電車が空いているのに座らない人っていますよね。周りから見ると、「何であの人座らないの?」と感じる人もいるのではないでしょうか。
「もしかして、電車に座らないことが恰好いいとでも思ってんのかな笑」
このように邪推する人もいるかもしれません。実は私もこの「電車では座らない派」に属しています。ガラガラの場合は座りますが、そこそこ埋まってるときはほぼ座りません。ドアの前に立ち、窓の外に向けて石原裕次郎ばりの厳しい視線を向けています。
なぜ石原裕次郎になるのか、電車で座らない人の心理を見ていきましょう。
電車で座らない人の心理とは?
隣に誰か座られるのが嫌
まず私が一番嫌なのが、「直ぐ横の人との距離感」です。あれは近すぎますよ。特に私の場合は、肩幅が少し広いので、誰かと誰かの間に座ろうもんなら、大変です。
上記に引用した画像のように、「肩がミチィ」となるのです。私は基本的に細いもやしっ子体形なのですが、肩だけ昔の吉川晃司(※外部リンク参考画像)のようになっています。
私の場合は「電車で女性の横には座らない」と決めています。横に座られて「ミチィ」と肩をグリグリ入れられたら女性もイヤですよね。
ムダに肩幅とおでこが広いので、電車で横に誰かが座ると高確率で「肩が当たる」のです。そして、当たったときに「びくっとなる感じ(なにこの人、肩だけ吉川晃司やん)」が苦手なのと、できるだけよそ様の迷惑になってはいけないという心情から、特に女性の横には座りません。
また単純に、あの近い距離で横に見知らぬ誰かが座ってるのが何かイヤで、電車では基本的に立つようにしています。
座り仕事が長いから立っておきたい
さらに仕事自体もデスクワークが多く、ずっと座っています。そのため電車に乗る時間ぐらいは健康のために「立っておいたほうが良い」という考えで立っています。
電車に座らない人の心理として、「健康のため」という人は意外と多いのではないでしょうか。
もちろん仕事などでクタクタになっている時は座ったほうが健康に良いと思いますが、座り仕事が長いと脚の筋肉も落ちたり血行が悪くなるので立ってます。
外を見るのが好き
何となくボケーっとしながら、電車から外を景色を見るのも良いですよね。もし電車のドアのところにブラインダーがあれば、ブラインダーを少し指で開けて、石原裕次郎ばりに鋭い視線を外に向けてると思います。
普段はパソコンを見て仕事をしているので、目を休めるためにも外の景色をボケーっと見ています。
「あそこのビルは空きが増えてきたな」とか、そろそろ桜の季節か、とか。
サラリーマンやOLが、真面目な顔をしながら外を歩いているのを見ると、「みんなそれぞれ頑張ってるわ」とかも思ってます。
この電車に乗って外を見ている時と、ジムのスパに入っている時が一番ボケーっとしていてリラックスしている状態です。
最初から席を譲っている
私が電車で座らない心理として「最初から譲っている」という感覚もあります。
座っているときに、「高齢者や妊婦」などが入ってくると「あっどうぞ」と席を譲る人もいるかと思いますが、その「あっ、どうぞ」を先にしているのです。
私が最初に譲ることで、高齢者や妊婦の人が「空席」を見つけやすくなっています。ただし、「徳を積む」という観点では、やはり直接席を必要としている人に譲ったほうがいいような気もします。
そのため、「直接譲ったという徳」を1とした場合、「最初から譲っている徳」は、補正をかけて0.3ぐらいになると考えてます。このようにして、私は毎日最初から席を譲るという行為で徳を積み重ねているわけです。
電車に乗るだけで、徳を積み過ぎてるかもしれません。
さらに高齢者や妊婦の人が電車に入ってきて、自分の前に立たれたときの「ソワソワ感」もちょっと嫌なんですよね。
席を譲ったところで直ぐに電車を降りる場合もありますし、高齢者の場合は「わいはまだ元気やけど?嫌やな、その偽善的な行為」と考えているかもしれません。(考えすぎ)また妊婦さんの場合も、「直ぐに降りる場合」は逆に座ったり立ったりする動作のほうが負担が大きいんじゃないか?とも考えてしまいます。
この辺りのことを真面目に考えると、いろいろメンドクサイので「ボールはそちら側に置いておきます」という感じで立つようにしています。
【参考】混んでる時も絶対に座らないの?逆に迷惑なんだけど
座るに決まってます。
混雑時は自分の目の前が空いたら、座ってスペースを空けたほうが良いです。私はサッカーをしていますが、「味方のスペースを作る動き」には定評があります。
電車というフィールドでも、味方を上手くいかせるスペースがあった場合に、それを使わないはずがありません。
いくら普段は絶対に座らないマンでも、電車が混雑しているときなどは周りの状況によって座ったほうが良いのは言うまでもありません。
【イケメンは電車に乗るのも大変だという話▼】