海外ドラマ「シリコンバレー」評価レビュー【最高のオタク成長物語】

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海外ドラマ「シリコンバレー」を見た管理人ぼうの評価・レビューです。アメリカの気弱でもやしっ子タイプの「いかにもオタクっぽいIT青年」のサクセスストーリー。

シリコンバレーは「オタク系海外ドラマの最高傑作」と言っても良いでしょう。

さらに物語が「シーズン1よりもシーズン2以降のほうが面白い」という珍しい尻上がりのパターンで、見ていて全く飽きません。

他の海外ドラマの雰囲気とは少し違いますが、普通にめちゃくちゃ面白いです。
ドラマ・シリコンバレーの主要キャスト

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シリコンバレーの魅力

主人公の等身大の成長物語が楽しい

やはりまずは主人公の「リチャード」が良いです。見た感じはヒョロヒョロのもやしっ子で顔も青白く、「いかにも」オタクといった雰囲気です。上記の画像の「ジョブズポーズ」を見ても分かるように「IT」の仕事をしています。

リチャードは最初数人の仲間と「アプリを開発」しますが、なかなか評価されません。

シリコンバレーで働いている、いわゆる「意識高い系のイケてる」人たちから馬鹿にされます。

しかしそのアプリで使われている「データ圧縮するアルゴリズム」が大手企業でも理解できないほどの技術を使っていたことから物語がスタート。

「主人公のリチャードがあまりにも頼りない」ので、「おいおい大丈夫か?」と感じることもあります。しかしストーリーが進むにつれて「リチャードの天才ぶり」は随所に出てきます。特にプログラマーとしては誰よりも優秀です。

多くのプラグラマーが束になってもリチャードの仕事のほうが速いシーンがありますが、まさに天才です。

ただ人とのコミュニケーションや会社を経営することは苦手で、一時は会社のCEOからも外されることもあります。キミは技術担当で、という感じです。

ただ「自分のやりたいこと」には信念を持っていて、「お金よりも人々が自由にネットを楽しめる環境づくり」を目指して仕事をしています。これも仕事をする上では大事ですよね。やっぱり「自分の信念はコレ!」というのは持っておきたいところです。

そして自分の信念を貫いて仕事を進めていくうちに徐々にシリコンバレーにいる「大物」からも認められていきます。最初は緊張すると嘔吐したり、リーダーシップが全くなかったり頼りない部分が目立ちます。ただ「人間らしい部分を見ることができる」ので、感情移入することができます。

時には後退することも多々ありますが、基本的に主人公は成長していきます。ただ成長したといっても、「どこか抜けているところ」は残っています。この辺りのバランスが「抜群に良い」のです。

ストーリーが分かりやすい

ストーリー展開が分かりやすいのも、ストレスなく見ることができるポイントです。

基本的には「何か一つ上手くいくと、また別の課題が出てくる」といった感じです。最初は上手く「データ圧縮技術」が認められたかと思いきや、「大手の企業に技術をパクられたり」さまざまな「課題」が出てきます。

そしてその課題を一つずつクリアしていきます。

シリコンバレーの場合は「全集中で見なくても良い」ので、気軽に見れます。日本のドラマや映画の場合だと、「伏線のオンパレード」なので、「実はあのシーンの意味は・・・」と後々何気ないシーンが重要になってくることもありますが、シリコンバレーではほとんどありません。

リラックスした状態で見ることができます。日本のドラマや映画は「伏線をいかに回収するか」みたいな部分が強すぎるので見ていて疲れます。実はあの時の・・・!!と言われても「いや、知らんがな」となってしまいます。

シリコンバレーは1話の時間が「25分ぐらい」なので気軽に見れます。寝る前や食事中、または移動中などちょっとした時間に見ることが可能です。

さらに物語は1話で大体完結しています。大きなストーリーは継続して進んでいますが、その間の細かいストーリーは1話で終わるので、「物語のテンポが非常に良い」です。

また物語が「カラッとしている」ので見ていてジメジメする気分になることがありません。オタク系のストーリーではありますが、「アメリカの明るいノリ」が根本にあります

「周りが何か言っていても、周りから何か言われても、あまり気にしない」という雰囲気が良いです。

キャラがかなり個性的

シリコンバレーは「一人一人のキャラがかなり個性的」です。他の海外ドラマよりも「脇役のキャラが濃い」です。

あれ?アメリカってポリコレの国だよね?と感じるシーンがいくつもあります。

例えば主人公の仲間のパキスタン系アメリカ人を見て、大金持ちが「ハロー!アルカイーダ!!怒っても首をはねないでくれよ!!HAHAHA!!!」みたいなことを言っているシーンがありました。

またシーズン2以降で出てくるリチャードの会社に出資しているやり手の女性のCEOが秘書を「モニカ」と呼ぶのですが、この言い方がめちゃくちゃ独特で耳に残ります。

さらにリチャードの同僚では「ジャレッド」が個人的には好きです。

ジャレッドはリチャードの仕事に対する真摯な姿勢に心を打たれて、大企業を辞めてリチャードの小さな会社に転職してきます。

ジャレッドもかなり強烈なオタクキャラで、「今までに見たことがないキャラ」と言えます。

見た目からがっちりオタクで、リチャードの良き理解者です。リチャードのことを尊敬しすぎて、リチャードが秘書を雇ったときは嫉妬して「姑ばりに嫌がらせ」をしていました。

またところどころで「幼少期のころの怖い発言」をボソッとするのも注目です。じっくり考えると「全然笑えない」発言をしますが、まぁかなり強烈です。しかも「企業経営に関しては非常に優秀」で将来は大企業の社長にもなっていたぐらい仕事ができます。ジャレッドに注目するだけでも面白いです。

「笑いの感覚」が日本っぽい

シリコンバレーはコメディー系の海外ドラマですが、「笑いのツボ」が日本っぽいです。ドラマのなかでもちょくちょく日本について出てきます。

「日本の商取引の慣習は世界で一番だ!」と皮肉っぽく言われるシーンもありますが、「アメリカのオタクの感覚」が日本と似ているのかもしれません。

アメリカの「大雑把な笑い」というよりかは、「空気を読んで、行間を読んでいる笑い」という感じです。

また「リチャードが通っている病院の医者とのやり取り」も面白いです。

普通に医者から「キミは気にしすぎだよ!HAHAH!」と「何も診察してなさそうな雰囲気」がありめちゃくちゃです。

このほかにもシリコンバレーには「笑いのシーンが多い」ので、見ていて「電車の中で『ふふっ』」となることも多いです。

シーズン1よりもシーズン2以降が面白い

海外ドラマでは「シーズン1が一番面白い」ということが多いですよね。シーズン1は面白かったのに次のシーズンが「いまいちパッとしない」。こんなことが多いですが、シリコンバレーは逆です。

「徐々に面白くなっていく」のが良いです。

どんどん面白くなっていくので、シーズン1の始めのほうで「ちょっと違うかな・・・」と感じても、最悪でもシーズン3ぐらいまで見ると確実に「面白い」と感じます

ちなみにシリコンバレーは「シーズン6」まで放送されています。

2020年11月時点ではアマゾンプライムで「シーズン5まで」しか放送されていませんが、「シーズン5が一番面白かった」です。(シーズン6の放送は未定)

また1シーズンも8話までと短いので、どんどんストーリーが進んでいきます。

まさに「一気に見ることができる」ので、まとまった休みの日に見るのもオススメです!見終わると「ちょっとプログラミングでも勉強するか!」という気持ちになるのは間違いありません!

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シリコンバレーの口コミ(Twitter)

Twitterでシリコンバレーがどのような評価を受けているのか口コミをご紹介します。

技術者が見ても「おかしいところがない」とも書かれています。また基本的には「面白かった」という口コミが多かったです。特に「男性からの人気」が高かったです。エンジニアや起業に興味がある人、また英語を勉強している人などに人気がありました。

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シリコンバレーのキャスト

 

役名 俳優名
リチャード・ヘンドリクス トーマス・ミドルディッチ
アーリック・バックマン T・J・ミラー
バートラム・ギルフォイル マーティン・スター
ディネシュ・チャグタイ クメイル・ナンジアニ
ジャレッド・ダン ザック・ウッズ
ビッグヘッド ジョシュ・ブレナー
ギャビン・ベルソン マット・ロス
ピーター・グレゴリー クリストファー・エヴァン・ウェルチ
モニカ・ホール アマンダ・クルー
チアン・ヤン ジミー・O・ヤン

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