災害時や事件・事故の時のツイッターの使い方

災害時や事件時のツイッターの重要性は増している


出典:SplitShire(pixabay)

昨日の季節外れの台風による大雨の影響で、奈良や大阪を流れる「大和川」が一部氾濫するなどの被害が出ました。ツイッターでは「選挙速報より台風情報を」といった声が多く聞かれました。

しかし、テレビのほうでもなかなか直ぐに対処が出来るものではありません。情報発信の遅さにやきもきしていた人もいるかもしれませんが、システム上仕方のないことでもあるのではないでしょうか。そこで、我々一般市民、特に災害が発生したときは、その災害の周辺にいる一般の人たちが情報を伝える側に回るのですが、その伝え方などについて、もう少し整理をしたほうがいいんじゃないか?と思いました。

昨日の場合で言うと「大和川のどの部分が氾濫しそうなのか?」といった情報が知りたかったのですが、具体的な情報はほとんど見つかりませんでした。

ツイッターで「大和川」と検索すると「大和川氾濫するってマジ?」「大和川危険です!」といったよく分からない情報が乱れまくっていた為です。

そこで、災害時や有事、または事件や事故のときにおけるツイッターの使い方について整理しました。

簡単に分けると

  • 情報を発信する人
  • 情報を必要としている人
  • 野次馬

の三つに分けることができると思います。

ツイッターでの災害時や事件情報の取り扱い方

一番気を付けたいのが、「情報を発信する人」です。今回の台風災害の場合も、大和川が氾濫しそうな写真をつけて「大和川マジでヤバイです!」といったツイートを多く見かけましたが、正直、これだけでは情報としては不十分なのです。

大和川といってもその範囲は広いです。「大和川のどの辺りか?」というのが非常に重要です。できれば、近くにある建物などで住所を確認してから「○○市▽▽町」付近といった具合に、もう少し「場所を特定できる」ようにしたほうが良いです。もし、場所などが分からないといった場合は、「周りの写真も撮る」と誰かが場所を特定してくれます。つまり、氾濫している部分のみを撮るのではなく、同時に「その場所がわかりそうな建物など」を撮ることも大切です。

こうすることによって、その近くにいる人たちは「より現実的な」脅威を知ることが出来ます。本当に情報を必要としている人は、災害などが起こりそうな地域に住んでいる人や実際に災害が起こっている人です。そういった人たちに向けて、少しでも具体的で正確な情報が求められます。

また、災害ではなく、事件などの場合、特に「現在進行形で動いている」事件の時は何もしないほうがいいです。

「やべー、立てこもりでそろそろ警察突入するっぽい、怖い」などとツイッターに投稿し、実況中継するのは絶対にやめておくべきでしょう。

日本ではまだこういった事件は起きていませんが、アメリカ・ラスベガスでの銃乱射の際、ラスベガス警察が「警察や特殊部隊の位置を投稿しないでください」と呼び掛けています。(参考:ラスベガス銃乱射で警察「部隊の位置をSNS中継しないで」…日本で起きた場合の問題 ニコニコニュース)

こういう事件の場合、その犯人もツイッターなどの情報を見ている可能性が高いです。日本でも今後、こういった種類の事件が起こらないとも言い切れませんし、そういった場面に遭遇したときに何も考えずに「投稿」すると、事件の加害者側に無意識に情報を提供し、結果的に加担していることにもなります。

最後は、こういった災害の時などに一番多い「野次馬」です。災害や事件などに直接関係がない人たちのツイッターなどSNSの使い方です。

今回の「大和川氾濫の危険」でも

「大和川氾濫ってマジ?」や「大和川が大変なことになってて怖い」「大和川の情報テレビで流せよ」といったツイートが非常に多かったです。

大和川の情報を知りたくて「大和川」とツイッターで検索すると、上記のような「意味のない情報」が溢れていて、本当に欲しい情報が埋もれて出てこないのです。

こういった「マジでやばそうな災害」のときは、不要なツイートは控えるべきだと思います。重要そうだと思うツイートに対してリツイートするだけで十分です。本当にその情報を必要としている人に、必要な情報が届きにくくなる可能性もあります。

なので、災害時の「情報発信」をする場合は「場所も詳しく」書くことを意識し、事件や事故で現在進行形で動いている場合は「写真は撮ってもいいけどSNSにアップしない」ということが必要になります。「インスタ映えしそうだ!」と思ってもグッとこらえることが大切です。

または、ハッシュタグを災害や事件などの際に「現地情報」として統一されたものがあれば便利だとも思いました。災害などの時、ツイッターで知りたいのは「現地の状況」です。それを絞り込めるような機能やハッシュタグがあれば、より正確な情報が共有できるのではないかと感じました。

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