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香川県のゲーム依存対策は「正しい」

香川県が「ネット・ゲーム依存症対策条例」(仮称)の素案を発表したところ、Twitterなどで炎上しています。

平日はネット・ゲームを60分、休日は90分に制限するという条例です。

当然ながら現在18歳未満のゲームやネットをしている子供たちは反発しています。

しかしこれは方向性的には間違っていません。ただ「伝え方」が下手なので

「子供の意見を無視している」「大人の考え方を押し付けている」と捉えられ、子どもたちは尾崎豊のように大人たちに反発してしまいます。

子どもたちが盗んだバイクで走り出す前に、もっと「規制される側の子供たちが納得感を持つような説明」が必要です。

ちなみに「大人」がこの件で反発しているのは「ポジショントーク」です。自分の立場を有利にするための反発です。つまり「子供たちの支持がほしい」と強く強く考えています、怖いですね。

現在18歳未満の子供がいない普通の大人は「別にどっちでもいい」という認識です。

それでは「別にどっちでもいい」と考えている私の考え方をお伝えします。

まずはフォートナイトを例にして簡単に今回の記事で伝えたいことをご紹介します。

スクワッドでフォートナイト初心者3人とフォートナイトをやり込んでいる人(自分)が一緒にゲームをしているシチュエーション。

初心者たちは、「ストームが来てるのに呑気に他の仲間たちとエリア外でエモートダンスバトル」をしています。

資材はゼロ、武器はクワのみ、もちろん回復はアーマーも本体回復も何も持っていません。しかも「安地」をマップで見ると「めちゃくちゃ遠い」。

「早く安地いこーぜ」と言っても

初心者は、いつまでたってもエリア外でエモートダンスバトルを止めません。

「何やってんの?ちょっとは先のこと考えろよ、バカじゃね?単細胞なの?ねぇ教えて?」となりますよね。

資材を完ストにして、宝箱を開けて武器・回復をそろえる。さらに「できるだけ早くストームが来る前に安地の真ん中に行く」。そして「安地の真ん中で鉄で要塞を建てる」。

「ゲームに勝ちたいんだったら、ちゃんとしようよ」と思うのではないでしょうか。

もちろん武器をそろえても途中で敵にやられることもありますし、安地の真ん中で要塞を建てても周りからロケランやグレで集中砲火を食らうこともあります。さらに安地が外れてまた移動をすることもあります。

しかし「勝つための準備としては間違っていない」です。

初心者が聞いてきます。「どうやったらビクロイ取れんの?」と。

そこで「エモートばっかしてないで、敵のいないところに降りてちゃんと資材集めて、宝箱も・・・」と説明すると

「なんで?踊りたいんだけどwwエモート面白いじゃんww」と初心者が言ってきます。

「いや、エモートもいいけど、それは『安地』に入ってからでもいいじゃん。安地にいかないと、いずれ死んじゃうよ」と言っても

「なんで?」と初心者は言います。

初心者は「安地」も知らなければ「ストーム」の存在も知りません。いくら「いや早く安地に行かないと・・・」と言っても、ずっとエモートを踊っています。

最初に素材・武器・アーマーを地道に集めて(もしくは敵から奪って)、できるだけ早く安地に行き、「ハイグラを取る」のがどれだけフォートナイトというゲームで重要なのか分かっていないのです。

要はこういうことをこれから書いていきます。

ゲーム依存対策

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子供に対するゲーム・ネット規制の方向性は正しい

私は「平日に60分もゲームをすれば十分じゃない?」という考え方です。つまり学校に行って家に帰ってきてから寝るまでの間に60分もゲームができるんだったら、「それは適切な時間配分」という感覚です。

それに「時間を区切ってくれたほうがラク」なこともありますよ。

なかには「友人たちとの人間関係を壊したくないからゲーム・ネットをオンラインにしている」人もいるのではないでしょうか。

オンラインで四六時中友人たちと「つながってなくてはいけない」という状況が精神的にきつい人もいるはずです。

「何でネット・ゲームの規制すんだよー」と反発してくる子供に対しては

「今の日本は学歴社会だから、どこの大学に入るかで人生は『ほぼ』決まる。良い大学に入ると「それなりの会社」に入れる。大学に入るまでの間を苦労するか、22歳から死ぬまでずっと苦労するかどっちがいい?」と大人は本音を言わないといけません。

大人がやたら「勉強しなさい」と言います。

もちろん「勉強する」のが目的ではありません。勉強して「良い会社に入る」のが目的なわけです。ただそこが最終目的ではないですが、良い会社は「ほぼ」最終目的で、給料も安定しています。

給料が安定すると、自分のやりたいことができる選択肢が増えるので「人生が豊かになります」。家を買うのも車を買うのも、旅行するのも、友人や恋人と食事に出かけるのもお金が必要です。

もし、友人や恋人と食事をしたり、自分の欲しい車を買ったり、好きな場所に旅行をしたいと考えている人にとっては、お金は人生を楽しく過ごす上で極めて重要なものです。そのため「勉強するのは人生を楽しく過ごすため」ということにもつながります。

日本の現在の雇用システムを考えると、よほどのことがない限りクビにはされません。

つまり「良い会社に入れば金銭的には一生安泰」の可能性が極めて高いのです。

もちろん例外はあります。しかしそれはあくまで例外。降水確率10%の日に「雨が降るかもしれない・・・」とカッパを着て外に行く人はいませんよね。

一般的には「良い人生を送るためにはある程度のお金は必要」です。その手段として18歳未満の子供が今できることで、一番効果があるのが「勉強」。

18歳までの時間は「ゴールデンタイム」です。

しかし子供は現在ゴールデンタイムの真っただ中のため、「自分の時間がどれぐらい価値があるか」に気づいていません。

その時間のなかで、「ずっとゲームをしている」のを端から見ると

「ゲームは平日60分ぐらいにして、いい会社(役所)に入るために勉強しなさい」というのが「子供想い」の大人の意見です。

好きなだけゲームをしていいよ」と大人が18歳未満の子供に言うのは、私から見ると「何らかの策略じゃないか?」とさえ感じます。例えば自分の子供には勉強させて、周りの子供には勉強するなと言うことで相対的に自分の子供を有利にさせるとか。

良い会社に入っている親ほど、「子供たちに勉強させようとする」のは何故でしょうか。

それは「良い会社に入ると人生イージーモードになる」というのが分かっているからです。

現在の日本の特に大会社は労働組合・会社のシステムによって雇用が分厚く守られています。そして「そこそこの仕事をしているだけ」で、それなりの給料がもらえます。

さらに老後の年金の受け取りも「明らかに多い」です。ちなみに国民年金(会社員以外)だと「現在で」65歳になったときの受け取り平均額は月に5万5千円。会社員の平均は14万円。

月に5万5千円で生活ができるでしょうか?

一日約2,000円のなかで、何ができますか?そこから家賃、電気代、通信代などを支払うと「生活ができないレベル」。最悪収支がマイナスになることもあり得ます。

「65歳以上になってもお金の心配をしながら働き続けるか」それとも「ゲームする時間を『少し』抑えて勉強するか」

答えは簡単です。

「少しでも勉強して良い大学に入り、良い会社に入る」ほうが良いのは誰が考えても明らかです。100%そのほうが良いのではなく、良くなる可能性が極めて高くなるのです。

実際に大会社に入ってみて「これは違う」と感じることもあるかもしれません。そうなったときは「そのときに考えれば良い」のです。少なくとも「自分で自分の将来を選択できる状況」を作ることが重要です。

ネットやゲームの規制に反対している「現在18歳未満の子供」は「合理的な判断」をするようにしましょう。

簡単に言えば「ネットやゲームをしている60分」と「今日学校で勉強してきた内容を復習する60分」のどちらが客観的に見て将来に役立つでしょうか。

もちろん現在すでに好きなことが明確にある子供の場合は別です。将来のことがはっきり想像できていて、その道筋まで計画できている人は問題ありません。そしてもしその夢の途中で失敗し、金銭的に将来苦しむことになっても後悔しないという人は、そのままその道を突き進むのがその人にとっての幸せです。



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