円安はいつまでも続かない?2017年はユーロの動向も要注目

トランプが大統領に就任するまでは円安

おそらく、誰もがそう考えていると思います。「特別な事」さえなければ、このまま期待感だけで少なくとも就任するまでは大丈夫だろうと。

ただ、その後は分からない。

議会との関係は?FRBの利上げの影響は?公共投資などの実行性は?

どれも分からない。

アメリカの株高の影響で円安進むトランプの政策によって、今のところ、円安になっている。政策と言っても、まだ何もしていないのだが、政策「期待」によって米国株は上がり続けている。法人税の減税や米国のインフラを整えるための財政出動によって経済が活発

そして、トランプは「海外に移った工場を自国へ取り戻す!」と言っているが、いまは米国の雇用は好調で、ほとんど完全雇用に近い状態です。

ということは、賃上げが要求されるということだと思いますが、その上昇分を価格に乗せると競争力が落ちてきます。

どうするんだろう、と本当に思います。自国へ工場を引っ張ってきて。

いやいや不安定さではユーロも負けていません

イギリスのEU離脱から始まった感のある「自国ファースト」。これも様々な問題がこれから起こっていくことが予想されます。

個人的に身近なところでは、プレミアリーグでヨーロッパ選手の扱いだ。ビザの問題が出てくるかもしれないが、今のところ、全然規制されるとかそういう話は聞かない。

ヨーロッパの主要国で、2017年はイベントが多い。3月に下院選挙が行われるオランダ。4、5月に大統領選、6月に国民議会選挙、9月に上院選挙が行われるフランス。ドイツでも秋に連邦議会選が行われます。

目白押しすぎて、一気に左から右へ移る可能性もあり、本当に後から振り返ると「いやー2017年が始まりだったね~」となるかもしれません。

特に、上記で挙げた各国では、いわゆる極右政党がどこまで躍進するかが注目ポイントです。これはもうある程度、票を伸ばすことを前提にしているので、右寄りに欧州で変化していく可能性が高いです。

欧州の株価を見てみると、アメリカが史上最高値を更新しまくっているなか、そんなに上がっていません。おそらく、2017年の動向を見極めないと買えないからだと思います。

極右政党が政権へ一定以上の影響力を持ち始めると、「ユーロからの離脱」が考えられます。イギリスの同じような感じだと思いますが、「自分たちのことは自分たちで決める」ということを考えている人たちが増えてきている、ということが大きいのではないでしょうか。

ユーロの中でも、貧しい国から出稼ぎで自国にやってきて、安い賃金で働かれると「ちょっと待ってくれ」という気持ちは当然ですし、まず自国の若者たちの失業率が高いというのも問題です。

ユーロ離脱派が政権を取ることになると、本当に大きな影響が出るかは不透明です。

イギリスでも、今のところはそんなに大きな影響は出ていません。一時はポンドも下落しましたが。

ユーロのメリットとしては、やはりその枠内での「自由な人、モノ(サービス)、金」の流れだと思います。

今までの、世界の大まかな流れとしては、この「自由な経済」というのが席巻しています。

しかし、今はこの流れに「待った」をかけている状態。上記三つの自由な流れのうち、おそらく問題となっているのは「人の流れ」だと感じます。

アメリカでも、この「人の流れ」が問題になっているので、世界的にこの自由な人の流れというのは、転換期に差し掛かっていると言えそうです。

つまり、安い賃金で働く人たちを自国に入れるな、ということになります。そのことによって、自分たちの職を奪われ、または賃金の低下につながっていると。

しかし、これをしてしまうと、企業側から見ると「じゃあ東南アジアに工場作ろう」ということになります。何も自国で大量雇用をして、高い賃金を払って費用負担の増加を受け入れる必要はないのです。その点、やっぱり世界のトヨタはすごいなぁと感じます。

今は、中国は簡単なモノづくりの工場から電子機器などの工場へと移っています。そして、賃金の上昇も見られるので、作業が簡単なモノづくりは「ベトナムやミャンマー」などに流れています。

先進国の雇用を守るということになると、この矛盾が生じます。海外からの工場を自国に呼び戻すということは、自分の国だけがしても意味がないと思います。その間に、中国などは安い価格で販売することが予想されるからです。

このような政策を取るときは「全世界が一斉に同じ政策」を取れば、先進国は上手くいくと思いますが、それは現実的に不可能です。

アメリカが「自国に工場を移す」という行動を取れば、別の国は「海外への工場を増やす」というところも出てくることが予想されます。

これは当然で、他の企業が「自国で車を作る」ということになると、その他の企業にとっては価格勝負で「チャンス」ということになります。

そうはさせないと、そこに「関税」を掛けていくのだと思いますが、そうなると車の価格は高い状態です。売れません。

キューバでは、今もかなり古い車が街を走っているというらしいですが、アメリカでもそういう風になってくるかもしれません。中古車だけが売れて、新車は高くて購入することができない、と。さすがにここまで極端になることはないと思いますが、大まかな流れとしてはこういう流れだと感じます。

ヨーロッパのほうでも、同じような流れで出来るかもしれません。アメリカでは「減税」や「公共投資」で景気を刺激する予定ですが、ユーロないでは財務体質も重要なので、まったく同じ政策を取るということは厳しいです。

2017年は、アメリカだけではなく、ヨーロッパのユーロも要注目です。こういう円安が続いている機会に、FXなどを初めてする人は、大きな損失を食らわないようにするのが本当に重要です。

今続いている円安も、アメリカは好調ですが、ユーロ安によって円高になる可能性は十分にあります。その時に、同時に米ドル安の方向になってしまうと、一気に90円台までナイアガラ状態になり「お早いお戻りで」ということになることもあり得ます。

まとめ

  • 2017年の前半はユーロ主要国で重要なイベントが多い
  • 特に極右政党がどこまで躍進するかが注目
  • イギリスの離脱交渉の中身も注目

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