トランプの勝利は白人労働者階級の人数増加、世界の勢力図の変更の過渡期に

トランプが次期米大統領に

円高ドル安

米大統領選で、トランプがヒラリーに勝利した。これは、日本のメディアやアメリカのメディアでも意外だった結果だったようだ。それもそのはずで、ヒラリーのメール問題も投票日前には一応決着した。

「一般的に考えれば」ヒラリーが大統領になると誰もが思っていた。

しかし、結果はトランプが大統領に。

「マジかよ」と日本中の人たちが反応したと思う。

為替ではドル安で反応、円は全面高の展開に

それは、早速、こういったことに敏感な金融市場に反応が出た。先行きの不透明感からドル安に流れた。円も全面高の展開になった。しかし、100円をうかがおうとすると、「日銀の介入」があるかもということで一定の落ち着きを見せた。この乱高下はまさに「イギリスのEU離脱」とそっくりである。

9日現在は103円で推移している。まあ、影響があると言えばあるが、そんなに影響は出ていない。なんせトヨタの米ドルの予測設定は102円なので、そこまで大打撃というほどではない。許容範囲内である。

そもそも、日本にとっては、ヒラリーのほうが長期的に見て「円高」のリスクはあったように思う。中国ひいきにしてるし。

今回の結果は労働者の意見が反映された結果

この大統領選挙は、白人の低所得者層の労働者階級により支援が大きかったといわれている。つまり、この白人たちは、「給料をあげてくれ」と言っている。これに対してトランプは「アメリカをまた偉大にする!」と答えている。

ちょっとよく分からないが、「アメリカの建設業」は景気が良くなる可能性は高いと思う。大統領が決まったときの演説でも「箱ものを作る!」と言っていた。これは公共事業への支出を増やすということだから、共和党的な「自由な経済」ということからは少し離れている気がする。

ただ、アメリカ中の橋や道路、病院を造ることになると、確かに労働者を創出することはできる。もしかしたら、メキシコの壁を白人男性が造ることになるかもしれない。そうするとやる気満点で作る。

アメリカのダウ平均株価は史上最高値でも労働者は「景気が悪い」

いま、ダウ平均株価は史上最高値だ。この状況でトランプは「アメリカをもう一度偉大な国に!」と言っている。これは非常に「おかしい」状況である。会社はもうかっているのに、それが労働者に配分されていないということになる。

こういった状況は日本にも波及してくるだろう。いや、すでに少し日本でもこういう現状はある、株が上がっても一般人には関係ないといった風潮が。しかし、この路線は続いていくだろう。

具体的には、「ストックオプション」が役員たちに給料の現金の代わりに支給される可能性が高い。こちらのほうが会社にとっても、もらう個人にとっても都合が良いからだ。

ただ、この資本主義の結果として、いまのアメリカの状態があるとすれば、日本は今の段階で少し立ち止まることも必要かもしれない。中産階級と呼ばれる人たちがなくなり、一部の資本家と呼ばれるお金持ちとぎりぎりの生活をしている人に分断される可能性がある。

そして、いくら株が上がっていても一般の多数の人が「景気が悪い」と感じるということになる。

メディアからの批判は相当浴びることになり、市民の反感も買うことになる

今回のトランプの勝利は、「白人男性の勝利」ということになる。メディアや白人以外の民族からの批判というものは、恐らく就任日当日、いやもうすでに今日から出続けるかもしれない。

トランプが選挙活動中に言っていた政策を実行しようとすると、かなり反感を買う。しかし、選挙活動中に言っていたことを実行しなかった場合には、白人男性たちからの「批判」がかなり強く出てくるだろう。どちらかと言えば、この「白人男性からの批判」が出始めたときは、かなり感情的なものになる。

メディアからの批判も、連日続く可能性もある。2017年は景気が後退する可能性が高い、と言われているので、来年1月20日に就任したときには、すでに「景気後退の入り口」に入っている可能性もあり、早々に経済対策でうまくいかないことも出てくる。

第一回のテレビ討論が終了アメリカ大統領選の、第一回目のテレビ討論が終わった。このテレビ討論というのは、選挙でとても大きな影響力がある。今回は、政策の良しあしはおいて置き、テレビ討論を見たときの「印象」について考察したい。不良と優等生今回のテ

世界の勢力図が変わる過渡期

もし、トランプが中東から撤退したりするとそこに入ってくる国といえば「ロシア」や「中国」ということになる。特にヨーロッパの国々にとってはロシアの脅威が増大することは、好ましいことではない。

共産主義的な考え方と民主主義的な考え方では、やはり民主主義的な国の方が良い。日本にとっても、米軍基地問題などが喫緊の課題としてやってくる。どういった対応を取るべきかということが、駆け足でやってくる恰好だ。

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