人に会いたくない時の断り方って悩みますよね。どうも気分が乗らなくて、1人でゆっくり過ごしたい時もあります。
そんなときに「きょうは人と会いたくない気分なんだよね」と伝えたところで「ん?どゆこと?」と聞き返されます。
体調が悪いわけでも、相手が特別嫌いな訳でもないですが、「人と会いたい気分じゃない」のです。断った時に相手から「それじゃあ仕方ないね」と言われるような上手な断り方を考察します。
人に会いたくない時は誰にだってある
誰にだって、1人でゆっくりしたい時はあります。その日の気分だったり、体調が少し悪い時は人と会いたくないと感じるのはごくごく自然なことです。
また、相手が嫌いとかではなく「どうしても1人の時間が必要な人」もいます。
例えば相手が恋人や夫婦であっても、「1人の時間が欲しい」という人はいます。
このような時に、悪気なく「うーん、ちょっときょうは1人でいたい気分なんだよね」と言ってしまうと、相手からすると「なんてわがままな奴なんだ。家事も全然手伝わないし」となります。
逆の立場で考えると、「理由もなく断られる」のは嫌ですよね。「一人になりたい」というのは、「理由として弱い」ですし、独りよがりな感じがします。
上手にコミュニケーションを取って人間関係を円滑にするのも必要です。何も自分だけ本音でバンバン話せば良いといういものではありません。
相手を思いやる優しいウソも時には必要なのです。
人に会いたくない時の断り方5選
人に会いたくない時の断り方は次の5つです。断る相手やシチュエーションによって、使い分けてください。
- 急な仕事
- 仮病
- 自分には1人でいる時間が必要
- 同居してる家族が病気
- 水道や玄関の鍵の故障
急な仕事
社会人になると、誰でも一度は使う断り方ですよね。友人や恋人、さらには家族まで人と会いたくない時に使う定番のフレーズです。
「いやー、仕事が入って・・・」
大体はこれで大丈夫です。仕事が伸びて残業になったとか、休みの日に急に仕事が入って出勤することになったとか。
さすがに相手も、「じゃあ職場に電話して確認してみるから」とはなりません。
大体は「あっそうなんだ。じゃあ仕方ないね」となります。「うん、そうなんだ。参っちゃうよね」と返事をしたら終わります。
人と会いたくない時に「仕事」を使う時は、「ざっくりと仕事で・・・」と言うほうが良いです。
「〇〇っていう仕事があって・・・」とか「上司から指示があって、明日中までに資料を作らないと」など細かい仕事の内容まで言う必要はありません。
なぜなら後日、「そういえば前の資料の件大丈夫だった?」などと質問をされる可能性があるからです。そのときに「ん?何のこと?」とテンパることになるので、「ざっくり仕事」で断るようにしましょう。
仮病
仮病もあらゆるシーンで使うことができます。仕事からプライベートまで、使い勝手は抜群に良いです。
「すみません、ちょっと熱っぽくて・・・。移したら申し訳ないので、きょうはやめておきます」
これで十分なのです。さらには「腹痛」「吐き気がする」など、多少のカスタムも簡単にできます。
まさに人に会いたくない時の万能薬。
断られた相手も、「風邪を引いてる」「腹痛」と言われたら、「じゃあお大事に」としか言いようがありません。これは家に帰ってからでも有効ですよね。
恋人や家族と同居している人が、「今はどうしても1人になりたい」という時は家に帰ってから恋人や家族に「きょうは体調悪くて・・・、ちょっとベッドで横になっとく」と仮病を使います。
この断り方は「突然断るとき」にも使えるので、いわば「人に会いたくない時の最終手段」とも言えます。それに「仕事が・・・」などと言うよりも、一番確実に人と会わなくて済みます。
自分には1人でいる時間が必要
会いたくない相手が、「自分の夫婦や恋人」の場合は早めに正直に言ったほうが、後々疲れません。
「自分は1人でいる時間がなかったら発狂してしまう病気なんだ」
ずっと一緒の空間にいると、相手が誰であれ「病気を発症してしまう」と言いましょう。
人の性格とはまさに十人十色。
自分のパートナーが全く1人の時間を必要としていない場合もあります。そんなときは「こちらの気持ちを全然理解してくれない」こともあるのです。
人に会いたくない時があるって何それ?中二病ですか?勘弁してくださいよと。
気にし過ぎだって!と肩をバシバシ叩かれることになるので、なるべく真剣なトーンで説得したほうが良いです。最初のほうに言っておかないと、「だんだん言い出せなく」なります。
時間が経つにつれて「今さら感」が出るので、「人に会いたくない時がある人」で家族・恋人と同居する人は、できるだけ早く相手に伝えるようにしましょう。
同居してる家族が病気
これは「どうしても人に会いたくない」という時に使う必殺技。会社や友人関係、または知り合いからの誘いなどで「絶対にきょうは行きたくない」という時に使う大技です。
それが「実は母親が病気になりまして・・・」と身内を勝手に病気にします。
そして「これから直ぐ病院に行かないと・・・」と言うと確実に断ることが可能です。
「まるで小学生みたいな断り方」ですが、非常に有効。相手からも「お前、それホンマか?」とは言いづらいのです。じゃあ証拠として、病院の領収書持ってきてとは言えません。
かなりの大技なので、「友人」「会社」「恋人」などそれぞれのシチュエーションで1回ずつぐらいしか使えません。
断るときにあまりにも「身内を使い過ぎる」のはよくありません。なぜなら、さすがに周りも薄っすらと気づくからです。「あいつの身内って何人いんの?病気でめっちゃ死んでね?」と。
さらに「両親を勝手に病気にしたり、お亡くなりにさせているので『良心の呵責(りょうしんのかしゃく)』」にもさいなまれることになります。
「ここぞ」という時に使う断り方です。
水道や玄関の鍵の故障
人に会いたくない時で、「自宅にいる場合」でも十分断ることは可能。
それは「水道や玄関の鍵が故障した」と相手に言います。「参っちゃったよ」やれやれと言いながら、相手に断りの連絡を入れます。
家に帰ったら洗面台から水がマーライオンみたいにぴゅーっと出ててさぁ、業者呼んでるからきょうは厳しい!と断ります。
もし相手が疑り深い人の場合は、覚悟を決めて大量の水を床にぶちまけて写真を撮って添付します。
「こんな感じで大惨事です!ほんとにすみませんっ!」
と連絡してから、直ぐに床の水を拭きます。これぐらいのアグレッシブさも時には必要ですよね。
また「玄関の鍵が壊れた」も効果的。
「玄関の鍵が壊れました!今から業者を呼ぶのできょうはごめんなさい!」
玄関の前で「トホホ」という表情をしながら自撮りするとさらに効果倍増。玄関の鍵が壊れているのに、「まぁまぁ、そんなことよりご飯でも食べようよ」とは言いにくいですよね。
自宅にいる時で、「今から人に会いに行くのはしんどい」という時に、「直前でも使える」断り方です。
人に会いたくない時の断る時の注意点
人に会いたくない時の断り方で、注意点しないといけないのは「演技力」でしょう。また、「断ったら相手から嫌われるかも・・・」という弱気な姿勢も注意が必要。
まず演技力ですが、断る時に少しでも「迷いが出たら負け」です。
例えば「仮病を使う時」も、「私は本当にお腹が痛いんだ。こんな状態ではさすがに行けない」と思い込む必要があります。
我々は人生というムービーに1人1人主演で出演中なのです。
そこは自信を持って堂々と演技をしていきましょう。
「あいてて。ごめん、きょうずっと腹の調子おかしくてさ。悪い物でも食べちゃったのかも」
このように、お腹が痛い人になりきる必要があります。
そして次に注意が必要なのが「弱気な姿勢」です。
もしかしたら、人が良い人の場合は「嘘で断った自分に対して自己嫌悪」を抱く人もいるかもしれません。
「はぁ相手にウソまでついて断っちゃった。何か自分が情けなくなってきた・・・辛い」
断る前は「人に会いたくない」と悩んで、せっかく「人に会わずに済んだ」のに、そこから断ったら断ったで「自己嫌悪」で悩んでいます。まさに悩みが尽きない人生ですが、少し自分に厳し過ぎますよね。
「たかが約束を1回飛ばしただけ」です。
何もこの世の終わりみたいな考えになる必要はありません。
なので、「望み通り人に会わなくて済んだ時」は、その状態について心の底からフツフツを湧き出てくる「喜び」を噛みしめるべきです。
そしてスパッと切り替えて、コーラとハンバーガーでもがっつくほうが良いです。
まとめ
人に会いたくない時って誰にでもありますよね。そんな時に「できるだけ穏便に済ませる断り方」は重要です。相手からも「それだったらしょうがないねー」と軽く流される感じがベスト。
断る時は「演技力」が非常に重要になってきます。
「絶対に会わないぞ!」という強い意志を持って断るようにしましょう。断る時は、サッと早く言い切って直ぐにやり取るを終わらせるようにしてください。
【人に会いたくない人で、あまりにも会わな過ぎると「秘密主義」と思われるかも▼】
【人に対して、「あれこれ何でも聞いてくる」人もいますよね▼】