学生時代って「悪い男」がモテてましたよね?
クラスの中でも目立つ存在で、「気づいたら学校で一番可愛い子と付き合っている」みたいな。
学生時代、私のようにモテていない人は「い、いやこの明らかなバグ現象は学生のうちだけで社会に出れば私も正当に評価されるだろうはは」と早口で冷静さを装っていたわけですが、「それは間違い」です。悪い男は、その後おっさんになってもモテ続けます。
どうして悪い男はモテるのか、早口にならないように冷静に考察します。
悪い男は学生時代しっかりモテる
まずは言葉の定義を考えましょう。ここで言う悪い男とは、「遊び人や不良風の男」です。女性が男に浮気されたときに、「あんな悪い男に引っかかって・・・」という風に使います。
学生時代、悪い男はモテます。中学から高校ぐらいにかけては、「悪い男がモテる全盛期」と言っても過言ではありません。(大学も含む)
モテない人なら、「え?あの可愛い子って、アイツ(悪い男)と付き合ってんの?マジかよっ!」とひざから崩れ落ちた経験も一度や二度じゃないですよね。
悪い男といっても学生時代の「悪い男」なので、そこまで悪いとも言えません。ちょっとヤンチャなイメージですよね。
こういうヤンチャな男の子は、学校で「目立つ存在」になります。例えば修学旅行や文化祭などでは、中心的な役割を果たします。
このような大きな催しのときに、中心的な存在になると、普通にモテます。
また学生時代の悪い男が友人たちと話す内容と言えば、「異性」つまり女性のことですよね。
「あの子は可愛い」とか。そして、その話の流れで、「それやったら言って(告白して)こいよ!」となり、ノリで告白してみると、「意外と成功する」ものです。そして、1回成功すると、「次もイケる」可能性が高まります。悪い男のモテの良い循環が生まれます。サスティナブル(持続可能な)モテが形成されていくのです。
そして、学生時代は女の子も、「誰と付き合ってんの?」と友人から聞かれて、「学校でも目立つ存在の男の子」だと、「素直に言いやすい」のではないでしょうか。
「〇〇と付き合ってんだよね」と。すると周りも「〇〇くんいいじゃん。B子もいいなって言ってたよ」となります。このようなリアクションがあると、「悪い男の全体的な評価」が底上げされます。
漫画の「静かなるドン」のなかで、どうしてヤクザの女性は綺麗な人が多いかと言えば、「周りに対する優越感がある」と書かれていました。つまり、やくざで役職が上の男と付き合うと、いかつい部下の男たちから「姐さん!」と一目置かれるのが気持ち良くなるそうです。
これが、学生時代に、うだつの上がらないタイプの彼氏だと「ちょっと周りにも言いにくい」のが予想されます。私が学生のころも、「彼女が可愛い奴」は誰も聞いてないのに「相方がさぁ」と勝手にしゃべりまくっていました。
その反面、彼女がそこまで可愛くない友人は、「あまり、彼女関連の話題に入ってこない」こともありました。男側でこういうことがあるので、それは女性側でも似たような現象があると思います。
要は、「学生時代、悪い男は目立つ」。そして、学生時代に「目立つことは恋愛において有利に働く」ので、「モテる」に繋がります。
学生時代に悪い男はモテる、ということに異論がある人は少ないのではないでしょうか。
社会人になっても悪い男はモテる
社会人になっても、「悪い男はモテ続け」ます。ただこれは、「同じ土俵で」という条件が付きます。
例えば、同じ会社のなかでとか、大体同じぐらいの年収とか。
悪い男がモテると言いますか、「学生時代からモテていると、そのまま社会人でもモテる」傾向があります。
悪い男は、「同じ会社とか、取引先とか関係なくガンガンいき」ます。気づくと、「あの子もいったらしいし、あの子もいったらしい」という噂が広がります。しかも本人に聞くと、「うーん、まぁ普通やったで」と悪気もなく答えます。モテない人からすれば、「マジかよっ!むちゃくちゃするやんけ!あと、普通って何が普通やねん!」と学生時代と同じような驚きをここでも感じることになります。ひざが勝手に震えだしてうまく立つことができなくなります。
悪い男は外見や話した感じが良い意味で軽くて、コミュニケーション能力が高いです。
「軽い感じ」で、飲みに行ったり、上手く行けば、そのまま・・・なんてこともあります。モテない人のように、「変に目をギンギン」にさせて「あのぉ、もしよかったらでいいんですけど、いや、ホントに無理なら全然断ってもらってもいいんですけど、良かったらご飯でも・・・」みたいな気持ち悪い誘いをしません。
次は悪い男の厄介なところですが、「結婚していても普通に不倫」もします。悪い男なので、それは当然です。
「結婚していても、不自由なく遊べるぐらいにモテる」のです。
悪い男の場合は、「結婚している立場も上手に利用している」印象です。本当に悪い男なんですけど、それがモテます。
というよりも、女性のほうも「そういうあっさりした火遊び」も、やるんやったらやったるで、という感じではないでしょうか。そう、宇多田ヒカルの「二時間だけのバカンス」のような感じで、2時間だけ楽しむのも、それは場合によってはありよねというイメージ。(※参考:宇多田ヒカル「二時間だけのバカンス」(YouTube))
おっさんになったとて、悪い男はモテる
社会人になって20年、いや30年が過ぎて50ぐらいにのおっさんになっても、「悪い男はモテる」のは間違いありません。真面目で優しい男性の場合、50代ぐらいになると、「おばちゃんみたいになっていく人もいる」のです。ジェンダーの多様性について、考えさせられます。結局、性は一つに集約されるんじゃないかと。
そんななか、50代になっても、「現役でギラギラしてる悪い男」は、女性を惹きつけます。50代ぐらいの悪い男を見ていると、「全然年下(二回りぐらい下)でもガンガン行くよ、俺は」みたいな雰囲気があります。
そもそも、50代になってもモテる人は、やっぱりそれなりに「男感」がないと、ダメだと思います。
浮気とか不倫も、「ん?」みたいな感じです。これは俺の人生だよ、と。ただ家族を大事にしていないわけでもありません。それとこれとは別みたいな。
なぜ悪い男はモテるのか。その理由
悪い男がモテるのは、「自分から積極的に行動しているから」ですよね。いくら悪い男でも、部屋の隅っこでカーテン越しに太陽をにらんでいるだけではモテません。
「数打ちゃ当たる」ではありませんが、やはり打席に立つ回数が単純に多いです。
また、「基本的にはイク」という姿勢も見えます。
例えば、宇多田ヒカルの歌のように「二時間だけのバカンス」を持ち掛けられたときに、「2時間で足りるかな?」と即答できる「軽さ」があります。
私の場合、万が一そういう「二時間だけのバカンスチャンス」があったとしても、それをイカせるかどうかが分かりません。
恐らく「うーん、そうですかぁ。ただ〇〇さん結婚されてますし、私も〇〇さんの旦那とは知り合いですし・・・あいや、イヤとかそういうわけではないのですが、その大丈夫でしょうか。後々、ややこしいことになりそうな気がしないでもないのですが・・・」とフニャフニャ言っているうちに、「死ね、ヘタレ童貞!」と言われてしまいそうです。
この罵倒をご褒美とポジティブに考えることもできますが、こんな考えではモテません。気持ち悪いだけです。
悪い男がモテるというのは、堂々としていて、声も大きく、さっぱりした性格をしていてコミュニケーションが高くないと無理ですよね。
そして、「多少の無茶をするのも平気」という普通に悪い部分も持っていないとモテません。