ゲーマーに将来なりたいと思っている人も多いのではないでしょうか。しかしゲーマーを続けていると「将来的にはとんでもない外見に」なると海外の研究者が発表しました。
「偏りが凄い」ですが、一つ一つの現象を見ると「ゲーム好きな私にも当てはまる部分がいくつかある」のも事実。さらによく見ると「あれ?30代ぐらいになったらこんなやつ周りにいくらでもいるよね?」とも感じます。
ゲーマーの20年後の姿をアメリカの研究者が発表
カナダのカジノオンラインに研究者が「ゲーマーの20年後の姿」として「ミカエル君」を発表しました。ミカエル君の特徴は以下の通り。
カナダの賭博サイトの研究者がゲーマーの生活習慣を分析。それをもとに予想した「20年後のゲーマーの姿」がこちらです pic.twitter.com/MBTSKfiImm
— ユルクヤル、外国人から見た世界 (@Yurukuyaru) April 7, 2020
- 頭が禿げている(光合成不足やストレス)
- ドライアイ
- 肌が青白い、目の下にクマ
- 肌が湿疹気味
- ヘッドフォンで頭頂部がへこんでいる(テトリスみたいに)
- 背中が曲がって顔が前に出ている(ヘッショ狙い過ぎ)
- 指や手首が変形してくる(止め時が分からない)
- 足首に血がたまる(デブ)
- お腹が出てくる(デブ)
ミカエル君の外見をぱっと見ると「いやいやこんなやつおらんやろ。出たよ偏見」と感じますが、一つ一つ丁寧に見ていくと書いてることは理解できます。
こういった論文なり意見記事が出る時は「誰が何の目的で」発表したかを考える必要があります。
今回はオンラインカジノが運営している会社が発表したので「ビデオ・PCゲームじゃなくてカジノやってね」という感じでしょうか。最近のPCゲームやビデオゲームの流行で、競合しているオンラインカジノは苦戦を強いられている可能性もあります。
そのため「こっち来いよ!」という意味合いで「ビデオ・PCゲームを続けるとちょっとヤバイと思うんですがね、ええ」という感じで発表したのではないでしょうか。
ゲーマーが教訓にすべきこと
現在は、いわゆる本格的なeスポーツのゲーマーだけでなく、ユーチューブで長時間ゲームをしている人も多いのではないでしょうか。そんな人たちは「これは控えめに言ってクソですね」と切り捨てるのではなく、「取り入れるところは取り入れる」という考え方のほうが良いです。
PADだけじゃなくキーマウもする
私もゲーム(ウイイレが中心)をしていますが、上記のミカエル君を見て、一番「自分も当てはまる」と感じたのが「指の変形」です。
変形とまでは言わないもののPS4のコントローラーを持ちすぎて出来るマメはあります。特に左手の薬指の内側辺り。
おそらくずっとゲームをしている人は、「すでに若干変形しているかも・・・」と感じる人もいるのではないでしょうか。「手首が炎症している」とか「親指が痛い」とか。変形という点ではコントローラーよりまだキーマウのほうが良い気がします。
そのためフォートナイトをずっとPADでしている人は「気分転換と指への負担軽減、さらには『エイムアシストへの批判回避』」も兼ねてキーボードとマウスでもプレイしたほうがいいのではないでしょうか。
ロード画面中やマッチング中にスクワッドかつま先立ち
ゲームをしていると「ついつい夢中になって何時間もやり続けてしまう」人も多いのではないでしょうか。これは「そういう風に設計されている」からです。仕方ありません。
人間の集中力が持続する時間などを計算されてゲームは設計されています。また若い人は体力も有り余っているので「ずっと座って同じ体勢のまま」やり続けます。
個人的に「体力の衰えは足からくる」と思っているので、ゲーム中も筋トレをしたほうが良いです。
本当は2時間すると休憩時間を15分ぐらい挟んで腕立てとスクワッド、さらにつま先立ち(かかとを浮かす運動)を集中的にすれば問題ありません。
ただゲーム中に運動をできる人は少ないと思うので、せめて「ロード時間中やマッチング中」に10回でもスクワッドやつま先立ちの運動をするだけでも全然違ってきます。
光合成をする
どうやらビタミンDが不足すると「禿げるらしい」ので、1日に1回は外に出て光合成をしたほうが良さそうです。会社員や学生の人は通勤や通学のときに光合成ができますが、1日中家にいる人は光合成ができないですよね。
また何となくですが、家の中にずっといると体調も崩しそうじゃないですか。
やっぱり人間も動物なので、外に出て「感じる・・・太陽のエネルギーを・・・!!」と光合成をするのは必要なのかもしれません。
プロゲーマーはもやしっ子と舐められているので身体を鍛える
ミカエル君のような「ステレオタイプのゲーマー像」が出てくるのは、「これまでのゲーマーのイメージが悪い」からです。
一般の人からするとゲーマーに対しては「ずっとパソコンのモニターを見て、興奮しながら指を速く動かして時に画面に向かって笑ったり突然絶叫したりして不気味。そしてもやし」というイメージがあるのです。
個人的には「ゲームをするにも体力はあったほうが良い」と考えています。さらに何となくプロゲーマーが舐められているのは「外見によるもの」が大きいです。
ゲーマー側が「それは偏見だ!」と言っても「まぁまぁ落ち着けよもやし君」としかなりません。
がっちりマウントを取るためには、「それなりの外見にしていくのも必要」です。Tシャツ1枚でオフィシャルな場に出れるのは、「めちゃくちゃ偉くて、誰もその人に意見を言えない場合だけ」です。つまり裸の王様ですね。
要は「世間一般的に正しいと思われている外見に整える」とマウントを取りやすくなります。これでいいんでしょ?余裕なんですけどウケる的な。そこから「プロゲーマーはもやしのほうがカッコいいんですよ」と言うのがスジです。まずは「型を世間に合わせてから崩す」という作業が必要と考えています。
個人的には「ガリガリで目もイッちゃってて急に奇声を上げたりするゲーマーのほうが好き」ですが、「世間は許してくれませんよ」ということです。
これはゲーマーだけじゃなく会社員にも当てはまる
上記のミカエル君ですが、何もゲーマーだけに当てはまるわけではありません。室内でデスクワークが中心のサラリーマンにも十分当てはまりますよね。
むしろ「自分の周りにはこんなおっさんいっぱいいるけど」という人も多いのではないでしょうか。
実際に街に出ると、ミカエル君のようなおじさんはゴロゴロいます。頭が禿げてて肌の色も白くてお腹も出てて息も臭そう、というおっさん。
私の場合は「頭が禿げてる属性」に若干足を踏み入れている感じは見え方によってはしないでもないわけですが(強がり)、他は大丈夫です。
特に「目の下にクマを作って、肌も白くお腹ぽっこりな人」は私の同世代の30代でも多いです。
30代40代はミカエル君のように一日中ゲームはしていないものの、「ずっと室内で座っている」という状態は同じです。そのためミカエル君は「意外と身近に大勢いる」のです。
もっと言えば会社員の場合は「人間関係や仕事を取り巻く環境、さらには家族のことなどストレスが尋常ではない」ので、「老けている」というのもミカエル君に付け加えたいです。ミカエル君は逆に社会経験がないので「どこか幼い雰囲気」がありますが、会社員の場合は40代でも60代に見える人はザラにいます。
なかには30代でも「どうみても50代」という人は多いです。
現在20代の若い人で、会社員になろうと考えている人でも「十分に20年後にはミカエル君になっている」可能性もあります。
そのため基本的なことですが、「しっかり外に出て、太陽の光を浴びて運動する」のが重要だと思う次第です。ただその当たり前のことを「継続して続ける」のは至難の業です。
画像・参考:Meet Michael, The Future Gamer
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