彼女の過去が異常に気になる男っていますよね。何気ない会話で、「そ、そういや、A子って何人ぐらいと付き合ってたの?あはは」と大根役者のように、わざとらしく聞いてくる男が。
「これは、本当のことを言うべきか」
女性のなかには、「恋愛遍歴かぁ、別にホントのこと言ってもええんやけど。たぶん相手は引くかもやなぁ」という考えになり、彼氏に言います。
「うーん、3人かな」(微妙なのも入れると12人)
「そっかー!」と彼氏は何やら満足そうに1人でうんうん頷いています。どうして男は彼女の過去が気になるのでしょうか。過去を知ったところで、何も変わるわけではありませんが、知りたがります。その心理を考察します。
どうして男は彼女の過去が気になるのか?
男が彼女の過去が気になる理由としては、「自分と過去の男を比べたい」というのが大きいです。前の男はどういう感じだったのか、自分と比べた時に、「自分のほうが勝っているのか」が気になります。
恐らく、本当なら彼女に聞きたいことは山ほどあるはずです。
「今までの彼氏の人数は?経験人数は?初めて付き合ったのは?付き合った期間は?浮気の経験は?男の顔・身長・学歴・年収は?っていうか、過去の男は俺と比べてどう?」
このように、芸能人記者レポーターのように、矢継ぎ早に質問をしたいと考えている男もいます。
心理状態としては、「俺の知らない彼女の空白期間を知りたくてたまらない」のではないでしょうか。特に彼女が可愛いときは余計聞きたくなるかもしれません。
※注意:ここで言う可愛いとは、男からの主観も多分に入っており、ほとんどの場合は「過剰な心配」の場合がほとんどです。
過剰に心配しているので、「これぐらい可愛かったら、男たちもほっとかへんやろ!えらいこっちゃ!」とあれこれと気になるのです。
そして、冒頭でもお伝えしたように「な、なぁ今まで何人ぐらいと付き合ってたん?」と大根役者で聞いてしまいます。
しかし、彼女の過去を知って何か変わるのでしょうか。
彼女の過去を「すべて」知り過ぎるのも良くない
例えば、彼女の過去を聞いたときに「すべて」を教えてくれたとしても何にもなりません。
過去を全て話す彼女:「初めて付き合ったのは中1で、相手は3年の野球部キャプテン。その後もたまたま野球部の歴代キャプテンと付き合って。周りからは『A子は野球部のキャプテン縛りでもしてんの?』とか言われてた。後は高校から大学まで経験的には10人で、大学のころはちょっと水商売してたから、ここの人数入れたら、うーん。最終的には20人・・・いやいろいろ含めると・・・」
男:「・・・ゴホン。もう、いいかな」
男の場合は、彼女の過去が気になっていますが、彼女に聞くときは「どこか少年ジャンプで見たヒロインのような回答」を期待しています。特に若い人に多いかもしれません。
「遊んでそうに見えて、実は全く恋愛経験がない」とかそういうやつ。
そのため、彼女の「本当の過去」を知ったところで、何も良いことはありません。
知ったところで彼女の過去が変わるわけでもないですし、聞いたところで、こちらとしては「そうなんだ」しか言えません。
また彼女の記憶だけを頼りに話した過去なので、「彼女が話した過去もどこかで加工・編集されている」可能性もあります。
「自分が想像しているような彼女の過去」を彼女が話してくれたら良いですが、多くの場合は難しいです。やはり、車の運転と同じように、何事も「遊び」の部分は必要ですよね。
そのため、自分から積極的に彼女の過去を聞くのではなく、彼女から過去を何となく話してくるときに、「ふーん」と聞くぐらいで良いのではないでしょうか。余計なことにはクビを突っ込まないほうが良いです。
彼女はどのように反応したほうが良いか
これは当然ですが、「何も本当のことを言う必要はない」ですよね。当たり前です。
スッピンで会社に行くのさえ、「マナー違反」と言われているので、それなら過去の自分の思い出も多少のファンデーションを塗っても問題ありません。厚く重ねていきましょう。
彼女の過去が気になる男は、「自分の彼女の過去について、非常にハードルが高い」です。
「そんな女どこにおんねん!」と言いたくなるぐらい、「夢物語」を勝手に妄想しています。それに本当のことだろうが、ちょっと盛ったことだろうが、別にどっちでも構わないですよね。
「誰が、どうやって過去の出来事を確かめるんですか?」ということです。
そのため「優しいウソ」で彼氏から何か過去のことを聞かれたら、
「こう言ってほしいんだろうなー」ということを答えたら良いのではないでしょうか。たぶん男のほうも、そこまで真剣に聞いているわけではなく、「何か気になる」程度だと思います。何かを知りたい年頃なのでしょう。
おわりに
彼女の過去が気になる男は、特に若い人に多いです。「どうしても聞かずにいられない」感じで聞いてきます。
「本当の過去を聞いたところで、何も良いことはないのに」です。
それどころか、本当のことをツラツラと話されたら、「これはちょっとぼくには手に負えないですねー、はい」という感じになる可能性もあります。
人にはいろいろある、ということですよね。まぁいろいろあったんだろう、ぐらいで無暗に彼女の過去のパンドラの箱を開く必要もないかなと思う次第です。
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