【胸アツ】世界をリードする「地球の姿勢を測る」技術とは

私は独身で子供がいないが、もし子供に「勉強ってなんでするの?」と聞かれたら、こう答える。

「地球の姿勢って気にならない?」

国土地理院では、観測技術「VLBI」によって「地球の姿勢」を測っています。これが凄い技術。

VLBIとは、Very Long Baseline Interferometry(超長基線電波干渉法)の略で、天体からの電波を利用してアンテナの位置を測る技術です。
引用:国土地理院(LBIとは)

何か難しそうな技術ですが、「さまざまな技術を支えている根幹的な技術」と言えます。一番身近なものといえば「時刻」。この「正確な時刻」を測定するのも、VLBIの技術が使われています。

正確な時刻を測るのも、実は難しい技術。それは「地球の自転は常に速度が違う」からです。そのためドイツとハワイにある観測局と連携して、世界規模で、不規則に変化する自転を測定しています。

当たり前すぎて気づきにくいことですが、正確な時間を測定するのは、現代では非常に大切です。

「通信」や「金融」などの面で、少しのズレが大きな損害を生じさせる可能性もあるのです。

例えば、A株式市場とB銀行の間のシステムで、10秒の誤差があったとき。

このとき、10秒誤差があることを知っている人がいたら、直ぐに大金持ちになれます。B銀行が購入した株を直ぐに買って、10秒後にA株式市場でB銀行の「買い」が反映されたと同時に売れば良いのです。悪用されれば、安全保障にもつながる大きな問題です。

また、この測定技術は、「日本とハワイが毎年6cm近づいている」という「地球規模の地形の変化」も測定しています。地震が多い日本では、このような「地球規模の地形の変化を知っておく」というのは非常に重要です。

このような、「あらゆる技術の根幹となる技術」は、今後、5Gといった通信が発達する世界ではますます重要になりそうです。しかもこの分野では、日本は世界をリードしている様子。

カナダや米国で始まったVLBIは1970年代後半に入り日本でもシステム開発が開始されました。 開始後、日本の研究・開発は目覚しい発展を遂げ、わが国が開発した観測システムは今や世界をリードするに 至っていると言っても過言ではありません。
引用:日本のVLBI(超長基線電波干渉法)システム開発の歴史と概要

こういった根幹的な技術で日本が世界をリードしているのは良いですね!GOODです!

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