海賊と呼ばれた男にみる現代の働き方(ネタバレなし)

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海賊と呼ばれた男から現代人の働き方や人生観を考察

2016年の秋に映画化された「海賊と呼ばれた男」。百田尚樹の小説をもとにした作品で、主演は岡田准一。このコンビは「永遠の0」から続き2作連続となっている。

 

百田尚樹の小説を読むと「やっぱ日本人はすごいわ!」という気持ちになる。

 

前回の永遠の0では、アカデミー賞の各賞を受賞いており、今回の海賊と呼ばれた男では、主演の岡田准一が主演男優賞に輝いた。今回は、その内容ではなく、小説の中であった「国岡商店」という会社での働き方について、考察したい。

とにかく働く

この小説の舞台は、戦後まもなくの時代。この国岡商店というのは、当たり前だがタイムカードがない。朝にガチャンと押して、また帰るときにガチャンと押す必要がない。

「じゃあ楽なんじゃないか」

と思われるかもしれないが、それは違う。むしろ逆

「朝から晩まで働く」

今の時代だったらおそらく、労働環境だけを考えると

「ブラックホール並みのブラック企業」

ということになるだろうが、国岡商店の場合は少し違う。「解雇」というものがない。本人が希望すれば、何歳までも働ける。それに、戦後も誰一人、解雇をしなかった。ごりごりの体育会系である。戦争中も、従業員の家族に給料を渡していたりする。こういった点を考えると、現代のブラック企業とはまた違った家族的な側面がある。今のブラック企業は、そういったことはないだろう。

そこに正義はあるか

例えば、「日章丸事件」。これは、その時の時代風景などを考えると、大変なことである。そこには「正義」があり例え批判されようとも確固たる意志がなければできない。

こういった大きいことを、全員ができるとは限らないが、その考え方は参考になるのではないだろうか。

利益重視ではなく、社会的貢献を考える

日本全国に、安く、安定的に「油」を供給することを目的にしていた国岡商店。どの仕事でもそうだが、必ず、社会に役に立っているはずである。そこでは、利益のことだけを考えると見誤ることもある。利益も、もちろん大切なことであるが、必要以上に利益を取ると本来その利益を受け取るべき人が利益を受け取れないことになる。

労働とは、自分の人生とは何なのかを考えさせられる

現代とは当然、簡単に比べることはできないが、それでも、何かヒントになるようなことはあるのではないか。国岡商店では、従業員が会社に対する信頼感がある。逆に、会社のほうも従業員に対する信頼がある。これが、先ほども触れたタイムカードがない、ということにつながるのであろう。

なんせ、現代は65歳、いや20年後にはさらに定年となる年齢は引き上げられるだろう。人生の中で、多くの部分が労働していることになるので、自分にとって「働くことの意味」というのを考えさせるものであった。

 

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まとめ

      • その行為に日本人としての誇りはあるか
      • 利益を考えすぎない
      • 誰のための、何のための労働なのか


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