女性ライダーは「思いのほか」話しかけられます。実際にバイクに乗っている女性なら、誰しもが感じるのではないでしょうか。
「めちゃくちゃうざいんやけど」
一人で気持ちよく走っているときに「気持ち悪い人」に「どこまで行くんですかー?(ニチャー)」と話しかけられると「一気に気持ちが萎えます」よね。颯爽と風を切って走るためには何か対処する必要があります。女性ライダーが男にダル絡みされたときの対処法です。
女性ライダーは希少価値が非常に高い
私は男ですが、若いときはバイクに乗っていました。高校時代に知り合いの女の子が「私もバイクに乗ってる」と言っていたので話を聞いたところ
「めちゃくちゃ声を掛けられる」と話していました。
バイトまで行く20分の距離でも「信号待ちのたびに」声を掛けられることもあったようです。「いや、すごいな!」と当時は軽く考えていましたが、今となって考えると「それはそれで迷惑やろなぁ」と感じます。
バイクに乗ってる人って「9割以上は男性」ですよね。「女性ライダー」は非常に珍しいです。街で見かけるバイク乗りは「ほぼ」男性です。
そのため「女性がバイクに乗ってる」というだけで「自然と注目が集まり」ます。そしてそのなかには「ちょっとヤバい奴」も混じっています。
特に女性ライダーがサービスエリアでバイクの近くでヘルメット片手に缶コーヒーなんて飲んでいようものなら、「街灯に集まってくる虫」のように次々と男ライダーが来て「どこまで行くんですかー?」とニチャーとした顔をしながら話しかけてきます。
ライダーには面倒くさい人がいる
バイクに乗っている人なら「10人中12人は賛成」してくれると思いますが、「ライダーのなかには面倒な人」もいます。
「やたら話しかけてくる人」がいるのです。そして、「バイクの専門的な話」を延々としたり「誰も聞いてないのに昔の武勇伝」や「謎のアドバイス」をしてくる人もいます。
男の私ですら「何度か経験している」ので、女性も場合なら「100倍は経験してる」のではないでしょうか。
そして「バイク乗りのスマートな人」の場合、「ツーリング同士ですれ違うときに手を挙げて挨拶する」ぐらいです。相手が男とか女とか関係なく挨拶をしてくれます。
ツーリング(特に山間部)ですれ違うときに「やぁ」みたいな感じで手を挙げてライダー同志の「健闘」を祈り合うのです。もし女性ライダーが「自分のイメージする良い感じのバイク好き」と知り合いたいなら「こういう人」にロックオンすべきです。ドリフトで急旋回をかまして幻の6速にギアを入れて音速で追いつき「どこ行くんですかー?(ニチャー)」と自分から話しかけたほうがいいです。
「挨拶の仕方」や「乗ってるバイク」などで「何となくの感じ」はつかめるハズです。バイクを乗っていると「たまに」いい感じのライダーにも出会います。
逆にサービスエリアなどで「わざわざ」止まってるほかのバイクに横付けしたり、そのバイクの持ち主が帰ってくるのをジッと待って話しかけたりする人は「ヤバい側のバイク好き」です。そしてこういう人は「決まっておしゃべり好き」でもあります。
さらに「もっと面倒な人」の場合、女性ライダーだと分かると「いきなりギアを上げて急加速で接近してジーっと顔を凝視する」こともあります。そして「スピードを調節」して、その女性ライダーと同じタイミングで信号待ちをして、「どこまで行くんですかー?(ニチャー)」とわざとらしく声をかけます。気持ち悪いですね。
「話しかけられない」対処法は不可能に近い
バイクに乗っているときに話しかけられたくない女性ライダーのなかには「地味な服装」をしたり、「肌の露出がない服装」を着て「話しかけられないように対処してる」人もいますよね。
しかし、「完全に対処する」のは極めて困難です。
なぜなら「どんなに露出を減らしても地味な服装をしても『体形で分かる』」からです。男性と女性では「肩幅」などが決定的に違うため、直ぐに分かります。
そして女性ライダーはドラクエで言うと「はぐれメタル」並みにレアなのです。
そのため「変な親近感」を勝手に男側が持つようになります。「俺ら、仲間やん!」と勘違いするのです。
また街中とは違って「周りの目がない」のも大きいです。バイクや車に乗っていると「自分の気持ちが大きくなる男は多い」です。
なぜか「バイクや車と自分を同化させる」のです。
そのため「自分が大きなバイク」を乗っていて、「女性ライダーが125ccのバイク」に乗っていたりすると「謎の優越感」を感じてグイグイ話してきます。
それじゃあ「女性が大きなバイク」を乗っていたら大丈夫では?と思うところですが、「それはそれでレア度が上がる」ので男は話しかけてきます。
「そのバイクすごいっすねー。ところでこれからどこまで行くんですかー?(ニチャー)」といった具合に。
つまり「バイク好きの男がいる限り」女性ライダーが「完全に話しかけられない」ように対処するのはほぼ不可能ということになります。
話しかけられた時の対処法
女性ライダーが話しかけられた時の対処法は次の2つです。どちらも非常に重要です。
- 曖昧に返事をする
- カメラを回す
曖昧に返事をする
女性ライダーのなかには「相手に悪い」と思って「どこまで行くんですかー?(ニチャー)」と声をかけられたときに「えーっと、〇〇までですー」と普通に愛想よく答えてしまう人もいます。
私の高校時代の知り合いも「最初は普通に答えていた」のですが、相手に付きまとわれてからは「全スルー」していると言ってました。まっすぐに前だけを見ているらしいです。
「愛想よく答える」と「相手がフルスロットルで勘違い」する可能性が高まります。2ストの加速で勘違いをします。
また「話しかけられる言葉」としては、「どこまで行くんですかー?」というのが多いと思います。そのときに「真面目に」「具体的な地名」を出してはいけません。
「ちょっと旦那/彼氏に用事があって…」ぐらいで十分です。
バイクに乗っているときって「かなり危ない状況」ですよね。少しでもハンドルを間違うと事故する可能性もあります。こんなときに「ナンパしてくる奴」と絡むことは人生で最も無駄でリスクの高い時間と言えます。
「相手が勘違い」してガッツリ付きまとわれる可能性もありますし、「逆上」して煽られる場合もあります。
そのため「話しかけられても曖昧に返事をする」ことで、余計なリスクを減らします。
カメラを回す
話しかけられないための具体的な対処法としては、「カメラを回す」のも有効です。最近は車の場合「ドライブレコーダー」が大きな威力を発揮してますよね。煽り運転や危険運転など、「映像で録画しておく」のは車の場合、自己防衛の手段として「必須」とも言えます。
これを「バイク」にも適用させます。
バイクにも「できればカメラ」を付けることで、「相手へのけん制」になります。相手が変なことを言ってきたとしても「いまYouTube用の動画を撮ってまして…」と言うと大概は「うっ…」と引いていきます。
また「がっつりしたツーリングが好きな人」の場合は、サービスエリアなどでも「ユーチューバーみたいに自撮り棒でカメラを回す」と「よっぽどヤバい奴」じゃない限り近寄ってきません。
それぐらい「第三者の目」は重要ということになります。
「どこまで行くんですかー?(ニチャー)」と声を掛けようにも、「それがYouTubeで全世界に配信される」となると「躊躇する」のが普通です。
またカメラを回しておくことで「証拠を残せることもできる」ので「ヤバい奴」に話しかけられたときも「いろいろと使える」のも大きなメリットです。
まとめ
女性ライダーは普通にバイクに乗ってるだけでも「男性にはないストレス」を感じることも多いです。やたらジロジロ見られたり、「気持ち悪い奴」に話かけられたり。
またこういったことは「根本的な解決」も難しい問題です。
「バイク好きの男」がいる限り「どこまで行くんですかー?(ニチャー)」と話しかけられます。
そのため「事後的な対処」しかできませんが、「できる限りのこと」をしたほうが女性ライダー自身のためにもなります。また「変な奴も多い」ですが、なかには「良いバイク乗り」も確実にいます。
バイクのツーリングは一人よりも気の合う人と一緒のほうが楽しいですし、誰かと一緒のほうが「変なことに遭うリスク」も格段に減ります。女性ライダーが少しでも「バイクに乗りやすい」環境をつかめれば良いなと思っています。
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