仕事量が多すぎる職場にいると、一日中、ずっと忙しく働いている状態です。休憩時間も少なく、残業も当たり前で下手すると休みの日にも仕事をこなさないといけない人もいます。
明らかに「キャパオーバー」になっている状態ですよね。
気の休まる時間もなく、「ずっと仕事に追われている状態」です。このような仕事量が多すぎる職場に勤めてしまうと、「仕事を辞めたい」と考えるのは当然です。
積み重なる書類に返信しないといけないメール。ただ真面目な人ほど「今辞めたら周りに迷惑がかかりそうだし・・・」と悩んでしまいます。こなせない多すぎる仕事量を割り当てられ、日々肉体的にも精神的にも消耗して、辞めたいと考えているときの対処法です。
仕事量が多すぎると「辞めたい」人が増えるのは当たり前
仕事量が多すぎる職場は実際にあります。「特定の個人」に仕事が偏っている場合や、「全員の仕事が多すぎる」場合もあります。
さらに、「季節によって信じられないぐらい仕事量が増える」こともありますよね。
仕事は、「ちょっと量が多いなぁ」ぐらいの場合はまだ良いのです。忙しく立ち回って、1時間の休憩を取ってからまた退社時間まで働いて、定時になったら帰るというぐらいの忙しさ。
しかし「仕事量が多すぎる」のは問題ですよね。
一つ仕事を終わらせたとしても、「次の仕事が2つやってくる」みたいな。
私の職場の場合は「特定の人(優秀な人)」に仕事が偏ることが多かったです。見ていると本当に大変そうで、パソコンにはポストイットが20個ぐらいずらーっと張られていました。
仕事量が多くなると、「とてもじゃないけど頭の中だけで覚えきれない」のです。そのため、自分が普段からよく見る場所にポストイットをペタッと貼り付ける人もいますよね。
そして、一通り仕事を整理しようとしても「絶対に今日中には終わらない」と絶望することになります。
そのなかで「締め切りが迫っている仕事」は最悪。どうしてもその仕事を先に終わらせないとダメなので、効率よく他の仕事に取り組むことができません。
なんとか仕事を終わらせて時計を見てみると、「定時から2時間が経過」。ここからたまっているメールに返信しなければいけません。
こういう日々を繰り返すうちに「日に日に精神的・肉体的に疲労がたまり、白髪も増えていき老化する」のです。
「完全にキャパオーバーの状態」になっていて、自分の若さと引き換えに仕事をしている感覚になります。そしてたまっているメールを返信したころには、「また明日の仕事」を直ぐに考えながらそのまま帰宅します。
仕事が大好物で、「仕事をしている時が一番楽しい!」という人は、ここから電車に乗っている時もパカッとノートパソコンを開いて仕事の続きをしたり、メールの返信が来ているかどうかチェックします。
しかし普通はどこかで「限界」がやってきます。
Twitterやインスタなどで、周りの人を見てみると「定時に帰ってプライベートを満喫している」様子が直ぐに見れます。確かに自分のほうが年収はちょっとだけ上かもしれないけど、「それって意味ある?身体壊すわ」とガクンと落ち込むのです。
一般的に見て、「明らかにおかしいレベルの仕事量」を抱えている時は「辞めたい」と感じるのも当然です。
仕事量が多すぎるから「辞めたい」は甘え?
自分の周りの人に「仕事量が多すぎるから仕事辞めたいんだよね」と言うと、「ちょっと甘えてるんじゃない?」的なことを言う人もいますよね。
特に親に相談する場合は甘えと言われるかもしれません。
「どこも一緒!頑張りなさい!」と。
しかし物事には限度があり、「明らかに多い場合」もあるのです。「効率よく仕事をする」というレベルをはるかに超えています。
比較的給料が高い組織に勤めている場合は、「それぐらい給料もらってたら忙しいのも当たり前」と誰かに相談したときに言われるかもしれません。
ただ仕事量が多い人の場合は「勤務時間も長くなっている」場合がほとんどです。なかには残業手当がついていなくても「取り合えず仕事をしないといけない」こともあります。
このように「時給に換算するとかなり低い・・・」となる場合も多いです。
ただ同じ職場で働いている人のなかには、「そういう状況でも普通に働いている人」もいますよね。こういう人は「人生仕事に賭けてます!」という人ばかりです。
そういう仕事に人生賭けてます系の人を見ると、「自分はちょっと考え方が甘いのかもしれない」と感じることがあるのも事実ですが、正直あまり気にしないほうがいいです。
なかには仕事がめちゃくちゃ忙しいほうがイキイキしてくる人もいますが、これは性質の問題です。比べないほうが良いです。
パワハラで仕事量が多すぎる場合は辞めたほうがいい
仕事量が多すぎると悩んでいる人のなかで、「上司や先輩からパワハラをされている」という人は辞めたほうがいいです。
周りの人と比べて「明らかに」自分だけ仕事の振られる量が多いと感じた場合は、頑張って続ける意味もないですよね。
「仕事ができるから仕事が来る」のではなく、パワハラ案件の場合は、辞めるにしても何かパワハラの証拠を抑えてから辞めたほうが自分のためです。
自分の仕事量と周りの人の仕事量をチェックしてメモして、会社に報告したほうがスッキリします。
今の時代にパワハラでキャパオーバーの仕事をやらせているのは、「ハッキリ言って上司の責任だけでなく、会社の責任」でもあります。
「辞めたい!」けど仕事量が多すぎるから周りに迷惑がかかりそう…
仕事量が多すぎるから「仕事を辞めたい!」と思っている人のなかには、「もし自分がいま辞めたら周りに迷惑かかるし・・・」と考えている人もいますよね。
真面目なタイプほど、このような思考になります。
忙しい職場で仕事量が多いのを知っているので、「ここで自分が辞めたら他の人に迷惑がかかるから、なかなか言えない」という人もいます。
ただこれは、こなせないレベルの仕事量を少ない人数の社員に押し付けている会社側の責任です。
働いている社員には全く関係のないことなので、会社を辞める時に「仕事が回らなくなる」とか「他の人に迷惑がかかる」などは一切考える必要はありません。
むしろ逆で、「今までよく頑張った」と自分を褒めるべきです。どうせ誰も褒めてくれないので、自分ぐらいは自分をしっかり褒めてあげたほうが良いですよね。
【辞めたいときに自分で言い出せない場合は▼】
【直ぐに辞めるのはちょっと待ったほうが良いです▼】