高齢者が元気すぎて全然トップから下りない

経営トップの高齢化が止まらない

中小企業白書を何となく眺めていると、経営者の平均年齢がとんでもない勢いで上昇していることが書いてあった。なんと、この二十年で20歳近く上昇している。具体的にいえば、20年間で47歳から66歳へ移動している。これはとんでもないことだ。今後はさらに、高齢化が進むだろう。

66歳といえば、車をしっかりと運転できるのだろうか?車の運転も出来ない人が会社を「運転」できるとは思わない。さらに、白書を読み進めてみると、設備投資、IT投資、人材投資、海外展開投資、研究開発投資、広告宣伝投資すべての面で、年齢が上がるにつれて、今後3年間で計画している支出が少ないのだ。

どうやら、高齢化するにつれて、経営も保守的になるらしい。

経営者の交代がスムーズにいかないと利益も少なくなる事実

経営者が交代した場合、白書では、約1.5パーセント形状利益率が高い。これは、もう数字で出ているので、高齢者の経営者には出来るだけ早く「トップから下りてもらう」しかない。相談役などに回るべきだ。

「まだまだ若いもんには負けん!」

と森元総理(78)のように張り切っていると、「老害」と言われても仕方がない。しかるべき時に、後継者に道を譲るべきだ。何もあなたがしなくても、他の誰かが、あなたよりも上手くやりますよ、と優しく引導を渡すしかなさそうだ。

さらに、「成長への意識」というのも高齢の経営者は意識が低い。「リスクを伴ってまで成長したくない」と答えた割合が多いのは高齢の経営者。さらに、「雇用を維持・拡大しなければならない」と考えている割合が低いのが高齢の経営者。白書をみると、キレイに年代別に分かれている。

これは何を意味するかというと、売り上げが悪くなったら、真っ先に労働者を切るということだ。この意識の差も大きいのではないだろうか。若い経営者は、逆に、雇用を維持・拡大しなければならないと考えており、リスクを伴って成長しようと考えている。この違いは大きいと感じる。

IT化が今後の取組は必須

前回の、米大統領選でも、「情報セキュリティー」について討論があった。おそらく、ヤフーの情報漏えいやヒラリー氏の問題なども絡んでいたと思われるが、日本の中小企業白書でも、IT化を推進すべきことを書いている。

収益力の高い企業は、もちろん効果的にITを利用している。さらに、ITを利用している企業の中で「稼いでいる企業」と「稼いでいない企業」の違いもある。65歳を過ぎて、今までITに触れていない経営者がいきなりその変化についてこられるのだろうか。そして、その重要性も認識できるのかはかなり怪しい。

その違いは、「従業員からの声を聞いているか?」という点からも見えてくる。稼いでいる企業は、従業員の話をきいて、それを実際に業務に反映させていることが多いようだ。稼いでいない企業は、一度導入したら、従業員からの声は聞いていないということだ。こうしたところから、従業員と経営者との間で、認識のズレや目的がうまく伝わらないといったことが起こるのだろう。

投げっぱなしはダメ。

こういったことに柔軟に対応できる人材へと、経営者が交代しないと中々その重要性が分からない。

承認欲求の満たし方が上手いトランプ大統領出典:WikiImages(pixabay)アメリカのトランプ大統領を見ていると、他人に対しての「承認欲求の満たし方」が上手だと思えるときがあります。安倍さんのことも「彼は凄い奴だ!」と日本のニュース

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まとめ

  • 経営者の高齢者がこの20年で平均20歳上昇
  • 若い経営者に交代すると平均で利益率が上昇
  • 車の運転が出来なくなったら、会社の運転もやめるべき

参照:中小企業白書「http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H28/PDF/h28_pdf_mokujityuuGaiyou.pdf」

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