分の下衆な考えを『相手もしているに違いない』」と思い込んでいます。こういう人は「自分の考えがすべて」という考えを持っているので、「他の人は違った考えを持っている」というのをなかなか理解してくれません。

心が歪んでいる(修復不可)

普通、誰かに嫌味を言うときは「何となく自分自身も後味が悪く感じる」ことが多いです。

「あぁ、別に言わなくても良いことを言ってしまった」とか「相手を傷つけたかもしれないな」とか、自分に対してマイナスの感情が生まれます。

この辺りの感情を嫌味ばかり言う人はありません。むしろ逆。

「相手が悔しがったり、恥ずかしがっている姿を見るとうれしい」のです。

もう「完全に心が歪んでいる状態」。これがまだ子供なら、「そんなイヤなことばっかり言ってると、皆から嫌われるよ」と言えばまだ理解してくれます。

ただ嫌味ばかり言う人は「その辺りのストッパーがない」ので、嫌味がどんどん漏れていきます。嫌味を止める「相手への思いやり」はありません。むしろ「どれぐらい相手が傷つく嫌味を言うか」という方向に考えがいっています。

嫌味ばかり言う人は「思いやり」「武士の情け」「寛容さ」というのがまるでありません。

嫌味を常に言っていると「心が歪んで」しまい、あらゆる物事が「嫌味を言っちゃうよフィルター」を通って考えるようになります。

批判ばかりする人や嫌味が止まらない人はあらゆる物事をフラットな状態で見ることができなくなっています。

他人を信用できない

嫌味ばかり言う人は、とどのつまり「他人を信用していない」です。

「自分以外の他人は何か悪さをするだろう」と考えているので、「他人の言動や行動は『全て』何か裏がある」と邪推しています。

「下衆の勘繰り」をするのも「心が歪んでいる」のも「相手を全くもって信用していない」のが原因です。

そのためこちらが「善意でしたこと」についても「いや、これは何か裏があるな・・・騙されへんで!」と嫌味スイッチが勝手に押されます。

さらに他人が信用できなくなると「ネチネチと粘着質に絡む」ようになります。「特定の人」に向けて嫌味をずっと言い続けます。

嫌味を言う人は「自分以外の他人は信用していない」ですが、そのなかでも「特に自分と合わない人」に向けては「嫌味フィルターが200%増し」の思考になります

つまり「何を言っても嫌味で返ってくる」状態です。「きょうは良い天気ですね」と喋りかけても「いまこのタイミングで天気の話題って必要ある?」と嫌味で返されます。

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嫌味を言われたときに対処法

嫌味を言われたときに「グッと唇を噛みしめているだけ」ではダメです。相手も調子に乗って、いつまでも嫌味を言ってきます。

「なんかしらの対処」が必要です。ただこのときに考えないといけないのは「相手との関係性」ですよね。

つまり「嫌味な人が恋人か家族」なのか「会社内の人」なのか「友人」なのか

自分と見ず知らずのテレビに出ているコメンテータなどが嫌味を言っていてもそこまで気にならないですよね。対処法も「テレビを消しましょう」で済みます。

嫌味な人でやっかいなのは「自分と距離感の近い人ほどめんどくさく」なります。また「友人」で嫌味な人がいた場合は「少しずつ離れていけばいい」だけのことです。

問題なのは「嫌味な人と直ぐに離れるわけにはいかない場合」です。それは「会社内」と「恋人や家族」が嫌味な人の場合ではないでしょうか

「会社内」に嫌味な人がいたら「仕事だから距離を取ることもできない」ことが多いです。

「恋人(彼氏・彼女)や家族(嫁・旦那)」が嫌味な人の場合は「これからずっとコイツの嫌味を聞きながら一緒にずっと過ごすの?マジで?」となります。

職場に嫌味な人がいる場合

嫌味な上司
嫌味な人に悩んでいる人の多くは「職場での嫌味な人」ではないでしょうか。なぜなら職場には「嫌味が蔓延しているから」です

社会人になると、「お世辞」と「皮肉」と「嫌味」の境界線が非常にあいまいになります。

職場では「なんかお世辞を言われてるなぁ」と思っていても家に帰ってふと職場で言われたことを思い出すと「ん?あれってちょっと嫌味っぽいよな」となることも多いです。

職場では「さまざまな条件」が複雑に絡み合っているので、嫌味もバンバン出てきます。

「役職」「給料」「出世」「周りから凄いと思われたい」「異性からもモテたい」「年下なのに上司」など、嫌味が出やすい条件がそろいまくっています。

そして仕事では「ちょっとしたミス」もします。また「ちょっとしたミスが続く」こともあります。

このように職場ではむしろ「嫌味を言う人がいないほうがおかしい」と考えることもできます。

つまり対処法としては「職場には絶対に嫌味な奴はいる。必ず」と強く認識するのが大切です。職場で嫌味な人にイライラする人は「どこか期待している」部分があるのではないでしょうか。

「自分ならそんな嫌味なことは言わない」とか。「職場での人間関係で『過度な期待』」をするとストレスがかかるのは当然です。

嫌味なことを言う人は「どこの職場に行っても存在する」のです。多少の違いはありますが、嫌味な人がいない職場を探すほうが難しいでしょう。

そして嫌味なことを言う人は「この先もずっと嫌味をことを言い続けて」きます。自分が出世すると、相手は自分の前では嫌味なことを言わなくなりますが、影では言ってます。

そのため「嫌味なことを言う人とまともに向き合っても仕方がない」のです。もう無理です。

つまり職場での嫌味な人に対しては「人のような形をした何かが、何か意味不明なことを喋っている」という風に考えるしかありません。相手に対して「何も思わなければ」嫌味なことを言われても何も思いません。

一番やってはいけないのが、ムキになって相手と同じ土俵に立って嫌味を言い返すことです。これでは自分まで相手と同じ「嫌味グループのメンバーに加入」することになってしまいます。ミイラ取りがミイラになる感じですよね。

また「嫌味な人以外との人間関係」も大切です。嫌味な人から何か言われたときに「周りの同僚たちは自分の味方」という状況を作るようにしましょう。この状況さえ作れれば、嫌味な人から何か言われても「よし、このネタはまた後から皆で話そう!ウケるで!」という感じで全く気にならなくなります。

逆に「職場で孤立」した状態だと、嫌味を言われたときに「周りの同僚も同じことを思っているんじゃないか?」と周りの視線にも気になり2重に苦しむことになります。

「嫌味な人が職場にいるな、やだな怖いな」と思ったらまずは「職場で同じ愚痴を言い合える人を探す」のが一番の対処法です。

居酒屋では席でも社会人が集まれば誰かの愚痴を肴にお酒を飲んでガハハと笑っています。嫌味なことを言われても「飲み会で笑いに変える」ぐらいの気持ちが重要ではないでしょうか。そして愚痴に付き合ってくれる人を見つけるほうがポジティブだと思う次第です。

彼氏・彼女や嫁・旦那が嫌味な人の場合

職場の人間関係よりも、「もっと身近な人」が嫌味なことばかり言う場合もあります。

付き合ったばかりのころは「嫌味なことはあまり言わなかった」あるいは「他の良い部分に目が言って、嫌味な部分に気づかない」ということも多いです。

しかししばらくすると、相手も慣れてきたのか「本来の嫌味な部分が丸出し」になってきます。

会話をしていても「ちょくちょく嫌味な一言を入れてくる」のです。最初は「ん?」と少し引っかかる程度でしたが、野放しにしていると「口を開けば嫌味なことばかり」言い始めます。

そしてこの状態になって初めて「これからずっと私は嫌味なことを言われ続けるの?キツすぎん?」となるわけです。

当然ながら「ずっと無視」をするわけにもいきません。

自分の身近な人が「嫌味なことばかり言う人」の場合の対処法としては「他の良い部分と比べて我慢できるか」によりますよね。他の良い部分が嫌味な部分をすっぽり覆いつくすぐらい良い場合は、そのまま嫌味な部分を受け入れるしかありません。

また「いつ相手から嫌味なことを言われるのか、むしろ待っている状態」になっている人はもう別れるしかありません。相手から嫌味を言われるとイライラして顔も見れない状態だとキツイですよね。

別れるにしても「相手は嫌味なことを言っているという自覚はあるのか」確かめてみるのも良いと思います。

相手が「本当に無意識に嫌味を言っている」場合は、しっかり論理的に小学生でも分かるように冷静に伝えることで理解してくれることもあります。

身近な人が嫌味なことばかり言う場合は、「どういう場面で嫌味を言うのか?」というのを整理して、その場面や話題をなるべく触れないのも手です。わざわざ自分から相手に嫌味なことを言わせる土壌を作るも違います。ラブ&ピース、これですよ。

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