サッカーキングVSフットボール批評(エアインタビュー問題)

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エアインタビューめぐりサッカー2誌が非難合戦

まず、それぞれの雑誌の立場を見て行こう。サッカーキングの発行部数は、2014年時点で25万部。フットボール批評は2014年創刊号の発行が3万部である。また、「SEOチェキ」でそれぞれのサイトの月間の訪問者数を確認すると、サッカーキングは約250万人。フットボール批評(フットボールチャンネル)は約240万人

 

 

紙の媒体では、サッカーキングのほうが断然有利(他にもJリーグ版なども発行している)で、ウェブだと互角ぐらいの規模である。会社の規模などから考えると、サッカーキングのほうが「主流」であり、フットボール批評は創刊からまだ2年なので「新参者」といったところ。

 

 

サッカーキングの記事にも書かれていたが、「本来はスルーをしておけばいい話」のようにも思える。

 

 

 

さて、まずは3行でこのエアインタビュー事案をまとめてみたい。

  • フットボール批評がサッカーキングなどにインタビューをしていないのに、インタビューをしたというような記事があると指摘(エアインタビュー疑惑)
  • ヤフーニュースに「エアインタビュー」取り上げられる
  • サッカーキング側は、「事実無根」でありフットボール批評の妄想と返答

大ざっぱに言えば、こういう感じだ。

 

サッカーダイジェストなどもこのエアインタビュー疑惑を指摘されているが2016年9/21現在、コメントは取り上げられていない。

田崎健太氏によるエアインタビューの指摘

この批評の中では、「バルセロナの監督インタビューはエア」「レアルマドリー選手へのインタビューもエア」「メッシのインタビューもエア」と書いている。もうエアだらけである。

 

 

バルセロナとレアルマドリーへの選手や監督にインタビューはそもそもハードルが高い。そして、取材時の写真などがない、というのが主な論点である。さらに、メッシのインタビューは、メッシの日本広報の担当者が「2008年より日本からの紙の媒体の取材は受けていない」と言っていると書いてある。

 

 

記事の締めくくりには「取材費の削減など、エアをしたい気持ちはわからないでもないが、そんなことは許されない」と断じている。これに対して、ヤフーニュースで取り上げられたことで、この疑惑の記事に対する反応が多くなったのだろう。サッカーキング統括編集長が返答している。

サッカーキングによるエアインタビュー指摘に対する返答

サッカーキングの返答は、「バルセロナやレアルマドリードの担当記者が執筆している。どちらの記者も信用性は抜群で、バルサの担当記者は「マルカ」で記事を書いている。」さらにメッシの件は、「日本のメッシ広報担当からバルサに連絡があり、記事を掲載すると取材させなくする」とサッカーキングにバルサのほうから連絡があった。

 

 

リアルの担当記者は、日本のメディアに記事を載せることを、取材対象であるジダン本人や、代理人、さらにはレアルの会長にまで許可を取っている、ということである。記事を載せるだけで、レアルは会長案件になることに驚いたのだが、おそらく家族ぐるみの付き合いがあるのだろう。

 

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まとめ

サッカーキングの返答は、正直この返答では納得ができないのが本心だ。

 

サッカーキングが言っていることは、「現地記者を信じろ」ということで、具体的な証拠があるわけでもない。例えば、ボイスレコーダーであるとか、取材をしたという決定的な「証拠」があればわかるのだが、記者を信じろ、と言われてもそれは難しい。

 

 

そして、最後になるが、このエアインタビューの記事を書いたのは田崎健太氏。今までの著書を見てみると、「真説・長州力 1951‐2015」(集英社インターナショナル)というのを見つけた。

この非難合戦も「プロレス」なのではないだろうかと、勘ぐってしまった。

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