ドイツで「肉税」増税も?牛のオナラとゲップで地球温暖化を懸念

ドイツでお肉を食べるときに、今までよりも価格が上がるかもしれません。ドイツの左派政党では、肉を増税することで、牛のオナラやゲップからもたらされる環境破壊から地球を守るとしています。

環境問題だけでなく、「ヴィーガン」に対してアピールする要素もあります。

日本ではまだこのような目立った動きはありませんが、欧米では比較的流行している動きとなっています。

牛さん

ドイツで肉税増税とは

ドイツでは日本の消費税と同様のもがあります。それはVATと呼ばれる付加価値税で、何か商品を購入するときに税金がかかる仕組みです。

ドイツの付加価値税は現在19%と高い水準になっていますが、普段生活するために必要な日用品・食料品は軽減税率が適用されて7%となっています。

食料品など身近な物に限っては日本より安いのは興味深い点です。

この軽減税率は「肉」にも適用されていますが、ドイツの左派政党は「軽減税率の廃止」を訴えています。

どうして肉税増税の流れになったのか

肉税を増税しようと考えている理由は主に以下の2点です。

  • 「牛のオナラとゲップによる環境破壊」
  • 「ヴィーガンへの配慮」

まずドイツでは、牛のオナラとゲップによる温室効果ガスの増加に注目しています。牛が普通に生活しているだけで、オナラやゲップで温室効果ガスがたまっていき地球の環境を破壊しているという指摘です。また牛肉にするための肥料や生産段階でも温室効果ガスが出ると憂慮しています。

メタンは二酸化炭素に次いで地球温暖化に及ぼす影響が大きな温室効果ガスです。メタンは、湿地や池、水田で枯れた植物が分解する際に発生します。家畜のげっぷにもメタンが含まれています。
引用:気象庁HP

これを軽減するために「肉税を増税して肉の消費を抑える」⇒「牛が少なくなる」⇒「温室効果ガスが減少」⇒「地球に優しい」という流れです。

次に、左派政党の支持基盤である「ヴィーガン」の人たちへの要望に応えているとも考えられます。ヴィーガンの人たちにすれば「肉を食べるという行為そのものがダメ」なので、肉税の増税には当然ながら賛成の立場です。

今後どうなるのか?

現在のところは「恐らく肉税の増税は回避される」見込みです。肉税を増税すると、農家や食品業界からの強い反発が予想されます。

しかしヴィーガンへの流れ(肉を食べない)は今後も続いていくのではないでしょうか。宗教上の理由に加えて、「牛や豚を食べるのは野蛮」という風潮。クジラと同じようなイメージでしょうか。人工肉なども出てきているので、日本でも同様の流れが出てくる可能性もあります。

参照:2DF(Was Sie über die “Fleischsteuer” wissen müssen)


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