「仕事辞めたいです」と怖いから言えない人っていますよね。どうしても仕事が辛くて、「一日も早く辞めたい」と思っているのに、「なかなか上司に言えない人」。
「怒られるんじゃないか」とか「周りの人に迷惑がかかるかも」と不安になります。
仕事を辞めたいと常に思いながら働くのは本当に疲れます。いまの仕事を一刻も早く辞めて、スッキリ次の仕事に行きたいと考えている人も多いですよね。上司に「仕事辞めたいです」と怖いから言えない時の対処法です。
どうして「仕事を辞めたい」と言えないのだろう
仕事を辞める時は、誰だって「言い出しにくい」ものです。特に「仕事を辞めたいです」と怖いから上司に言えない人は、今まで真面目に仕事をしてきたのではないでしょうか。
そんな真面目な人が急に「辞めたいです」と言うと、上司から「何か言われるんじゃないか」と不安になりますよね。
ただ、仕事を辞めるのは悪いことではありません。
日本全国どこでも転職は活発に行われています。自分が辞めると言っても、そのうちの一つに過ぎません。何も自分だけが特別ではないのです。
ただし「いざ自分が上司に言うとなると」急にドキドキしてきます。
「裏切ってるんじゃないか」という罪悪感も人によっては感じるかもしれません。
何も「嘘をついているわけではない」のですが、「辞めたいです」と上司に面と向かって言うのは怖いと感じる人も多いです。
特に若い人ほど、「怖くて言えない」と感じるのではないでしょうか。
ただ安心してください。私は今まで何人もの人たちが仕事を辞めていくのを見ましたが、「誰でも辞めることは可能」です。
優秀な人も普通の人も仕事ができない人も、誰でも仕事は辞めれます。
みんな普通に辞めていって、その後は別のところに就職しています。なかには急に「当日来ない」という人もいますが、「まぁしゃーないねー」という感じです。
そして辞めていった人の代わりに新しい人が入ってくるだけです。「退職とはどこにでもある日常」です。
現在「なかなか仕事を辞めたいです」と言えない人は、「イヤイヤ仕事をしている状態」ですよね。
これは非常にもったいないので、「早く状況を改善」したほうが良いです。
「仕事を辞めたいです」と怖いから言えない時の対処法
上司に「仕事を辞めたいです」と怖いから言えない時の対処法です。上から順番に行動していくと、スッキリと現在の仕事を辞めることができます。
- 「怖い」は幻想だと理解する
- 辞める前に外堀を埋めていく
- 辞める日時を具体的に決める
- どうしても自分で言えない場合は退職代行
それでは順番に一つずつ見ていきましょう。
①「怖い」は幻想だと理解する
まず現在「仕事を辞めたい」と怖くて言えない人は「何が怖いのだろう」と考えてみてください。
怖い原因が分からないと、対策もできないですよね。
例えば「上司から責められそうで怖い」「職場で皆から嫌われそうで怖い」「辞めれなさそうで怖い」など、しっかりと「自分は何を怖がっているのか把握」します。
現在、「怖くて言えない」と悩んでいる人は「視野が非常に狭くなっている状態」です。普通に考えたら、「自分が辞めようと思ったらいつでも辞めることは可能」です。何も「怖い」と感じる必要なんてありません。「お疲れしたー」と辞めれば良いのです。
辞める人に対して無理やり出社を強要することは法律的にできません。そして辞めることができたら、「職場の人と二度と会うことはない」です。
本当にありません。私も職場で辞めていった人は何人もいますが、現在どこで何をしているのかも全く分からないです。
このように考えれば「上司に伝えれば辞めることは誰でもいつでも可能」で、「怖いと感じるのは幻想」であることが分かります。
辞めようと思ったら、今から上司に電話をしたら辞めることはできますし、自分で言えない場合は退職代行に連絡したら、それで終わりです。
実際に退職したら、「意外なほど簡単で、今まで不安に感じてたのは何だったんだ・・・」となるのは間違いありません。
②辞める前に外堀を埋めていく
仕事を辞めたいけど言えない・・・と悩んでいる人で、「何もせずに怖いと怯えているだけ」ではダメですよね。仕事を辞めるために何か行動をする必要があります。
理想なのは「いつでも辞めれる状態にしておく」ことです。次の就職を先に決めておくのも全然アリです。
「次の就職のために資格を取る」ことや「転職サイトに登録してみる」ことからまずは始めます。
やりたい仕事がある場合は、「資格を取ったら辞めよう!」と自分の心の中で外堀から徐々に埋めていきます。目標にしている資格が取れれば自然と「早く資格を活かした仕事をしたい!」と感じるようになり、仕事を辞めたいですと前向きな気持ちで言えるようになります。
また「転職サイトに登録する」のも非常に有効です。
転職サイトによっては自分の市場価値を分析できたり、転職のプロのアドバイザーに相談することもできます。
このようなサイトに登録して、「先に内定まで取る」のも全然アリです。面接のときに、「今の会社は〇〇までに辞める予定です」と大体1カ月後ぐらいを言えば全く問題ありません。
外堀から徐々に自分を追い込んでいき、「辞めたいです」と言わざるを得ない状況を積極的に作っていきます。
③辞める日時を具体的に決める
ここまでくればもうひと押し。「具体的な辞める日時」を決めましょう。一度決めたら、日時は「絶対に守る」ようにしましょう。
ここまで来るともう怖いとか「辞めたいと言えない」とか言ってる場合ではありません。
絶対に言う。
この気持ちだけです。
カレンダーを買ってきて、勝負の日に赤ペンで大きな〇を付けましょう。そうすることで、「あと2週間か・・・」と気持ちを高めることができます。
さらに、具体的な日にちを決めると、「毎日仕事をするときの精神状態」も変わってきます。
「今はしんどいけど、もうちょっとで辞めれる!」と前向きな気持ちで仕事に取り組むことが可能です。何事も計画的に取り組むのが社会人です。
④どうしても自分で言えない場合は退職代行
本来ならば上記までで、上司に「辞めたいです」と怖いから言えない時の対処法は終わっています。
しかしなかには「どうしても自分で言えない人」もいるのではないでしょうか。
これは本当にいます。「どうしても辞めたいと言えない」人が多いので、「退職代行」が流行しています。そのため、あまり真面目に「どうして自分は『辞めます』ぐらい自分で言えないんだ・・・はぁ」と落ち込む必要はありません。「なんか流行ってるし、一回使ってみよう」ぐらいの軽い気持ちでいきましょう。
ただ、こういう便利なシステムは、「最終手段」として活用したいところです。
退職代行を使うと、「会社とは関わり合うことなく」辞めることができます。
また「弁護士事務所が退職代行している」場合もあるので、有給休暇や私物の返却なども対応してくます。
こういった便利なシステムもあるので、最後まで悩んだけど、言うのは怖いから無理だったという人は活用しましょう。別に退職代行を使おうが、「結果的に退職できればいい」のです。
退職後は「仕事を辞めたい」と怖くて言えなかったのが笑い話になる
現在、「仕事を辞めたいけど、怖いから言えない・・・」と悩んでいる人でも、退職して半年もすれば「そういやそういうこともあったな」と笑い話になります。
今は本当に「辛くて言い出せない」と思いますが、自分で辞めたいですと言うか退職代行を利用すると仕事を辞めることはできます。
そして、次の仕事に慣れてくるころには、前の仕事で「本気で悩んでいた」ことなんて「そんなこともあったな」程度に感じます。
そのため、「そこまで一つの仕事にこだわる必要もない」です。仕事なんていくらでもあるので、自分の興味がある分野の仕事を自由にしていけば良いのではないでしょうか。
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