仕事をする上で避けて通れないのが「無能な上司」です。誰もが一度ぐらい経験しますよね。
「上司が無能すぎて三半規管がキーンとなる」のです。怒りで気圧が変わるのです。
イライラで手のひらサイズの穴が胃に開きそうになります。無能な上司は周りを不幸にします。あまりにも嫌い過ぎて「仕事は好きだけど無能な上司のせいで転職をする」のは大きな損失です。無能で使えない上司には、しっかりとした対策を取るようにしましょう。
無能な上司の特徴
「無能な上司」という言葉を聞くと、社会人なら「えーっと、アイツとアイツと、あとアイツも無能だな・・・」といった具合に何人かの顔が「直ぐに」思い浮かぶのではないでしょうか。
無能な上司というのは「どこにでも存在」します。無能な上司の特徴としては
「合理的な判断ができない」「優しすぎる(優柔不断)」「そもそもやる気がない」というのが挙げられます。
合理的な判断ができない
まず無能な上司と聞いて一番先に考えられる特徴としては「合理的な判断ができない」です。合理的な判断とは、「普通に考えたらこうしますよね」ということです。無能な上司は「斜め上の行動」をします。
上司に何か説明をしても、「意味不明な質問をされたり」「イライラさせるような回答」をされるのです。
これは上司が「合理的な判断ができない」のが大きいです。「何が重要かを分かっていない」のが一番やっかいです。
合理的な判断ができないので、無能な上司は「大きな物事を無視ししてでも小さな物事にとらわれる」ことになります。
例えば部下が「誰が見ても大幅なコストカットできる案」を無能上司に書類で報告したとします。すると無能な上司は「この書類の書式が普段とは違うんだけど、なんで?」と言ってきたりします。そしてこちらが「案に対しては何か意見はありますでしょうか?」と聞くと「それとこれとは話が別だよね」などと言うのです。
「もはや2メートル先のヤカンが沸騰するレベル」でイライラしますよね。無能な上司は「こちらが考える合理的な判断ができていない」のが分かります。
優しすぎる(優柔不断)
優しすぎるというのは、良いときと悪いときがあります。仕事に関していえば「優柔不断」になるケースが多々あります。
「バファリンでも優しさは半分」ですからね。
人の身体を治す薬でさえ優しさは半分しか配合されていないので、仕事上では「ときには優しくない判断」をしなければいけません。全員に良い顔はできないのです。
優柔不断な判断をされると、部下サイドから見れば「あの人はまるでダメ。何もできない」と見えます。上司になると、A側に有利な判断をすればB側から嫌われる判断をしなければいけない場面もあります。これは仕方ありません。どっちもはできないのです。
こういったときにスパっと決断しないと「A・Bの両方から無能」と思われます。
そもそもやる気がない
仕事に対して「全くやる気がない」人もいます。会社には「ネットサーフィンをしに来ている」という人ですね。「出世コースから完全に外れている人」はこのような感じになります。
やる気がない上司でも「ひとえに無能」とはいえません。部下に対して「あぁもう自由にやっといて。何か問題になったときだけ報告して」という感じの上司なら「存分に利用する」ようにしましょう。
やる気満々の20代社員にとっては「無能上司」と見えるかもしれませんが、無能とは言い切れない場合もあります。
ただ「責任を取りたがらないやる気のない上司」は無能ですね。やっぱり最低でも情熱を持って仕事をしないと誰もついていきません。
やる気がないのに部下に口だけは出してくる上司は「純度100%の無能」です。
イライラする無能な上司への対策
無能な上司への対処法としては「上手に無能な上司を利用する」しかありません。もし上司よりも無能ならそれはできないかもしれませんが、「無能な上司」なので利用しましょう。
修行だと思って褒めまくる
無能な上司にイライラするのは「自分の敵」だからです。自分の味方の場合は「まぁしょうがないか」と無能な上司もそこまで気になりません。無能な上司は「極めて単純である」可能性があります。
こちらの言葉をスポンジのようにしっかりと吸い取ってくれます。そのため「なるべく早く自分の言うことを聞くように」対処したほうが良いですね。
「正論とかは関係ない」です。
一緒にご飯を食べて「今日はありがとうございます!いろいろ勉強になりました、またよろしくお願いします!」と帰り際に言えば大丈夫ですね。
するとこちらの意見を聞いてくれるようになるのです。無能でも自分より立場が上なので、上手に使うのが一番ですよ。特に20代の若い人は、このような「昭和の方法」をあまり実践しない雰囲気があります。修行だと思ってやるしかありません。
深く関わらない~左ジャブで距離感を保つ~
無能な上司を「生理的に受け付けない」場合もありますよね。顔を見るだけで「吐き気を催す」ときは無理をしないほうが良いです。そういったときは「つかず離れず」の距離感を保つようにします。
ボクシングで言うなら「左ジャブで同じ距離感を保つ」イメージです。絶妙な距離感をキープするのがコツです。
近づき過ぎると、こちらが確実に消耗します。レフェリーが止めているのに「向こうが無理やりクリンチしてくる」こともあります。気になりだすと「本当にイライラして、ずっと無能な上司のことを考えてしまい、逆にこれは恋なんじゃないか?」ともはや思考回路がおかしくなります。四六時中、無能な上司のことを考えている人は、それは距離感が近すぎます。
無能な上司のせいで転職?ちょっと待ちましょう
無能な上司の沼の中に入り込んでしまっている人もいるのではないでしょうか。無能な上司が自分とあまりにも近いと「もうダメだ・・・。これ以上HPは残ってない」と転職が頭をよぎります。だがちょっと待ってほしい。
「無能な上司のせいで転職」はなるべく避けたいところです。もちろん、超絶ブラックな場合は違いますが。
一度「無能な上司のせいで転職」してしまうと、「無能な上司に敏感体質」になることも考えられます。つまり次の職場に行っても、ちょっと仕事のできない上司がいると「アイツはあれだな、無能上司だな」と直ぐに反応してしまうのです。
転職するなら「できれば前向きに」転職したいところです。資格が取れたから転職するとか、給料が今のところよりも良いとかで転職するのはありです。「無能な上司がいるから転職」だと、大きな決断に対して無能な上司の比重が大き過ぎます。「無能な上司がいるから、資格を取って転職する」ほうがより前向きに転職ができますよね。
少し立ち止まって、転職するのはよく考えたほうが良いです。無能な上司でイライラが止まらないときは「風邪引きました」と数日会社を休んでじっくり考えてみてもいいかもしれません。
まとめ:無能な上司へのあくなき挑戦
無能な上司に困っている人は「かなり多い」です。程度の差こそあれ、社会人になれば誰もが感じることになります。しかしなかには無能な上司にも耐性を持っている人もいますよね。上手に無能な上司と付き合いつつ、上手く利用して働くしかありません。無能な上司との闘いはどこの職場でも、現在のこの時間も繰り広げられています。自分が上司になったときの反面教師として、程よい距離感で無能上司と付き合いましょう!
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