ミスタードーナツが値下げで他の飲食店も追随か

健康志向?節約志向?メディアでも意見分かれる

ミスタードーナツ

ミスタードーナツは、「ポン・デ・リング」や「オールドファッション」を130円から100円に11月8日から変更すると発表した(ともに税抜き)。「原点回帰」とスローガンを掲げているということだ。勝手に値上げして、勝手に値下げして「原点回帰」って言われても・・・。

各社メディアの反応を見ると、節約志向の消費者に対応、や健康志向の消費者に対応のため、という風に意見が分かれている。いや、そもそもドーナツ自体のニーズが頭打ちといった意見もある。

この節約志向の消費者に対応というのは、まさに「デフレの始まりじゃないか」とも思える。日銀の黒田さんも顔真っ青だ。次の健康志向というのはドーナツは「カロリーが高い」というイメージがあるため、油分をカットした商品などもリリースされる予定だという。

今回のミスドの値下げは他の飲食店も参考にしているのではないだろうか。

ミスドは売上高が年々減少しテコ入れが必要だった

ミスタードーナツの売り上げは2015年が1020億円、2016年が915億円と年々確実に減少している。なお、この売上高減少の時に「値上げ」を行っている。2015年の4月より10円程度の値上げが行われている。この時の値上げの理由としては、円安による原料上昇や、人件費の上昇が原因のようだ。この対策も見事に裏目に出て、今回は「値下げ」という風に舵を切った。

さらに、今期の第一四半期の資料を見てみると、約4億円の営業損失を計上している。この不調の中で、営業利益を確保するためにできることといえば、費用を削減するか売り上げを伸ばすことだと思われるが、どうやら国内のドーナツ市場は「頭うち感」が相当ある。

コンビニなどでもドーナツ事業は不調の様子で、ぎりぎりの天井のなかで首を曲げて立っている状態だ。こうなると、このドーナツ事業は徐々に縮小するのかと思えば、そうではないらしい。1300店舗のうち1000店舗を今後、改装して、高付加価値型の店舗を目指すということだ。

7割が女性客、今後はヘルシー志向に?

ミスタードーナツの売り上げの約7割は女性である。先ほども触れたが、その女性たちの給料が減っているなか、値上げをしていては、よほどのコアなファン以外は買うのを控えるだろう。そして、次は「ヘルシー志向」というドーナツが発売される予定。

ドーナツで「ヘルシー?」ちょっとどういうことか分からないが、恐らく女性はドーナツを食べるときは

「きょうはカロリー高いのこれでおしまい」という感覚で食べているか「カロリーなんて関係ねぇ」というカロリーは高いのは分かっているけど食べてしまう、という人が多いと思う。

健康食品の一つとして、ドーナツを食べるのだろうか。いやドーナツを食べる代わりに他のところで健康志向を目指しているような気がする。

さらに、実感としては、ミスタードーナツに男性客は入りにくい。私もドーナツは嫌いではない。たまにコンビニで購入するときもある。あのケーキ店のような内装の問題なのか、良く分からないが、何となく入りにくい。男性客が3割もいるとは思えない。

おじさんたちも、本当はドーナツが食べたくてチラチラ見ているかもミスタードーナツを見ているかもしれないが、入りにくい雰囲気があり、コーヒー店に入っているのではないだろうか。おっさんも甘いものを食べたい時がある。

正直、ドーナツはミスタードーナツのドーナツが一番ドーナツしている。

まとめ

  • ミスドの値下げは他のフード事業もその結果を注視している。デフレの始まり。黒田さんドンマイ
  • 消費者のニーズが「節約志向」「健康志向」で売上高は年々減少
  • そもそもドーナツ自体が頭うちなのかも

参考:「ダスキン第55期 第1四半期報告書」「ダスキンデータ集

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