運が悪すぎる日ってありますよね。行動するたびに「必ず裏目に出る」のです。
「ちょっと待って、これはさすがに誰かに呪われてる。あいつかな?」
こういう「びっくりするぐらい運が悪い日」は、半泣きになりながら部屋の隅っこで体育座りするしかないのでしょうか。考察します。
呪われてるレベルで運が悪いんだけど、なんなんコレ
少し運が悪い程度なら「まぁこれぐらいは仕方ない。やれやれだぜ」と流せます。
普通に考えて「予想できるレベルの運の悪さ」だったら、そこまで気になりません。
じゃんけんをして「10回中3回負けた」ぐらいだと全く気にならないのです。
ただしこれが「夜食のプリンを賭けたじゃんけんで、同じ相手に10回連続で負けた」となれば「少し話が変わって」きます。
「え?さすがにヤバない?もうプリンの口になってんねんけど」と感じます。
そしてじゃんけんで勝った相手を見ると「くぅぅ!!プリンが五臓六腑にしみわたるぅぅ!!」と美味しそうにプリンを食べています。
ただ、プリンぐらいで済んだら「マシ」です。
こういう「運が悪すぎる日」というのは「失敗できない大事なとき」に、何気ない顔をしながらやってきます。
「ちょっとこの席いいかな?」
こんな感じで、「自分の横」に勝手に仲良さげに座ってくるのです。
運とは何か?
それではまず、「運」の意味をgoo辞書から見ていきましょう。
人の身の上にめぐりくる幸・不幸を支配する、人間の意志を超越したはたらき。天命。運命。「―が悪い」
引用:goo辞書
つまり「自分の力ではどうにもできないもの」と言えます。
そのため運が悪すぎると「え?私って運が悪い星に生まれてきたんちゃうか?」と半泣きの状態で星空を見ながら実家のママを思い出してしまうのです。
ただ「私は運が悪い星の下で生まれた。以上」と思考停止の状態になると、「本来なら避けられた悪いこと」についても「うーん、今回の悪いことも【運の悪さ】だな」とすべての悪いことに対して「運が悪い」と考えるようになってしまうのです。
この考えでは「自分から運が悪い星に住みに行ってる」感じですよね。
なぜ運が悪いのか
どうして「私は運が悪い」と感じるかと言えば単純で「自分は運が悪い」と思っているかと言えます。
「病は気から」ではありませんが、「運が悪いことに敏感になっている」とちょっとしたことでも「私は運が悪い。これは私じゃなかったら見落としてたね(キリッ」と考えるようになってしまいます。
例えば「同じ運が悪いこと」が起こったとしても「全く気にしない人」もいますし、「これは確率的に十分あり得る範囲」と考える人もいます。
このような人たちからすれば、「運が悪いということ自体考えていない」状態です。
さらに往々にして、「私は本当に運が悪い、誰かに呪われてるのかな?あはは…」となっている人は、「運が良かったこと」には「鈍感」なことが多いです。
つまり「幸せ」というハードルが異常に高く、「不幸せ」というハードルが異常に低いという状態。
これでは「普通に生活しているだけ」でも、「不幸せ」のほうが多いと感じてしまいます。
とはいえ、「いやいや私に起こった運が悪いこと」はそういうレベルじゃない、馬鹿言ってもらっては困るよ、という「本物」の運が悪すぎる日に当たった人もいますよね。
運が悪いときはどうしたらいい?
例えば仕事をしていて、「プレゼンで大きなミス」をしたときに「たまたま本社から役員が見学」に来ていて、役員に失敗を見られる。さらにその失敗をランチのときに同僚に自虐的に面白おかしく話していたら、「偶然、近くにその役員がいた」。そしてプレゼンの資料をもう一度作るために残業していて、周りに誰もいないのを確認して「気晴らしに」3分ぐらい目を閉じて葉加瀬太郎を聴いてたら、急に後ろから上司に「あんな失敗した後に寝てるとは何事だ!」と怒られる。
このように「普通では考えられないレベルで運が悪い日」に出会うこともあります。
しかもよくよく考えると、この日は出勤するときに「電車で酔っ払いのオッサンが近くにいた」など「予兆」とも言える出来事もあるのです。
【運が悪すぎるポイント】
- 今まで大きな失敗はなかったのに「数年に一回の役員見学のプレゼンで考えられないケアレスミス」
- 「仕事場から遠い店に行ったのに、なぜか役員もその店にいた」
- 「誰もいないのを確認して【たった3分】目を閉じただけ」なのに、その時に上司が来た
このように「通常では考えられないレベルの運が悪い日」の対処法ですが、これは「なかったことにする」しかありません。
要は「切り替えていこうぜー!しまっていこうぜー!」という少年野球の声かけと同じです。
「切り替えて、お腹に力を入れて頑張る」
これです。
また人間には「忘れる」という非常に重要な能力が備わっているので、その効果を促進させるためにも「いっぱい寝る」というのも効果的です。
たくさん寝て起きると「あら不思議」ちょっと気分が晴れやかになっていることも多いです。
悪いことなんて、覚えていても良いことはありません。
そして「次に起こるであろう良いこと」に意識を向けます。
これは「ハードルを思い切り下げる」ようにします。朝起きたときに天気が晴れだったら「昨日はあんなに運が悪かったのに、今日は朝から晴天。これは私に流れが来てるな…」とどんな小さなことでも運が良いことをかき集めていきましょう。
まとめ
びっくりするぐらい運が悪すぎる日に当たることは、「誰だって」一度は経験することです。ただそのときに「必要以上に落ち込んでは」いけません。
「私はいつもこう。きっとこれからも運が悪いことが起こるんだろう…はぁママ」
このようにママに思いを巡らせていても、ママは喜ぶかもしれませんが物事は解決しません。
「まぁ、誰にでもこういう日はあるだろう。それより腹減ったな」
これぐらいの感覚で「運が悪すぎること」については深入りしないほうが良いです。それよりも「運が良いこと」に意識を向けたほうが精神的に良いのは間違いありません。
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