湘南ベルマーレ曹貴裁監督のパワハラに戸田氏が声を上げる

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湘南ベルマーレ曹貴裁監督のパワハラが問題になっています。この問題を受けて、湘南ベルマーレは曹監督に対して5試合謹慎処分を下しました。※記事後半で戸田和幸氏のパワハラ問題に対するコメントも追加。(更新10/9)

パワハラ監督

曹監督はサッカーの解説者としても優秀だったので、個人的には「ダゾーンの解説者になってほしい」と思っています。

こういったパワハラ問題が起こると、「選手はプロなんだから言い返したらいい」と率直に感じます。言い返したときに殴られたら殴り返したらいいですし、試合に干されたら別のチームへ移るしかありません。また選手同士で結託して試合にわざと負けて監督を辞めさすと。

監督と揉めて干されるというのはサッカーではよくあります。モウリーニョがマンUに来た時に、チェルシー時代から仲が悪かった「マタ」を干そうとして、親善試合で後半から途中出場させて、その後直ぐに交代させたこともありました。

こんなの普通に考えたらパワハラですよね。

ただマタはその後、少ない出場時間のなか結果を出して現在までマンUに在籍しています。

プロの場合は「結果がすべて」です。監督が選手と揉めると、選手たちは監督を辞めさすために「全然動かない」こともあります。

ポグバもモウリーニョ時代は守備でも怠慢な動きをしていました。しかしモウリーニョからスールシャールに監督が代わると急に守備も本気でやるようになりました。このように基本的にはプロの場合は選手と監督はイコールな関係のハズです。

もし監督のパワハラが気になるんだったら、周りの選手にも声を掛けてボイコットをしたほうが良いのですが「生活のためにできない」のがほとんどだと思います。

どっちを取るかですよね、「パワハラされても残るか」「プライドを取るか」

個人的には、「プライドを取って」下のカテゴリーに移籍になっても行ってもいいから(給料が下がってもいいから)自分の意見を監督にぶつけるということが必要だと思います。

海外サッカーを見ていると、「監督と選手が言い合うシーンは結構ある」のですが、Jリーグはほとんどないですよね。この辺りの「意識」を変えていかないと、パワハラ問題は根本的な解消につながらないですよね。

ただ「直ぐに解消したい」ときは「カメラを練習場からロッカーまであらゆるところに設置」するしかありません。

要は「証拠を抑える必要」があります。練習場やロッカー室にカメラがあると、「個人情報や自由は制限される状態」になりますが、それを受け入れてでも「客観的な証拠」を取るのは大切です。またパワハラをする側の「抑止力」にもつながります。

ただ「選手の契約の解除のしやすさ」もセットで考えないと、選手の力が強くなり過ぎるのも問題です。選手が監督の言うことを聞かなくなり、チームがまとまりません。

こういったパワハラ問題は会社での雇用問題と一緒ですね。

パワハラをされた側は大人なんだから言い返すことも大切ですし、そのためには客観的な証拠も必要です。カメラや録音機があると個人の活動は制限される機会が増えますが、個人的には「カメラ賛成派」です。

曹監督のパワハラ発言も実際にその場面を見たわけではないので、何とも言えません。どういった状況で、どういった表情で、どういった言い方をしているのかが分からないので、「言われたほうの受け止め方次第」というあいまいな形になります。

やはり「カメラによる監視・管理」は今後増えていくものと考えられます。

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戸田和幸氏もパワハラ問題に声を上げる

元サッカー日本代表で現在は解説者としても人気がある戸田和幸氏が上記のパワハラ問題について意見を述べていました。自身も経験を元にパワハラ問題に切り込んでいます。

戸田和幸オフィシャルブログ

、試合後監督は他の保護者の方達もいる場所で僕の父親に向かってこう言った。
「オタクの息子、頭おかしいんじゃないの?」
父親は苦笑いをしていた、それだけだった。
「父さんごめんなさい」
僕はそう心の中で謝罪をし、この人だけは絶対に許さないと心に誓った。
引用:戸田和幸オフィシャルブログ

ブログのなかでも印象的なパワハラの場面として上記に引用した部分があります。確かに「完全なるパワハラ」ですよね。監督は自分の立場を利用して「言い返すのが難しいであろう選手の保護者」に対しても暴言を吐いています。

保護者のなかでも「言い返すことのできない人」はいます。これはその人の性格によるところが大きいです。

そして息子のために「反論していない」のも、結果的には「良かった」方向に進んでいます。それも「あくまで結果的に」なので、「言い返さない」という対応が良かったかどうかは分かりません。

もし、父親が「うるせー馬鹿野郎!お前の俺の息子の何が分かるんだ!もういい、和孝帰ろう!」と言うと、戸田和幸氏も違った反応があったかもしれません。

父親が言い返したことでサッカー人生がそこで終わってしまったかもしれませんし、もしかしたら別のところで頑張って結果的に今のポジションと同じところまでいっていた可能性もあります。

個人的には今の解説などを聞いても、サッカーに対する愛情が半端じゃないので、高校生のころに何かあったにしろ、最終的には現在と同じようなポジションについていると思っています。

「パワハラはダメ」なのは分かります。ただパワハラは一般社会でもそこら中にあります。資本主義である以上、完全になくすことはかなり難しいです。他人への評価ができなくなります。

しかもサラリーマンの場合は40代ぐらいに「急に出世できなくなる」ことが多いです。この出世には「上司による評価」がつきまといます。

その評価は正当なものだけではありません。正当な理由なく「出世できない」ので、パワハラと考えることもできます。40代で「どうでもいいような仕事を任せられる」ので、考え方によってはパワハラですよね。しかも「40代」になってからなので、転職しようにもなかなかできません。

つまりどこの世界にもパワハラととらえることができる現象は日々起こっています。そのなかで「自分が大切にしているものは何か」というのを考える必要があります。

例えばサラリーマンの場合だと「何でアイツが俺より出世するんだ!業績が悪くなったらあんたの責任だからな!」と辞職する覚悟で上司たちに言うこともできます。

このように反発すると、「会社内の別の派閥から声がかかる」こともあるのです。なかなか面白いじゃないかと。

パワハラされて、それに従う理由が「お金のため」という人は多いです。当然ながら日々生活をしていかなければいけないので、お金は大事ですが、「お金よりもプライドが大事」という人もいます。

「こんなカスみたいなやつに文句を言われる筋合いはない!」とプライドを重視する人もいます。どちらがいいというわけではないですが、自分自身が納得する形を取ったほうが今後後悔しませんよね。

そしてパワハラをするときは「相手を追い出す!」ぐらいの強い気持ちがないとできません。「相手にも家族があるし・・・」などと考えていてはダメで、「社会的制裁を加えて二度と道の真ん中を歩けないようにしたい」という意気込みで頑張るほかありません。

そのためにも上記でも書きましたが「証拠」は必須です。「こんなことを言われた・された!」と言っても「その証言が本当かどうか分からない」のです。

パワハラをしそうな人は絶対にその兆候があります。言い返すことが性格的にできなくても、「録音や録画」はできるハズです。

パワハラをされたら「まずは証拠を抑える」のがこれからのスタンダードになるのは間違いありません。また指導する立場の人も「なかにはヤバイ教え子もいる」ということを認識して、ハメられないように、自己防衛のためにも録音や録画をしたほうが良いです。発言を切り取られたりすることも考えられます。

指導するほうとしても、録音や録画をしたほうがラクだと思います。

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